ゼミ日誌 駒澤大学・小林ゼミナール

科目名: 演習 II

開催日: 2001 523日、木曜日

司会者: 岩本

欠席者: 岩佐、蕎麦田

日誌記録者: 小高

次の日誌記録者: 上滝

全体的なテーマ: 

B班の発表:A班から推薦された資料について

報告者名、各報告の題名/分担の範囲: 

1.       鈴木:生産請負工場EMSが開く未来

2.       森田:eコマースでは顧客を囲い込めない

3.       天笠・上滝:決済・コンビニでの代金収納と携帯電話が突破口

各報告の主要点、提起された論点 

1.       日本の工場はEMSによって生まれ変わるのか?

2.       eコマースで顧客の囲い込みはできるのか?

3.       なぜ日本のeコマースではコンビニ代金収納が多く利用されるのか?

討論の内容 

1.       日本の工場は生まれ変わるのではなく淘汰されてしまうのではないか? EMSを実現するには企業の分業化が課題。

2.       テーラード・マーケティングはうまくいかない。

3.       日本とアメリカとは地理的要因や国民性に違いがあるため

教員の発言

1.       中国などの近隣諸国との人件費の差を考えると日本のEMSには難しい点もある。トヨタ生産方式・セル生産方式を導入する努力も行われてはいるが。

特記事項:

小林先生から、幹事会の経過、インゼミについて報告があった。

鈴木君からインゼミについて報告があった。

 

来週も2研2階の会議室で行いますので、みんな静かにくるように!

感想/問題点/提案: 

 ちょっと、暗かった感じもしました。なんとなぁ〜く5月病の人もいるかもしれませんが、もうすぐ5月も終わりです。みんな、元気にがんばりましょう!

自由カキコミ: 

コバマサより: この日は、大学のゼミ紹介のためにビデオ撮影があった。ビデオカメラが気になるせいか、報告者がやや緊張気味だったようだ。撮影スタッフ曰く、「緊張感に満ちていてこれも良いですね」と。

 eコマースでは顧客を囲い込めないという論点に関連して、消費者は気まぐれなのだから、完全な囲い込みははじめからありえない。とすると、インターネットを使って消費者向け販売を行うことの企業にとってのメリットは何かが問題になる。この点の問題提起が森田君の発言にもあったが、これが十分に議論できなかったのが残念だった。

 なお、イトーヨーカ堂がコンビニエンスストアを始めようとしたときに(1972年)提携したアメリカの流通企業の名前は「サウスランド」である。アメリカの機械メーカーで有名なサンドストランド社と混線していたので訂正しておきたい。

 

 最後に、最近のゼミ日誌は情報量が少なすぎるようで、さびしいね。

Ver. 4/7/01