駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  006801 / 宗教学概論
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  火曜日 4時限
 単位数  4
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  矢野 秀武(ヤノ ヒデタケ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  宗教学は、諸宗教の多様な歴史や特質を明らかにし、また諸宗教が共有する特質をも考察する学問である。本講義では、次の3点を学んでもらいたい。1、世界の諸宗教に関する基礎知識、2、宗教の共通性や特殊性、3、人間・社会に対する宗教の多様な影響。授業は講義形式で行うが、授業時に問題を解いたり、質疑応答なども行う。またYeStudyでの資料配布、授業中のコメントシート配布と応答なども行う。
 到達目標(ねらい)  特定の信仰を持っている人、宗教には興味があるけれど信仰をもっていない人、宗教や信仰など自分には関係ないし必要もないと思っている人など、宗教については様々な立場からの理解や意見がある。宗教学は、これらの様々な意見を橋渡しする学問である。この授業は仏教学部の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) DP2に関連している。この授業では、宗教伝統や宗教的現象について、無批判に肯定するのでもなく、闇雲に批判し遠ざけるのでもない、そういった多面的な視点から宗教を理解できるようになることを目標とする。より具体的には、諸宗教の多様性を理解すること、宗教の共通性を捉えること、宗教的な感性や思考や行動は、人間の営みの様々な領域において(無信仰と自認する人にさえ)見られるということ、これらを理解することが到達目標となる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 授業概要 
準備学習
(予習・復習等)
説明した授業内容と参考書などを確認 60分
第 2 回
授業の計画・内容 宗教性と宗教 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(日本や国外の宗教統計を調べる) 60分
第 3 回
授業の計画・内容 宗教の特質と多様性 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(ユダヤ教に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 4 回
授業の計画・内容 ユダヤ教 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(キリスト教の歴史に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 5 回
授業の計画・内容 キリスト教1 歴史 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(キリスト教の思想に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 6 回
授業の計画・内容 キリスト教2 思想 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(イスラームの歴史に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 7 回
授業の計画・内容 イスラーム1 歴史
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(イスラームの思想に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 8 回
授業の計画・内容 イスラーム2 思想 
準備学習
(予習・復習等)
今までの授業ノートの確認し復習する 60分
第 9 回
授業の計画・内容 小括・ユダヤ教・キリスト教・イスラーム 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(キリスト教の宗派について調べる) 60分
第 10 回
授業の計画・内容 キリスト教の多様性 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(日本のキリスト教の歴史について調べる) 60分
第 11 回
授業の計画・内容 日本のキリスト教 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(ハラール産業に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 12 回
授業の計画・内容 イスラームとハラール産業 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(シンクレティズムの意味と事例を調べる) 60分
第 13 回
授業の計画・内容 シンクレティズム 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(世俗化の意味等を調べる。近代化で宗教は衰退するのかどうか考える) 60分
第 14 回
授業の計画・内容 世俗化論:宗教は衰退するのか?
準備学習
(予習・復習等)
全体の授業内容の確認 60分
第 15 回
授業の計画・内容 前期まとめ 
準備学習
(予習・復習等)
夏季休暇中の課題について準備を進める 90分
第 16 回
授業の計画・内容 後期概要・宗教の見方 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(神道に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 17 回
授業の計画・内容 神道1 神道の基本
準備学習
(予習・復習等)
 授業内で課題を提示(神道の歴史に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 18 回
授業の計画・内容 神道2 思想と歴史 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(修験道に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 19 回
授業の計画・内容 修験道 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(新宗教に関わる基本用語の意味等を調べる) 60分
第 20 回
授業の計画・内容 新宗教 
準備学習
(予習・復習等)
後期の授業ノートを確認し復習する 60分
第 21 回
授業の計画・内容 小括・日本の宗教 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(聖なるものの特質と事例について考える) 60分
第 22 回
授業の計画・内容 聖と俗 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(儀礼の特質と事例について考える) 60分
第 23 回
授業の計画・内容 儀礼 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(神秘体験の特質と事例について考える) 60分
第 24 回
授業の計画・内容 神秘体験 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(カルト問題の特質と事例について考える) 60分
第 25 回
授業の計画・内容 カルト問題 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(宗教的信念を獲得する要因を考える) 60分
第 26 回
授業の計画・内容 宗教的信念の形成 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(慣習と宗教の関係を考える) 60分
第 27 回
授業の計画・内容 慣習的な信仰と回心 
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示(宗教心理学の基礎用語について調べる) 60分
第 28 回
授業の計画・内容 成長過程と信仰 
準備学習
(予習・復習等)
今までの授業ノートをもとに、自分の考えが広がった点や深まった点を確認する。 60分
第 29 回
授業の計画・内容 宗教とは、宗教学とは 
準備学習
(予習・復習等)
全体の授業内容の確認 60分
第 30 回
授業の計画・内容 まとめ・試験の説明 
準備学習
(予習・復習等)
全体の授業内容を復習し、不明点を調べておく 60分
 履修上の留意点等  レポートや試験形式、その他授業の基本的な約束事は、初回の授業でプリントを配布し、解説する。またコメントシートを毎回配布する。
 授業時に配布したプリントは、授業後にYeStudyにアップロードしておく。YeStudyを用いて授業の連絡等を行うので、必ずYeStudyの使い方に慣れておくこと。
 携帯・スマホを用いて授業時に不適切な内容を閲覧している場合には、極めて厳しい対応をとる。
 成績評価の方法
50 % 試験
30 % レポート
小テスト
20 % 平常点




 試験は、定期試験期間に実施する。前後期の講義内容について、基本的な用語や宗教の歴史的変遷について正しく理解しているかどうかを評価対象とする(教員が口頭で説明しているところが重要)。
 レポートは、夏休み前に課題を提示し、後期初回に提出。課題に即した内容と執筆分量と提出時期で評価を判断する。
 平常点は、コメントシートの内容や授業時の参加意欲を評価する(授業を聞いていなくても書ける内容、映像資料についてだけのコメントは評価しない)
 教科書/テキスト
テキストはないが、授業時の配布プリントを教材として用いる。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
宗教学の入門書(いずれも授業時に使用するものではない)。
井上順孝 『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる宗教学』 日本実業出版社、2011年、ISBN: 978-4-534-04812-7
櫻井義秀・平藤喜久子編著 『よくわかる宗教学』ミネルヴァ書房、2015年、ISBN: 978-4-623-07275-0
釈徹宗 『ゼロからの宗教の授業 東京書籍、2009年、ISBN: 978-4-487-80353-8
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 適宜行う力試しの問題が好評なのでこの点を充実させる。
 関連リンク  宗教文化教育推進センターのウェブサイト(http://www.cerc.jp/)に、宗教学関係の過去問や教材(「受験者用」の箇所に過去問題集があり、「教材」の箇所に基本用語クイズや各種データベースがある)があるので、自習に活用してもらいたい。なお、このセンターの「宗教文化士認定試験」受験については、本科目の担当教員が相談を受け付けている。
 実務経験がある教員による授業科目 該当しない
 アクティブラーニング型の授業科目 該当しない