駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  008301 / チベット語初級
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  土曜日 2時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  四津谷 孝道(ヨツヤ コウドウ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 チベット語(正確には古典チベット語)は、主にサンスクリット語等のインドの言語で表わされた仏教の文献を翻訳するためにインドの言語を基に作られたものとされており、またその文字はインドのブラフミー文字が基になったとされている。こうした古典チベット語を学習することは、以下の二つの観点から、重要と考えられる。第一は、古典チベット語に翻訳された資料(チベット大蔵経)に基づいて、散逸してしまったインドの仏教とりわけインドの大乗仏教の文献をある意味で再構成することができるという点である。第二は、チベット人(主に優れたチベット人学僧たち)による仏教理解はきわめて興味深いものであり、また彼らが著した膨大な資料(蔵外文献)が残存しているという点である。いずれの領域の文献を読むに当っても、古典チベット語文法の基礎を学ぶことは必須な要件である。
 到達目標(ねらい) 古典チベット語文法の基礎を修得し、簡単な文章を講読できるような読解力を修得することを到達目標とする。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 オリエンテーション
準備学習
(予習・復習等)
チベットについて 60分
第 2 回
授業の計画・内容 チベット語の文字とローマ字表記(1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 3 回
授業の計画・内容 チベット語の文字とローマ字表記(2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 4 回
授業の計画・内容 発音と辞書の使い方 (1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 5 回
授業の計画・内容 発音と辞書の使い方 (2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 6 回
授業の計画・内容 名詞 (1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 7 回
授業の計画・内容 名詞 (2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 8 回
授業の計画・内容 形容詞と副詞
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 9 回
授業の計画・内容 数詞と代名詞
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 10 回
授業の計画・内容 動詞 (1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 11 回
授業の計画・内容 動詞 (2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 12 回
授業の計画・内容 動詞 (3)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 13 回
授業の計画・内容 助動詞 (1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 14 回
授業の計画・内容 助動詞 (2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 15 回
授業の計画・内容 格助辞(属格)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 16 回
授業の計画・内容 格助辞(具格)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 17 回
授業の計画・内容 格助辞(従格)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 18 回
授業の計画・内容 格助辞(於格或は処格)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 19 回
授業の計画・内容 敬語
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 20 回
授業の計画・内容 その他の重要な文法事項
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 21 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (1)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 22 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (2)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 23 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (3)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 24 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (4)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 25 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (5)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 26 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (6)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 27 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (7)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 28 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (8)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 29 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (9)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
第 30 回
授業の計画・内容 初級に相応したテキストの講読 (10)
準備学習
(予習・復習等)
前回の授業内容についての復習 60分
 履修上の留意点等 授業内容は一続きのものであるため、継続的に出席すること。とりわけ、初回の授業には必ず出席すること。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
小テスト
40 % 平常点





 教科書/テキスト
初回の授業で指示する。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
松本史朗 『チベット仏教哲学』大蔵出版、1997年、7000円、ISBN4-8043-0536-X
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 少人数のクラスなので、授業アンケートは行っていない。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目