駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  010601 / 演習Ⅰ 010602 / 演習Ⅱ
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  火曜日 5時限
 単位数  4
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  舘 隆志(タチ リユウシ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  鎌倉時代の曹洞宗の禅籍を研究します。文献を詳細に読解し、出典を調べ、当時の状況を多角的に考察し、それらを踏まえた上で現代語訳を行います。
 道元禅師の著述は、『正法眼蔵』が代表的なものとして知られていますが、他にも、師の如浄禅師に入室した際の問答をまとめた『宝慶記』、日本における現存最古の公案集である真字『正法眼蔵』、弟子の懐奘との問答をまとめた『正法眼蔵随聞記』、語録である『永平広録』、清規として『永平清規』などがあります。道元禅師は、鎌倉時代に最も著述を残した禅僧でもあるのです。
 また瑩山禅師の著述として、『伝光録』『洞谷記』『瑩山清規』など多くの著述があります。この他、道元禅師の弟子や法孫には、孤雲懐奘、徹通義介、寒巌義尹、詮慧、経豪などがいて、また道元禅師門下として吸収された達磨宗などを含めると、その関連史料が多くあります。曹洞宗には豊富な鎌倉時代の禅籍・史料が伝えられているのです。これらの禅籍・史料を少しずつ読み解きながら、鎌倉時代の曹洞宗について学びます。
 輪読する文献は、演習参加者の個々の状況を踏まえて決定します。
 到達目標(ねらい)  道元禅師、瑩山禅師をはじめとした鎌倉時代の曹洞宗について、宋代仏教や当時の日本仏教、あるいは同時代における禅の展開などを鑑みながら、歴史的、書誌的、思想的にどのように研究していくのか。その研究方法を身につけます。
 研究を進めていくなかで、辞書の使い方、データベースの活用の仕方、論文の参照の仕方などを学んでいきます。
 授業スケジュール
■授業スケジュール
 はじめに、道元禅師が師の如浄禅師に入室した際の問答をまとめた『宝慶記』について学び(1〜3)、その後、鎌倉時代の曹洞宗の禅籍について、割り当てにしたがってテキストを読み進めていきます(4~30)。後期は、図書館を利用しての研究ノートの作成、グループ学習、教場での演習形式での授業を行うことを予定しています。

■準備学習
 用語や出典などを調べ、それぞれが自分の手で研究ノートを作成して、授業に臨むようにしてください。研究ノートの作成方法や、使用辞書などについては、授業内で解説します。
 授業ではできるだけ皆さんに発言する機会を設けますので、毎回必ず当たるものと思って、授業の準備を進めてください。
 履修上の留意点等  研究ノートの作成方法については、授業にて詳細を説明する予定です。用語の意味や出典を調べて、訳文を作成していくことは、地道な研究の積み重ねによってはじめて達成することができます。予習、復習をしっかりして、授業に臨むようにしてください。
 また、図書館で行う自主研究に際しては、静粛に学習するよう特に留意するようにしてください。
 授業では、一年時の必修科目である「仏教漢文入門」の知識と、その教科書である『漢字海』を用います。
 成績評価の方法
試験
レポート
小テスト
100 % 平常点




 毎回の出席と、授業内での発表内容及び授業内での発言によって総合的に評価します。したがって、出席して発言や発表しないと評価できません。しっかりと出席して、授業内で積極的に発言し、必ず発表してください。
 教科書/テキスト
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 今年度から新規に担当する科目のため、履修者の状況をふまえながら取り組みます。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目