| 授業概要 |
日本禅宗の草創期の禅僧、とくに鎌倉・南北朝時代に活躍した永平道元(1200-1253)から瑩山紹瑾(1264-1325)やその弟子・法孫たちに至る初期曹洞宗教団の祖師方の伝記史料その他を読み進めたい。具体的には江戸時代の僧伝や禅宗灯史が成立する以前の、より素朴な中世撰述史料などをテキストとして演習する。演習を通して史料の読解力を養うことを目指す。 |
| 到達目標(ねらい) |
直接、伝記史料を読むことで、禅僧たちの生きざまを直に窺い、彼らが目指した禅宗叢林(禅の修行道場)のありかたなど、中世禅宗(曹洞宗)の息吹きを感じてもらいたい。 |
| 授業スケジュール |
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はじめに初期曹洞宗に関して、歴史的な概要や現存する史料について口述し、その後、特定の伝記史料について演習する。その際、学生が輪番形式で割り当てられた箇所について書き下し文と語句の説明と訳文を作って史料を発表してもらう。本年は昨年度につづき、瑩山禅師の『伝光録』の「永平道元」の章を読み進める。その後はつづく「永平懐奘」の章に入りたい。 |
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| 履修上の留意点等 |
史料の多くが漢文ないし漢字仮名交じり文で表現されており、しかも独特の禅宗用語や中世用語が用いられていることから、漢文(とくに禅宗漢文)や日本禅宗史の素養を深めておいて欲しい。 |
| 成績評価の方法 |
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試験 |
| 20 % |
レポート |
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小テスト |
| 30 % |
平常点 |
50 %
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演習担当 |
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担当した演習箇所の内容と出席日数を換算して成績を評価するが、授業時間内の態度や意気込みなども総合的に加味したい。
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| 教科書/テキスト |
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特定の教科書は使用しない。瑩山紹瑾撰『伝光録』の内容を、『曹洞宗全書』「史伝下」その他当該資料よりプリントして配布する。 |
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参考書
図書館蔵書検索
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大久保道舟『道元禅師伝の研究』や竹内道雄『道元』(人物叢書)など道元に関する研究書、竹内道雄『孤雲懐奘禅師伝の研究』など孤雲懐奘に関する研究書、東隆眞『瑩山禅師の研究』など瑩山に関する研究書。『永平寺史』上巻など初期の曹洞宗に関する研究書。 |
| 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について |
演習科目のため、授業アンケートを実施していない。 |
| 関連リンク |
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| 実務経験がある教員による授業科目 |
寺院住職 |
| アクティブラーニング型の授業科目 |
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