| 授業概要 |
古代インド仏教でもっとも有力だったと目される非大乗学派のひとつが説一切有部(せついっさいうぶ、略して有部)である。この一派は歴史上から姿を消したが、その経典群の一部と律(僧院規則集)、そしてアビダルマと呼ばれる高度に発達した教理学の諸典籍を残した。かれらの学問はかえって、大乗仏教の広まった東アジアやチベットに生き続けている。
本演習ではヴァスバンドゥ(世親、5世紀)が著した『阿毘達磨倶舎論』の輪読を通して有部の基本的思想を学ぶとともに、有部の経・律にも適宜触れる。 |
| 到達目標(ねらい) |
サンスクリット語で書かれた仏典の読解に習熟する。説一切有部の教理と教団についての知識を身につける。 |
| 授業スケジュール |
以下の流れで一年間の授業をおこなう。
1.イントロダクション:部派仏教について
2.説一切有部という学派
3.説一切有部の現存文献
4~14.テクスト読解
15.課題学習
16.教団史からみた説一切有部
17. 説一切有部の聖典観
18~29.テクスト読解
30.課題学習
ただし進め方については受講者の関心に柔軟に対応したい。
毎回の準備学習として、テクストの読解(和訳)を課す。 |
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| 履修上の留意点等 |
受講者はサンスクリット文法をひととおり学んでいることが求められる。 |
| 成績評価の方法 |
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試験 |
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レポート |
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小テスト |
| 100 % |
平常点 |
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平常点には授業中でのテクスト和訳と発言(質問、意見等)を含める。
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| 教科書/テキスト |
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参考書
図書館蔵書検索
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授業の中で紹介する。 |
| 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について |
今年度より新規に担当します。 |
| 関連リンク |
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| 実務経験がある教員による授業科目 |
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| アクティブラーニング型の授業科目 |
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