駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  033301 / 地域概論A
 開講年度・期  2018年 前期  開講曜日・時限  月曜日 4時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  櫻井 明久(サクライ アキヒサ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 前期A、後期Bを通じ、ヨーロッパを事例に、地理学における「地域」を検討し、「地域」を説明する地誌について系統地理学と対比し、その地誌的調査方法の基礎を学ぶとともに、学校教育における地誌教材開発のヒントを考える。
 到達目標(ねらい) 前期Aでは、ドイツ農村の農家と集落レベルの調査事例を丁寧に検討し、観察・調査レベルにおける地誌的調査の方法の習得に力を入れたい。すなわち、まず地域とは何かについてまず大枠(地域概念、地域区分、地域分類、地域構造、地域の空間構造・階層性とスケール)を考え、それらの考え方に基づき、具体的に農村地域を対象に、調査方法を学びながら、考察単位としての個人や農家レベルで地域を説明し、順に集落スケール、地域スケールにおける地域の見方と地誌説明のあり方を学びたい。後期Bではその結果を積み上げていく。
 授業スケジュール
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 系統地理と地誌
第 3 回 地域とは
第 4 回 地域研究の目的設定
第 5 回 景観観察と研究地域設定
第 6 回 研究の枠組み作り
第 7 回 調査集落の位置づけ(自然環境)
第 8 回 調査集落の位置づけ(社会的環境)
第 9 回 地形図から読む:作業を含む
第 10 回 地形図読図と地域説明
第 11 回 山地の村:土地利用調査
第 12 回 山地の村:聞き取り調査
第 13 回 山地の村:公的資料の利用
第 14 回 平地の村
第 15 回 集落調査結果のまとめ
 準備学習 とくに受講前に準備は必要ではないが、地形図着色作業のために色鉛筆を用意したりすることがあるので、出席が重要であり、欠席した場合は、友人に聞くなどして、次時の受講に備えること。
 履修上の留意点等 出来る限り、授業の最後に疑問や質問、学んだことをミニ教場レポートとしてまとめてもらい、次時にはその学生の疑問や質問を取り上げるつもりであるので、授業に積極的に参加するよう望みたい。したがって、欠席も、遅刻も厳しく取り扱う。また、ヨーロッパ関連の書籍を読み、それを地理学の参考にするためにレポートを作成する。後半には、講義と併行して、新旧版の地形図を使って作業も行う。レポートの締め切りも厳守のこと。
 成績評価の方法
30 % 試験
30 % レポート
小テスト
40 % 平常点




授業時のミニレポート・小テスト(平常点)40、レポート30、試験30といったバランスで評価したい。
 教科書/テキスト 櫻井明久 2018.『北西ヨーロッパの空間構造』古今書院
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
桜井明久 1998.『西ドイツの農業と農村』古今書院(購入する必要はない)
高橋伸夫、中村和郎他編1988~『地理学講座1~6』古今書院 (購入する必要はない)
他、適宜紹介する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 試験結果や授業アンケートから、内容が難しいこと、わかりにくいことが指摘されているので、教科書を示し、教材に工夫をはかり、授業の内容を精選、具体化したい。また、学びやすいように工夫し、理解を深めるよう努力したい。また、レポート未提出・試験を受けないことがないように、授業時に頻繁に注意を促すようにしたい。
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