駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  051201 / 外国史各説ⅩⅢ
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  金曜日 4時限
 単位数  2
 付記  ◎予・〔西洋近世史〕
 主担当教員氏名(カナ)  白木 太一(シラキ タイチ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 ポーランド史、とりわけ近世におけるポーランド・リトアニア共和国の歴史を多角的に分析する授業である。
 到達目標(ねらい) ポーランド近世の特徴を歴史的に捉え、西洋史、あるいは近世史の文脈で位置づけることができる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ヨーロッパ史の中でのポーランドの地理的・民族的・言語的位置について。
準備学習
(予習・復習等)
(予習)ポーランドの地理的な位置を地図で確認しておく。
(復習)ヨーロッパ諸民族の中でのポーランド人の特質を考える。
90分
第 2 回
授業の計画・内容 中世ポーランド(1)
建国とローマ・カトリック受容の影響について。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)ローマ・カトリックが中世中期にヨーロッパのどの地域に広がっていたか、確認してみる。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 中世ポーランド(2)
中世盛期のポーランド:カジミェシュ大王の治世の位置づけ。
都市クラクフの発展。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)紹介する邦語文献で14世紀後半のポーランドの政治的・文化的発展を確認する。 90分
第 4 回
授業の計画・内容 中世ポーランド(3)
ドイツ、リトアニアとポーランド。
騎士団との13年戦争とリトアニアとの王朝合同の波紋。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)ポーランドがリトアニアと合同することによってどのようなメリット、デメリットが生じたか考えてみる。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(1)
農奴制社会の確立と貴族共和政の成立。
都市グダンスクの発展。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)ポーランドではなぜ強力な王権ではなく、貴族共和政が発展したのか、考えてみる。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(2)
共和国議会と地方議会、国王選挙制-貴族共和政とは?
準備学習
(予習・復習等)
(復習)議会に参加した人々はどのような地位の人たちか?選出された国王の出自はどのようであるか? 60分
第 7 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(3)
多民族国家、多宗教国家としての共和国。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)共和国の領域が民族的、宗教的にどのような多様性を持っていたかを確認する。 90分
第 8 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(4)
17世紀前半-大貴族寡頭制への変化。
都市ザモシチの発展、対ロシア関係。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)この時期の共和国のマグナートの権力はどの程度の規模であったか、周辺地域との比較の中で考えてみる。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(5)
17世紀後半の「大洪水」とその変化。
コサック、スウェーデン、オスマン帝国と共和国。
都市チェンストホヴァとカトリック・ナショナリズム
準備学習
(予習・復習等)
(復習)7世紀後半の共和国を取り巻く国際関係を整理してみる。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(6)
18世紀後半のポーランド。
経済、社会、文化の再生。
都市ワルシャワの発展。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)啓蒙主義がヨーロッパに及ぼした影響。
スタニスワフ・アウグストの政策と18世紀後半共和国の変化を整理する。
60分
第 11 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(7)
四年議会と1791年5月3日憲法の制定。
国民国家成立への道。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)この憲法の内容を参考書で読み、どんな特徴があるかを考える。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 近世ポーランド(8)
第二次ポーランド分割とコシチューシュコ蜂起。
ポーランド国家消滅。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)コシチューシュコ蜂起が失敗した原因について考えてみる。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 近代ポーランド
国家なきナショナリズムの成立。
ワルシャワ公国とポーランド人。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)19世紀ポーランドの国家の性格と、諸蜂起の比較をしてみる。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 現代ポーランドと近世の共和国
共和国の記憶が体制変革にもたらしたもの。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)戦後ポーランドの反体制運動の性格をまとめてみる。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 全体のまとめ。
準備学習
(予習・復習等)
(復習)以前の回の内容を総覧し、全体の特徴を抽出する。 90分
 履修上の留意点等 毎回の講義内容を踏まえ、指示される参考文献を読みながら理解を深める。
 成績評価の方法
80 % 試験
レポート
小テスト
20 % 平常点





 教科書/テキスト
特に指定しない。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
教場でその都度指示する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度「学生による授業アンケート」において「授業に熱心に取り組めた」項目は高評価であった。
前年度の長所を生かしつつ、さらにわかりやすい授業を心掛けたい。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目