駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  066151 / 社会学(福祉) 066152 / 社会学(福祉) 066153 / 社会学(福祉)
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  金曜日 2時限
 単位数  2
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  武山 梅乗(タケヤマ ウメノリ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 主として社会福祉士を目指す学生を対象として、社会学のなかでも社会福祉士国家試験の共通科目「社会理論と社会システム」で出題される内容を中心に、社会学の基礎概念を、社会システム、社会的行為と役割、社会的ジレンマ、社会変動、地域、社会集団及び組織、家族、社会問題といったテーマ別に学ぶ。授業は基本的には講義形式で行うが、授業のなかで随時問題演習を行う。
 到達目標(ねらい) 社会学(福祉)は、社会学科社会福祉学専攻の学位授与方針に示されている「福祉の諸問題を客観的、科学的に分析し、実践的に対処できるための基本的で幅広い知識と専門知識・技術を身につけ」ること深く関連している。この講義は、主として社会福祉士(及び精神保健福祉士・社会福祉主事)を目指す学生に、社会学(「社会理論と社会システム」)の基礎的な知識を提示し、それを自ら援用することで現代社会における諸問題や生活及び人と社会との関係について理解し、より広い視点から〈社会福祉〉を展望する視点を養ってもらうことを到達すべき目標としている。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 社会とは何か、社会における<わたし>-自我とアイデンティティ
準備学習
(予習・復習等)
C.H.クーリーやG.H.ミードの自我論を整理し、「自我の社会性」とは何かについてまとめてみる 60分
第 2 回
授業の計画・内容 社会的行為と役割
準備学習
(予習・復習等)
自我(自分)を中心とした役割関係を図示し、そこに様々な役割現象をプロットしてみる 60分
第 3 回
授業の計画・内容 印象操作とドラマトゥルギー
準備学習
(予習・復習等)
過去に行ったことのある印象操作についてあげ、それをどんな意図で行ったか考えてみる 60分
第 4 回
授業の計画・内容 社会システム論-ホッブズ的秩序と社会システム
準備学習
(予習・復習等)
T.パーソンズ、N.ルーマン、J.ハーバーマスのシステム論を整理し、システムないしは社会システムとはどのような概念なのかまとめてみる 60分
第 5 回
授業の計画・内容 社会的ジレンマ-フリーライダー問題
準備学習
(予習・復習等)
環境におけるフリーライダー問題の具体例を考え、どうすればフリーライダーをなくすことができるか、その方策について考察してみる 60分
第 6 回
授業の計画・内容 社会的ジレンマからみる環境問題-共有地の悲劇
準備学習
(予習・復習等)
受益権/受苦圏という視点から、一つ以上の環境問題について分析してみる 60分
第 7 回
授業の計画・内容 社会変動論-近代化をめぐる議論と消費社会論-
準備学習
(予習・復習等)
近代化をめぐる社会学理論について調べ、近代化とはどのような変化なのかについて自分の意見をまとめてみる 60分
第 8 回
授業の計画・内容 社会集団の類型
準備学習
(予習・復習等)
社会集団の類型を調べ、現代社会における社会集団のあり方についてまとめてみる 60分
第 9 回
授業の計画・内容 組織論-コンティンジェンシー理論から組織について考える
準備学習
(予習・復習等)
日本の大学において最適な組織形態とは何か、コンティンジェンシー理論を手がかりに考えてみる 60分
第 10 回
授業の計画・内容 官僚制とその逆機能
準備学習
(予習・復習等)
新聞などのニュースから「官僚制の逆機能」に該当する事例を1つ以上ピックアップし、どうすればそれを回避することができたのかを考えてみる 90分
第 11 回
授業の計画・内容 コミュニティ論-日本の<地域>問題を考える
準備学習
(予習・復習等)
孤独死や地域における子育ての孤立化はなぜ起こるのか、地域の変化という視点からまとめてみる 60分
第 12 回
授業の計画・内容 社会関係資本-コミュニティからネットワークへ
準備学習
(予習・復習等)
社会関係資本とは何かについて調べ、地域社会におけるその可能ら制について整理してみる 60分
第 13 回
授業の計画・内容 家族論(1):家族の概念と日本家族の現状
準備学習
(予習・復習等)
世帯統計や結婚統計を手がかりに日本の家族に関する現状をまとめてみる 60分
第 14 回
授業の計画・内容 家族論(2):近代家族とジェンダー
準備学習
(予習・復習等)
日本の女性労働に関するデータから、家族と女性に生じている問題点をまとめてみる 60分
第 15 回
授業の計画・内容 社会問題のとらえ方-ラベリング理論と構築主義
準備学習
(予習・復習等)
ラベリング理論を現代日本の社会問題1つ以上に援用してみる 60分
 履修上の留意点等 授業の内容は、社会福祉士国家試験の共通科目「社会理論と社会システム」の出題基準におおむね準拠しているが、社会福祉士国家試験を受験する予定がない学生、または社会福祉主事等の資格取得を目的としない学生にも受講してほしい。
 成績評価の方法
50 % 試験
30 % レポート
小テスト
20 % 平常点




出席状況を考慮した上で(出席が全体の3分の2を満たしていない学生には定期試験の受験資格を与えない)、学期末の試験(5割)と授業期間中に2~3回提出を求める小レポート(3割)、毎回の授業で提出を求めるリアクションペーパーの内容(2割)から総合的に評価する。
 教科書/テキスト
武山梅乗『各駅停車、「社会学」行 』 学文社 値段、ISBN未定、2020年3月発行予定
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度の「学生によるアンケート」において、声の聞き取りづらさ、板書の見にくさを指摘された。本年度は明瞭な発音を心がけるのと同時に、見やすいさを意識して板書していきたい。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目