駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  091101 / 日本経済論a
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  木曜日 1時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  小林 正人(コバヤシ マサト)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  日本経済の戦後(第二次世界大戦後)の歴史について基本的な知識を講義するとともに、経済発展と産業発展を構造的に考えるための力をやしなう。前期(日本経済論a)では、高度経済成長期の日本経済について、後期(日本経済論b)では1980年代以降の日本経済について講義する。
 日本は、1955年から1970年までの高度経済成長によって「経済大国」になり、現代の日本経済の基盤になる経済力をつくりあげた。日本の高度経済成長の歴史、それを可能にした要因、さらにそれを終わらせた要因について、具体的に、また分かりやすく、講義する。
 到達目標(ねらい) 戦後(第二次世界大戦後)から高度経済成長期の日本経済の歴史について基本的な知識を講義する。
本科目は、経済学部の学位授与の方針DP3、DP5と特に関連が強い。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 1年間の講義の概要と予定。
準備学習
(予習・復習等)
この講義で使うウェブサイトを確認する。 60分
第 2 回
授業の計画・内容 戦後日本経済史の概要(1)
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で復習をする。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 戦後日本経済史の概要(2)
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 日本経済の近況(1)経済成長率とGDP/GNP
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で復習をする。小テストが出題されたときは、よく調べて回答する。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 日本経済の近況(2)失業率、企業収益、国民の暮らし
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で復習をする。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 映像からみた日本の経済成長
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 7 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の統計的概観
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の国内要因(1)設備投資
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で復習をする。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の国内要因(2)産業構造
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の国内要因(3)産業政策、労使関係
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 11 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の海外要因(1)IMF-GATT体制と固定相場制
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で復習をする。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の海外要因(2)天然資源の安価で豊富な輸入
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の海外要因(3)欧米からの技術導入
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 日本の高度経済成長の海外要因と国内要因との相互関係 
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。小論文に取り組む。 90分
第 15 回
授業の計画・内容 前期のまとめ
準備学習
(予習・復習等)
講義資料で予習と復習をする。 60分
 履修上の留意点等  講義資料をほぼ毎回、配ります。一度しか配らないので確実に集めて保管し、授業に持参して、定期試験にそなえてほしい。教場の前面のスクリーンに講義資料を見せながら話をするので、見やすい位置の席についてほしい。プレゼンテーション中心の講義になるから、板書は少ない。
 ほとんどの講義資料は「小林研究室」のウェブサイト(下記の「関連リンク」を見て) の 「講義 > 日本経済論」のサイトにも載せている。
 前期科目の日本経済論aを受講することが、後期科目の日本経済論b に不可欠です。
 講義についてのどんな質問を歓迎します。そのときは、関連する講義資料を持ってきてもらいたい。
 成績評価の方法
50 % 試験
レポート
50 % 小テスト
平常点




小テストとは、授業の節目に提示する設問に従って数回提出する「小論文」のこと。
 教科書/テキスト
なし
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
適時紹介する。なお、経済学の概念や経済用語を調べるための辞典ないし事典を一つは常備してもらいたい(有斐閣、岩波書店、東洋経済新報社などが出版している)。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 昨年度は、授業のすすめ方が適切(87%)、教員の授業への熱意(93%)、授業内容がよく理解できた(66%)などだった。 具体的には、「現代社会に絡めて話してくれることもあり自分とつなげて考えられる」、「グラフを多く用いているためイメージがしやすい」、「グラフが多いので、視覚的に経済を学べる点。高度経済成長をより細やかに学習できる」、「レジュメがとても分かりやすく、資料も多くのものが載っているので分かりやすい」、「経済の歴史、現状について詳しく話してくださるのでとても楽しい」などの評価を得たが、さらに改善する。
 関連リンク http://www.komazawa-u.ac.jp/~kobamasa/ の「講義 > 日本経済論」 のサイトを使う。このサイトは、Google から“駒澤大学 小林正人” で検索できる。
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