駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  093301 / 日本経済史a
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  木曜日 2時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  渡邉 恵一(ワタナベ ケイイチ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 江戸時代初期から日露戦後期までの日本経済の展開について講義します。近世社会から近代社会へと移行するこの期間は、日本において資本主義経済システムが形成・確立される過程でもありました。そのような変化は、いつどのようなプロセスを経て生じたのか、注目すべき重要事項は何か、今日の日本経済と比較したときにどのような示唆が得られるのか、などを考察していきます。
講義を進める際には、文献資料、統計データ、図版などを多用し、各時代の出来事をなるべく具体的にイメージできるように留意します。研究史上の論争や最新の研究動向についても、わかりやすく解説していきたいと思います。
 到達目標(ねらい) 私たちの目の前にある「現在」の経済的事象は、いずれも歴史的に形づくられてきたものであり、多かれ少なかれその影響を受けています。他方でそのような「現在」もまた、変転を重ねていく歴史の一通過点に過ぎません。日本経済の「現在」を絶対視したり過剰適応したりせず、長期的な視野から相対化して見る目を養うことが講義の目標です。この講義では、「歴史を学ぶ」のではなく、「歴史で学ぶ」ことを目指します。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 課題と方法
準備学習
(予習・復習等)
予習:講義前にシラバスを熟読してくる。
復習:紹介された参考文献を、書店や図書館で見ておく。
60分
第 2 回
授業の計画・内容 幕藩制社会の成立
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 3 回
授業の計画・内容 幕藩制社会の変容
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 4 回
授業の計画・内容 開港前夜の幕藩制社会
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 5 回
授業の計画・内容 開港と幕末貿易
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 6 回
授業の計画・内容 金貨流出と外資進出
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 7 回
授業の計画・内容 明治政府の財政と貨幣制度
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 8 回
授業の計画・内容
地租改正と秩禄処分
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 9 回
授業の計画・内容 殖産興業政策
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 10 回
授業の計画・内容 松方財政
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 11 回
授業の計画・内容 産業革命(1):綿紡績業
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 12 回
授業の計画・内容 産業革命(2):製糸業と鉱山業
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 13 回
授業の計画・内容 産業革命(3):重工業
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 14 回
授業の計画・内容 産業革命(4):鉄道の発達と産業革命の到達点
準備学習
(予習・復習等)
予習:前回の講義で示された「予習ワード」について調べ、講義内容の背景知識を得てくる。
復習:講義終了後、YeStudyにアップロードされる資料・参考文献を確認し、理解度や関心に応じて復習や発展的学習をしておく。
90分
第 15 回
授業の計画・内容 まとめ
準備学習
(予習・復習等)
予習:前期の講義資料に目を通してくる。
復習:前期の講義内容について、時代の流れ、画期となる史実、出来事の因果関係などに留意しながら総復習する。
90分
 履修上の留意点等 毎回の講義は連続した内容となっています。欠席もしくは遅刻は、その分だけ話の前後関係がつながらなくなることを意味しますので、くれぐれもご注意ください。
日本史の知識不問(挫折者歓迎)。他学部の学生でも、十分理解できる内容です。
後期配当科目「日本経済史b」は、本講義の続編に相当します。
 成績評価の方法
100 % 試験
レポート
小テスト
平常点





 教科書/テキスト
使用しません。 補助教材として、資料・図表をまとめたプリントを配布します。後日になって再び参照する資料もありますので、各自ファイルして毎回持参して下さい。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
老川慶喜・仁木良和・渡邉恵一『日本経済史―太閤検地から戦後復興まで―』(税務経理協会、2800円+税、ISBN978-4-419-04025-3)。個々の事項に関する文献は、講義の中でその都度紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度は授業未実施。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 講義の節目でリアクションペーパー配布し、学生の主体性や理解度を把握するとともに、受講生全体にかかわる質問や要望について対応する機会とします。