駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  117801 / 日本法制史
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  月曜日 5時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  末澤 国彦(スエザワ クニヒコ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  この講義は、近代を中心として日本の法体系や各種制度がどのように成立したか、またそれらがどのように運用されていたかについて詳しく講述する。
 到達目標(ねらい)  現代の法システムが、どのような歴史的背景の下に成立しているのかを知ることによって、法という社会現象についてより深い理解が得られるようになることを目標とする。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 日本法制史の基本的な考え方
準備学習
(予習・復習等)
 シラバスを確認するとともに、テキストの序章「日本近代法総論」の部分を一読し、講義全体を概観する。 120分
第 2 回
授業の計画・内容 時代区分とそれぞれの法の特色(1)~古代・中世~
準備学習
(予習・復習等)
図書館等で、古代・中世の法に関する文献を一読しておくこと。 120分
第 3 回
授業の計画・内容 時代区分とそれぞれの法の特色(2)~近世~
準備学習
(予習・復習等)
図書館等で、戦国期・江戸幕府の法に関する文献を一読しておくこと。 120分
第 4 回
授業の計画・内容 時代区分とそれぞれの法の特色(3)~明治期~
準備学習
(予習・復習等)
テキストの序章「日本近代法総論」の部分を一読しておくこと。 120分
第 5 回
授業の計画・内容 時代区分とそれぞれの法の特色(4)~大正・昭和期~
準備学習
(予習・復習等)
テキストの序章「日本近代法総論」の部分を一読しておくこと。 120分
第 6 回
授業の計画・内容 明治初期の国家機構(1)-太政官制-
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第2章「中央権力機構と官僚制」の部分を一読しておくこと。 120分
第 7 回
授業の計画・内容 明治初期の国家機構(2)-廃藩置県-
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第2章「中央権力機構と官僚制」の部分を一読しておくこと。 120分
第 8 回
授業の計画・内容 明治初期の刑事法と治安法制
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第8章「刑法と治安法制」第1節「明治初期刑法と治安法制」の部分を一読しておくこと。 120分
第 9 回
授業の計画・内容 明治初期の民事法
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第11章「財産法制」第2節「明治前期における諸立法」の部分を一読しておくこと。 120分
第 10 回
授業の計画・内容 明治初期の司法制度
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第9章「司法制度」第1節「太政官制下の司法制度」の部分を一読しておくこと。 120分
第 11 回
授業の計画・内容 旧刑法の成立と治安法制
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第8章「刑法と治安法制」第2節「旧刑法の成立と治安法制」の部分を一読しておくこと。 120分
第 12 回
授業の計画・内容 大日本帝国憲法の制定
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第3章「大日本帝国憲法の制定と展開」第1節「大日本帝国憲法制定にいたるまでの経過」の部分を一読しておくこと。 120分
第 13 回
授業の計画・内容 内閣と枢密院
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第3章「大日本帝国憲法の制定と展開」第1節「大日本帝国憲法制定にいたるまでの経過」の部分を一読しておくこと。 120分
第 14 回
授業の計画・内容 帝国議会
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第3章「大日本帝国憲法の制定と展開」第1節「大日本帝国憲法制定にいたるまでの経過」の部分を一読しておくこと。 120分
第 15 回
授業の計画・内容 明治憲法下の司法制度と司法官養成(1)~裁判所構成法の制定~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第9章「司法制度」第2節「明治憲法下の司法制度」の部分を一読しておくこと。 120分
第 16 回
授業の計画・内容 明治憲法下の司法制度と司法官養成(2)~司法官の任用と弁護士制度~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第9章「司法制度」第2節「明治憲法下の司法制度」の部分を一読しておくこと。 120分
第 17 回
授業の計画・内容 民法典の編纂と法典論争(1)~民法典の編纂過程~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第1章「条約改正と諸法典の編纂」第2節「諸法典の編纂」の部分を一読しておくこと。 120分
第 18 回
授業の計画・内容 民法典の編纂と法典論争(2)~法典論争の動きと評価~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第1章「条約改正と諸法典の編纂」第2節「諸法典の編纂」の部分を一読しておくこと。 120分
第 19 回
授業の計画・内容 商法の成立
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第14章「商事・産業法制」第1節「明治商法の成立」の部分を一読しておくこと。 120分
第 20 回
授業の計画・内容 刑事訴訟法の成立
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第10章「訴訟法制」第2節「刑事裁判手続の史的展開」の部分を一読しておくこと。 120分
第 21 回
授業の計画・内容 民事訴訟法の成立
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第10章「訴訟法制」第3節「民事裁判手続の史的展開」の部分を一読しておくこと。 120分
第 22 回
授業の計画・内容 条約改正と日本の対外政策(1)~条約改正・日清戦争~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第16章「近代日本の対外的軌跡と国際法制」第1節「明治維新以後の日本の対外政策の基調と日清戦争」の部分を一読しておくこと。 120分
第 23 回
授業の計画・内容 条約改正と日本の対外政策(2)~日露戦争・帝国主義国家の確立~
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第16章「近代日本の対外的軌跡と国際法制」第2節「日露戦争と日本帝国主義の確立」の部分を一読しておくこと。 120分
第 24 回
授業の計画・内容 現行刑法の成立と治安法制
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第8章「刑法と治安法制」第3節「現行刑法の成立と治安法制」の部分を一読しておくこと。 120分
第 25 回
授業の計画・内容 臨時法制審議会
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第13章「家族法制」第3節「民法改正の動き」の部分を一読しておくこと。 120分
第 26 回
授業の計画・内容 刑事訴訟法の改正と陪審制
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第10章「訴訟法制」第2節「刑事裁判手続の史的展開」の部分を一読しておくこと。 120分
第 27 回
授業の計画・内容 普通選挙法と治安維持法の成立
準備学習
(予習・復習等)
テキスト序章「日本近代法総論」第2節「日本近代国家の法構造の変容」の部分を一読しておくこと。 120分
第 28 回
授業の計画・内容 国家総動員法の成立
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第14章「商事・産業法制」第4節「国家総動員法の制定と一九三八年の商法改正」の部分を一読しておくこと。 120分
第 29 回
授業の計画・内容 戦時特別立法
準備学習
(予習・復習等)
テキスト第14章「商事・産業法制」第4節「国家総動員法の制定と一九三八年の商法改正」の部分を一読しておくこと。 120分
第 30 回
授業の計画・内容 1年間の総括
準備学習
(予習・復習等)
テキストなどを参照しながら、これまでのノート等を整理しておく。 120分
 履修上の留意点等  日本近代史の基本的知識があることを前提に講義を進める(高校レベルで十分)。また、テキストを補足する点は、板書を行うので、その準備をして欲しい。
 成績評価の方法
90 % 試験
レポート
小テスト
10 % 平常点




到達目標と関連して、各テーマについて基本的な知識が身についているかを筆記試験により評価する。
 教科書/テキスト
書籍名 新・日本近代法論
著者名 山中永之佑 編 出版年 2002年 価格 3,780円
出版社 法律文化社 ISBN ISBN4-589-02585-X
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 学生の皆さんとコミュニケーションを密に取りながら改善を進めて行きたい。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目