駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  126451 / 現代政治理論応用
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  木曜日 3時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  山崎 望(ヤマザキ ノゾム)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 「現代政治理論入門」に続き、わたしたちが生きている現代社会がはらむ様々な問題について強い関心を持ち、他人事ではなく「我々の課題である」と認識し、その背景となる様々な考えを多角的に理解できるように、講義を行います。
 到達目標(ねらい) 卒業後の数年のみならず、次世代を担い地域から世界に至るまで、活躍できる人(法学部政治学科の教育の理念)に必要となる考え方と感性を養う科目となります。
「現代政治理論入門」で身につけた現代政治理論の観点から、どのように現代世界の抱える問題に対峙していくのか、多様な考えの中から自分の問題意識を持つと同時に、他人の意見に耳を傾け、自分自身の考えを再考して議論ができるレベルに達することが目的です。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 自由民主主義とその挑戦者たち~「起源」としての「長い60年代」
準備学習
(予習・復習等)
映像教材を用いた復習 90分
第 2 回
授業の計画・内容 自由主義からネオリベラリズムへ
準備学習
(予習・復習等)
レジュメを用いた復習 60分
第 3 回
授業の計画・内容 浸透するネオリベラリズム~家族の事例
準備学習
(予習・復習等)
具体的事例についての記事の比較を通じたレポート作成 120分
第 4 回
授業の計画・内容 第二波フェミニズムの展開
準備学習
(予習・復習等)
レジュメを用いた復習 60分
第 5 回
授業の計画・内容 ケアの倫理の展開
準備学習
(予習・復習等)
レジュメを用いた復習 60分
第 6 回
授業の計画・内容 相互応答1~具体的事例からネオリベラリズム/ケアの倫理を考える
準備学習
(予習・復習等)
提出したレポートを用いたグループワークのための復習 90分
第 7 回
授業の計画・内容 自由民主主義の歴史的展開
準備学習
(予習・復習等)
レジュメを用いた復習 60分
第 8 回
授業の計画・内容 自由民主主義の危機?~ポストデモクラシーとイリベラルデモクラシー
準備学習
(予習・復習等)
レジュメを用いた復習 60分
第 9 回
授業の計画・内容 ポピュリズムの歴史的起源とグローバルな台頭
準備学習
(予習・復習等)
具体的事例についての調査学習による予習 90分
第 10 回
授業の計画・内容 権威主義のグローバルな台頭
準備学習
(予習・復習等)
具体的事例の調査をもとにしたレポートの作成 120分
第 11 回
授業の計画・内容 直接民主主義のグローバルな台頭~「占拠」を考える
準備学習
(予習・復習等)
映像教材を用いた復習 90分
第 12 回
授業の計画・内容 相互応答2~具体的事例からポピュリズム/権威主義の台頭を考える
準備学習
(予習・復習等)
提出したレポートを用いたグループワークのための復習 90分
第 13 回
授業の計画・内容 参加民主主義のグローバルな台頭~デモを考える
準備学習
(予習・復習等)
映像教材を用いた復習とレポートの作成 120分
第 14 回
授業の計画・内容 「長い60年代」と現代世界の比較
準備学習
(予習・復習等)
レジュメの復習 90分
第 15 回
授業の計画・内容 相互応答3~具体的事例から直接/参加民主主義を考える
準備学習
(予習・復習等)
提出したレポートを用いたグループワークのための復習 90分
 履修上の留意点等 自分が生きていく上で、直面せざるを得ないであろう問題について、深く思考すると同時に、様々な観点からの多様な意見について理解をすべく、毎回出席して下さい。
講義の最後の時間に書いてもらうレスポンスカードで、「現代政治理論入門」より専門的な問題について、熟考してもらい、文章を書いてもらいます。
他にも、講義の感想や時事問題についての自分の考え、質問などを積極的に書いて下さい。
 成績評価の方法
試験
70 % レポート
小テスト
30 % 平常点




レポートにおいては、政治理論の概念や問題の所在を理解できているか、自分の言葉で論理的な文章を作成できているか、を重視します。平常点においては、学習が日常的な習慣として定着しているか、講義内容が理解できているか、を重視します。
 教科書/テキスト
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度アンケートにおいて評価を得た、視聴覚教材の使用とレスポンスカードによる
相互応答の時間を増やします。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 複数回にわたるレポートの作成と、提出されたレポートをもとにしたグループワークもしくは相互応答を行う。また毎回レスポンスカードの提出を行い、次回の講義冒頭で教員による応答を通じた相互応答を行う。詳細は講義内において説明する。