駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  127101 / 政治思想史
 開講年度・期  2017年 通年  開講曜日・時限  月曜日 4時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  清滝 仁志(キヨタキ ヒトシ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 西洋政治思想史は、政治学のなかでも、もっとも古い歴史をもちます。非欧米諸国で日本は例外的に研究が発展しています。

本講義では思想家を取り上げながら、西洋政治思想を中心に論じます。日本の政治における概念―民主主義・自由・人権・平等など―は明治期以降、西洋から取り入れられたものです。これらの概念は古代ギリシア時代以来の歴史をもっており、政治学を学ぶには歴史的理解が必要です。

日本が拠ってきた西洋起源の自由民主主義的価値と、中国、イスラム的価値との文明の衝突がいわれるようになった現在、政治学を考えるうえで、西洋政治思想史の知識は不可欠となっています。
 到達目標(ねらい) 本講義では、他の政治学諸科目を学習するのに必要な西洋政治思想史の知識を習得することをめざします。

さらに①自分の頭で政治的課題を考えること、②自分の考えを論理的に文章で表現することをめざしています。
 授業スケジュール
第 1 回 政治思想史入門
第 2 回 古代ギリシアと政治の誕生―プラトンとアリストテレス―
第 3 回 キリスト教と政治思想―神の国と地の国―
第 4 回 マキアヴェッリと近代政治学の誕生(1)
第 5 回 マキアヴェッリと近代政治学の誕生(2)
第 6 回 人文主義者トマス・モアのユートピア
第 7 回 ルターと宗教改革
第 8 回 カルヴァンとプロテスタンティズムの倫理
第 9 回 キリスト教とイスラム原理主義
第 10 回 宗教改革と主権
第 11 回 イスラムと寛容
第 12 回 ホッブスとリヴァイアサン(1)
第 13 回 ホッブズとリヴァイアサン(2)
第 14 回 ロックと政治社会(1)
第 15 回 ロックと政治社会(2)
第 16 回 ルソーと一般意志(1)
第 17 回 ルソーと一般意志(2)
第 18 回 スコットランド啓蒙と文明社会(1)―ヒュームと文明社会―
第 19 回 スコットランド啓蒙と文明社会(2)―スミスにおける経済と政治―
第 20 回 保守主義者バークと伝統的国家体制
第 21 回 トクヴィルとアメリカのデモクラシー(1)
第 22 回 トクヴィルとアメリカのデモクラシー(2)
第 23 回 トクヴィルにおける旧体制と大革命
第 24 回 シュンペーターとダールのデモクラシー
第 25 回 アメリカにおけるリベラルと保守
第 26 回 アメリカにおける保守主義とリバタニアニズム(自由至上主義)
第 27 回 カナダにおける自由主義・社会主義・保守主義
第 28 回 戦後日本の革新と保守(1)
第 29 回 戦後日本の革新と保守(2)
第 30 回 政治思想と自由民主主義
 準備学習 授業やYeStudyで掲げられた課題をあらかじめ考えておくと、この授業が自分にとって充実したものとなります。
 履修上の留意点等 講義に出席し、自分の頭で考える訓練をしてください。皆さん方が授業での発言や討論に積極的に参加することが充実した講義をつくることになります。受講者はYestudyに登録してください。私のメールアドレスも記載しています。
 成績評価の方法
試験
50 % レポート
小テスト
平常点
50 %
授業時に課題をYestudyに掲示し、回答してもらいます。



エッセイ(レポート)作成 2回(7月・12月)

エッセイについては事前に課題を出し、指定期日までにYestudy上に提出。
本やWEBからの引用の仕方に注意。剽窃はしない。
 教科書/テキスト 講義で使うレジュメはYeStudyからダウンロードできます。PDFファイルにします。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
YeStudyでその都度、指示します。
一般的な教科書で図書館にあるものとして、福田歓一『政治学史』(東京大学出版会)があります。
授業の前に該当する思想家のページを読んでおくと、講義での話がよりわかりやすくなるでしょう。またそれぞれの関心にあわせて、文献を指示しますので、オフィス・アワーで積極的に研究室を訪れてください。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について オフィス・アワーの時間に授業の勉強方法などのアドバイスをします。具体的な日時は講義開始後、発表します。研究室は第2研究館(食堂の向かいの建物)8階です。 
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