授業概要 |
この授業は、政治史・外交史を中心に、良書を輪読し、議論することを通じて政治や社会への理解を深めることをねらいとしています。「世界のなかの日本」という広い視座に立って学び、考え、議論するとともに、読む・書く・話すという基本的な技術を身につけてもらいたいと思います。 |
到達目標(ねらい) |
この授業の到達目標は、さまざまな教材を読み、レジュメをまとめ、報告し、議論し、レポートを書くなど一通りの技術を身につけるとともに、受講生それぞれの関心にも配慮しながら政治史・外交史を深く学ぶことで、必要な知識を身につけ、政治や社会への理解を高めることです。同じ本を読み、理解や議論を交換する楽しさ、自ら何かを学びレポートにまとめる楽しさを経験して欲しいと思います。 |
授業スケジュール |
テキストは、論文を用いたり、本を指定したり、受講生とも話し合いながら決めていきます。テーマは日本政治外交史を軸に、おおむね政治・外交・国際関係などに関するものを考えています。はじめは論文など簡単なものを使い、次第に内容の濃いものを読んでいきます。また、前期に課題レポート、後期に各自の報告とゼミ論文を予定しています。レポート・論文は、ここ数年は、近代日本の政治的伝統、戦後の日本と世界、近代日本の大規模災害と政治という大きく三つの統一テーマに沿う形で各自で個別のテーマを選んで書いてもらっています。また受講生の意欲によってディベートにも挑戦したいと考えています。以上の内容を(課題授業を含む)30回の授業で取り上げます。 |
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履修上の留意点等 |
演習は、他の講義以上に、教員、学生が一緒になって創りあげていくものです。積極的な参加を求めます。 |
成績評価の方法 |
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試験 |
60 % |
レポート |
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小テスト |
40 % |
平常点 |
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成績は、授業への積極性、報告、発言、レポートなどから総合的に判断されますが、夏と冬のレポートが60%、それ以外の平常点を40%とします。やむを得ず欠席する場合には必ず事前もしくは次の授業までにメール等にて教員に連絡してください。
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教科書/テキスト |
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参考書
図書館蔵書検索
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学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について |
授業の方法は、基本的には、毎回、テキストを指定して、それを輪読しながら議論することになります。報告者はレジュメをつくって報告します。報告者以外の学生も、毎回少なくとも一分間程度の発言を求められます。レポートも書き、時にはディベートも行います。ゼミはそれぞれの知識や視点や経験を持ち寄る場です。様々な意見を尊重し、やりとりを楽しみ、自らの成長につなげて欲しいと思います。(授業アンケート対象外科目) |
関連リンク |
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実務経験がある教員による授業科目 |
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アクティブラーニング型の授業科目 |
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