授業概要 |
この授業では、自分で研究テーマを決め、年度末に論文を完成させます。研究テーマは、受講生の問題関心に即して決定します。「自分はどうしてこの事に関心を抱いているのか?」を自問することも大切なことだと考えます。 |
到達目標(ねらい) |
12月末までに指定された文字数以上の論文を完成させ、翌年2月末までにゼミ論文集を作成することを目標とします。
ゼミ論文を完成させることで、問題関心を抱き、課題を発見し、その課題を一定の方法で解決し、それによって自分自身や社会に残された課題を新たに発見するという継続的な学修ができるようになります。また、ゼミ論文集を作成することで、他の受講生が書いた論文を批判的に読み、文章表現だけでなく、一定の書式に統一する作業を行い、協働で1つのものを完成させることを実際に行います。 |
授業スケジュール |
毎回の演習の時間は、ゼミ論文の中間報告、または、論文作成のために必要な文献の内容紹介にあてます。毎回1人または2人の報告を行い、内容の発表と質疑応答を通して論文作成上の問題点を洗い直し、または自分の問題関心の再確認を行います。
具体的には次のような内容の報告となると考えられます。
最初は、論文のテーマ発表(研究テーマ、研究動機、研究方法など)を行います。
次は、自分の研究テーマに関する先行研究(これまでに公表されている研究)のレビューを行います。
そして、新たな資料やデータ、文献を見つけ、その内容を報告します。
11月中旬以降は、論文の構成を発表します。
受講生の希望に応じて、本を読んでグループ発表と討論を行う回を設けることがあります。
以上の内容を(ゼミ合宿によるキャンパス外での授業を含む)30回の授業で行います。 |
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履修上の留意点等 |
ゼミ受講を許可されている学生は、自分の研究したいテーマを4月までに考え、関連する文献を読み始めておいてください。 |
成績評価の方法 |
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試験 |
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レポート |
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小テスト |
50 % |
平常点 |
50 %
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提出論文 |
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教科書/テキスト |
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参考書
図書館蔵書検索
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学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について |
前年度「学生による授業アンケート」未実施(授業アンケート対象外科目)。
学生相互の質疑・討論がより活発になるように、グループ発表・討論の回を設けるなどの工夫をする予定。 |
関連リンク |
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実務経験がある教員による授業科目 |
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アクティブラーニング型の授業科目 |
自らの問題関心に基づいて研究を行い、発表し、質疑応答するという、学生の主体的な参加によって授業が成立する。
授業以外でも、希望があれば施設見学を行う予定。 |