駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  133401 / 演習Ⅰ 133402 / 演習Ⅱ
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  金曜日 2時限
 単位数  4
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  三船 恵美(ミフネ エミ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  国際関係や地域(エリア)の諸課題を題材に、自分自身の視角を形成し、それを報告しながら議論することを学ぶのが、本演習の目的です。複数の学生全員が同じ考え方をすることはあり得ません。異なる考え方の学生が集まり、異なる価値観に対して排他的になることなく、しかも単なる「仲良し関係」では終わらない知的緊張関係の中で、議論するところは議論し、評価できるところは評価しあうことを学びましょう。自分の意見を単純に主張するだけではゼミに参加する意義がありません。議論は言い争うことと本質的に異質なものです。議論することで自分の意見を主張したり異なる意見を受け入れたりして、自分の考え方を鍛えるためにゼミは存在します。
 自分の研究成果を発表するだけでなく、他者の研究報告に対しても疑問を持ち、共に問題解決能力を磨くことが、本ゼミにおける重要な学習課題の一つです。報告者は、プレゼンテーションの一週間前までにYeStudyに報告資料(レジュメ/アブストラクト)をアップすることが求められます。他のメンバーはそのレジュメの研究内容について事前に調べたり検討したりして、質問やコメントをあらかじめ準備しておき、ゼミにおけるディスカッションに臨みましょう。
 到達目標(ねらい) 〈学位授与の方針・教育課程の編成方針との関連性〉
本科目は、法学部のディプロマ・ポリシーのうち、特にD2〜D5に関連しています。「政治と社会・法・経済を見る眼を育むとともに、論理的な思考、分析力、問題解決能力」を育みましょう。
〈学生の達成目標〉
一方的に質問したり意見を言ったりするだけでなく、他者と一緒に問題解決する姿勢を学ぶ。一部の学生間だけではなく、ゼミ全員で質疑応答や討論を進めていくなかで、共に成長しましょう。
 授業スケジュール
第1~2回 ガイダンス
第3~15回 教科書を用いて、レジュメの作成、プレゼンテーション、討議を学んでいく 
 第 3回 第1章第1節 冷戦の起源
 第 4回 第1章第2節 冷戦の激化
 第 5回 第1章第3~4節 新冷戦=冷戦終焉
 第 6回 第2章 軍備管理・軍縮・不拡散
 第 7回 第3章 アメリカ外交の変容
 第 8回 第4章 民族問題 
 第 9回 第5章 環境と開発をめぐる国際政治 
 第10回 第6章 転換期の中国
 第11回 第8章 東南アジアの地域秩序形成
 第12回 第10章 欧州統合
 第13回 第11章 再び大国を目指すロシア
 第14回 後期のスケジュール決定など
第15~16回 課題授業(各自の研究を深める)
第17~29回 研究報告(テーマは任意)
第30回 総括
 履修上の留意点等 報告担当の1週間前までにレジュメ/アブストラクトをYeStudyにアップしましょう。
報告担当者以外はレジュメを事前に読みコメントや質問を準備して参加しましょう。
 成績評価の方法
試験
レポート
小テスト
平常点
40 %
研究報告&レジュメ・その他資料
40 %
他の学生の報告への質疑応答・議論への貢献度
20 %
最終提出論文(ゼミ論掲載の論文の質)


 教科書/テキスト
書籍名 『現代の国際政治[第4版]』
著者名 長谷川雄一・金子芳樹編 出版年 2019年 価格 3,000円
出版社 ミネルヴァ書房 ISBN 4623085619
備考 3年生にはゼミ費で購入し教場で配布します(4年には昨年度に配布済み)。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
適宜紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 該当科目ではありません。
 関連リンク 報告レジュメのアップにはYeStudyを使います。
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目