駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  133521 / 演習Ⅰ 133522 / 演習Ⅱ
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  月曜日 2時限
 単位数  4
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  崔 佳榮(チエ カエイ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  東アジア諸国は奇跡とも言える経済成長を遂げてきました。しかし、経済成長が人々の貧困の解決や生活の改善につながるとは限りません。特に、東アジア諸国は、国を挙げて経済成長を優先させ、社会問題の改善に対しては消極的な態度を示す傾向が強いと言われてきました。しかし、東アジア諸国の福祉国家としてのあり方は様々です。この演習では、東アジア諸国の政治経済を「福祉国家の多様性」という視点から考察します。演習は、基本的に文献講読という形式で進めますが、教員や報告者が「正解」を一方的に伝えるのではなく、グループ・ディスカッションを設けることで、批判的かつ多角的な思考力を育んでもらいます。
 到達目標(ねらい)  この演習は、与えられた情報をそのまま受け止めるのではなく、批判的かつ多角的に検討することで、物事の本質を見極めるとともに、様々な意見を尊重する能力を備えてもらうためのものです。
 授業スケジュール
 前期には、「教員」が提案した東アジア福祉国家に関するいくつかの文献の中から、この演習で一緒に読みたいものを受講生に決めてもらいます。
各担当者は、文献の「主要内容」と「一緒に考えてみたい論点」3つをレジュメにまとめて報告します。
受講生は担当者が取り上げた論点を中心にグループ・ディスカッションを行います。
各グループの代表者はグループの意見をまとめた上で、報告します。

 後期には、一緒に読みたい東アジア福祉国家に関する文献を「受講生」が提案し、自らが該当文献を報告する担当者となります。
各担当者は、文献の「主要内容」と「一緒に考えてみたい論点」3つをレジュメにまとめて報告します。
受講生は担当者が取り上げた論点を中心にグループ・ディスカッションを行います。
各グループの代表者はグループの意見をまとめた上で、報告します。
 履修上の留意点等 課題文献を受講生「全員」が事前に読んでくることを前提とします。
積極的に発言してもらうことで平常点をつけます。
内気な自分を乗り越えるつもりで受講してください。
講義のスケジュールは、受講生の要望を聞いてから決めます。
 成績評価の方法
試験
20 % レポート
小テスト
80 % 平常点





 教科書/テキスト
受講生と話し合って決めます。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業中に紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 今年度が初年度であるため、アンケートはまだ実施していません。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 この授業では、グループワークを実施します。また、活動の成果として、授業内で各グループによるプレゼンテーションを行います。