駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  140201 / 経営組織論
 開講年度・期  2017年 通年  開講曜日・時限  月曜日 5時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  日野 健太(ヒノ ケンタ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  企業組織を念頭におき,そもそも組織現象は,ひとの行為がなぜどのように組織として成り立っているのか(バス停でバスを待っている人の集団を組織とは呼ばないですよね。ひとの集団が組織と呼ばれるようになるには,何か条件があるはずです。),という「なぜそうなるのか」という視点と,これをどのようにマネジメントするのか(自分がマネジャーとしてどう組織を運営するのかを勉強できなければ,詐欺ですよね。経営学部ですから。)「どうするのか」という二つの視点から,組織現象に接近する。
 組織論は,伝統的には経営者がデザインする組織という見方(モダン・パースペクティブ)が支配的であったが,1980年代以降では内外の人びとが事物を共通の視点で意味づけ・解釈するという見方(シンボリック・パースペクティブ)が台頭してきた。さらに,近年では,組織や社会が当初の意図に反して人びとを疎外するという見方(ポストモダン・パースペクティブ)にも関心が集まっている。
 この講義では,以上のような最も一般的かつ包括的なパースペクティブをもって組織現象にアプローチしたい。
 到達目標(ねらい) 組織について,多角的な見方ができるようになる。組織は経営者の意のままにはならないこと,そう考えるとうまくいかないことを理解する。
組織を量的・質的に分析する基本的な方法について理解する。
学び方を学び,理解の仕方を理解する。つまり現実を抽象度の高い理論によって把握する戦略と方法を身につける。
 授業スケジュール
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 Ⅰ組織論のパースペクティブ① モダン
第 3 回 Ⅰ組織論のパースペクティブ② シンボリック
第 4 回 Ⅰ組織論のパースペクティブ③ ポストモダン・まとめ
第 5 回 Ⅱ組織と環境① モダン
第 6 回 Ⅱ組織と環境② シンボリック
第 7 回 Ⅱ組織と環境③ ポストモダン・まとめ
第 8 回 Ⅲ組織の社会構造① モダン 
第 9 回 Ⅲ組織の社会構造② シンボリック
第 10 回 Ⅲ組織の社会構造③ ポストモダン・まとめ
第 11 回 Ⅳテクノロジー① モダン
第 12 回 Ⅳテクノロジー② シンボリック
第 13 回 Ⅳテクノロジー③ ポストモダン・まとめ
第 14 回 中まとめと理解度の確認
第 15 回 Ⅴ組織文化① モダン
第 16 回 Ⅴ組織文化② シンボリック
第 17 回 Ⅴ組織文化③ ポストモダン・まとめ
第 18 回 Ⅵ組織の物的構造① モダン
第 19 回 Ⅵ組織の物的構造② シンボリック
第 20 回 Ⅵ組織の物的構造③ ポストモダン・まとめ
第 21 回 Ⅶ組織のパワー,コントロール,コンフリクト① モダン
第 22 回 Ⅶ組織のパワー,コントロール,コンフリクト② シンボリック
第 23 回 Ⅶ組織のパワー,コントロール,コンフリクト③ ポストモダン・まとめ
第 24 回 Ⅷ組織変革① モダン
第 25 回 Ⅷ組織変革② シンボリック
第 26 回 Ⅷ組織変革③ ポストモダン・まとめ
第 27 回 Ⅸ課題と展望① モダン
第 28 回 Ⅸ課題と展望② シンボリック
第 29 回 Ⅸ課題と展望③ ポストモダン・まとめ
第 30 回 まとめと試験形式の理解度の確認
 準備学習  われわれの日常生活は組織とともにある。毎週の講義で習ったことが,自分の身の回りの現象をどう説明できるか,また,それについて,どのような新しい見方をもたらしたかについて常に意識すること。また,「日常生活」が狭すぎると学習が質量ともに制約されるので,殻を破って遊ぶこと。バイトばっかりしている学生は伸びないよ。 
 第一回目講義で配布するシラバスを参照し,どのようなテーマで講義が行われるか意識した上で講義に参加すること。おおむねテキストの順番通りに進むので該当箇所を読む。
 履修上の留意点等  目指すのは大学の講義らしい講義である。つまり,「難しいけど中身があるよね。」という講義であって,「理解しやすくて単位の取れる楽な講義」ではない。例えば穴あきレジュメは使用しない(大学の講義はスライドを写しに来るところではなく,自分でノートをとって理解を深めていく能力を身につけるところである。)。
 前期後期第一回目の講義でシラバスを配布する。必ず入手し,予習復習自習試験準備に活用すること。シラバスとKONECOの内容が相違した場合,前者が優先する。
 成績評価の方法
40 % 試験
10 % レポート
小テスト
平常点
30 %
中間試験
20 %
YeStudyの小テスト


試験は試験期間中(持ち込み不可・論述)
中間試験は後期一回目(持ち込み可・論述,返します。)
レポートは夏休み。
YeStudyの小テストは不定期に行う(選択肢問題)。年8回程度。
論述問題への対応で,考えを文章にまとめる能力を養って下さい。
 
 教科書/テキスト メアリー・ハッチ著(大月・日野・山口訳)『ハッチ組織論』同文舘(近刊)。
何か野心のある学生は,その原著Organization Theory 3rd ed. Oxford University Press
 参考書
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授業中に指示します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 講師が子どもっぽいのに閉口して講義に出なくなったが単位が心配,という学生がいました。そういう子どもっぽいことをいう学生は履修しないで下さい。
 関連リンク