駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  216701 / 民族と文化A
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  金曜日 4時限
 単位数  2
 付記  ◎予・〔文化人類学〕
 主担当教員氏名(カナ)  森 雅文(モリ マサフミ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  諸民族は自らが棲まう世界をどのように捉え・関わり・創り、その生活を築いているのだろうか。この講義では、人類学的なエスノグラフィ(民族誌)に描かれた環境と人間の関わりと、そこに発する現実の多声性を捉えていく。前半は環境に応答する生業文化に、後半は共同性や連帯を創設する文化技法に着目して、人々の生活に顕れた生存戦略を読み解き比較する。これらから、対象を把握・記述する活動のなかで自文化をも相対化する文化人類学の方法と態度を学習し、現代社会に求められる多元性を前提にした理解とは何かを考察する。なお、授業は講義形式で、スライドや映像などの視聴覚資料を適宜利用する。
 到達目標(ねらい)  人々のリアリティに寄り添う文化理解の枠組み・方法・態度などを学習する。他者への想像力を育むとともに自文化への洞察を深め、人々に担われ創造される文化の姿を多面的に考察する能力を養う。なお、本科目の内容は「総合教育研究部の学士課程教育の方針」に基づいている。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス:講義のねらい
準備学習
(予習・復習等)
事前にシラバスを熟読・確認する 60分
第 2 回
授業の計画・内容 文化理解とは何か:現代人類学の視座
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 3 回
授業の計画・内容 適応と応答:生存戦略の概念
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 4 回
授業の計画・内容 森に棲まう:採集狩猟の世界
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 5 回
授業の計画・内容 草地を渡る:牧畜の世界
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 6 回
授業の計画・内容 作物の檻:農耕の世界
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 7 回
授業の計画・内容 資源は誰のものか:コモンズの思想
準備学習
(予習・復習等)
ここまでの授業ノートを確認 120分
第 8 回
授業の計画・内容 インタールード:多世界の視座へ
準備学習
(予習・復習等)
前半の講義内容の振り返り 240分
第 9 回
授業の計画・内容 「人」をつくる:文化化の技法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 10 回
授業の計画・内容 聖なる暴力:共同性の技法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 11 回
授業の計画・内容 分配と贈与:連帯の技法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 12 回
授業の計画・内容 マイノリティと越境:境界の技法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容・配付資料の復習 80分
第 13 回
授業の計画・内容 多様性から多元性へ:対等と未来の技法
準備学習
(予習・復習等)
ここまでの授業ノートを確認 120分
第 14 回
授業の計画・内容 インタールード:共進化と生存転換
準備学習
(予習・復習等)
後半の講義内容の振り返り 240分
第 15 回
授業の計画・内容 まとめ・質疑と応答
準備学習
(予習・復習等)
全体の講義内容の振り返り 90分
 履修上の留意点等 ◇ シラバスを熟読の上で履修すること。文化を紹介する過程では、当人が好ましくない・見聞を拒否したいと感じる事象や内容に触れる可能性がある。自己の信念や信条を客体化する準備のない学生の履修はすすめない。
◇ 授業の進捗や受講者の要望によって、授業予定の一部を変更することがある。
◇ 質問等があれば、適宜授業時に発言してかまわない。また、授業の前後に口頭で、あるいはコメントペーパーを利用してください。
◇ 受講者への連絡(テスト日程など)は大学ポータルサイト・YeStudyを利用する(当該科目を登録してください)。
 成績評価の方法
100 % 試験
レポート
小テスト
平常点




◇ 授業内テストを2回(前半・後半:各50%)を予定。ただし、履修者数と教場の都合によっては1回に変更する可能性がある。評価の基準は授業内容の理解度。
◇ 授業時の質疑応答や任意の提出物(コメントペーパー、小課題、発展的学習の成果など)は、その内容を吟味して加算点として評価する。
 教科書/テキスト
 指定しない。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 授業時に紹介する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について  web方式のアンケートで回答数は少ないが、改善を要する内容は見られなかった。当該年度の授業についての質問や要望は、例年通り授業時のコメントペーパーを活用する。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目