駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  218801 / 政治学
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  水曜日 1時限
 単位数  4
 付記  ◎予・〔政治システムと政治参加〕
 主担当教員氏名(カナ)  桶本 秀和(オケモト ヒデカズ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 政治システムと政治参加について、政治学の基礎理論を基に論じます。前期は政治システム論の紹介と、日本においてどのように「政治システム」が動いているかをアクターや制度を結びつけながら講義します。後期は政治参加について、その参加拡大の歴史と理論、ならびに日本における現状などを紹介します。
 到達目標(ねらい) ・政治システム論ならびに日本の政治システムを理解する。
・政治参加論ならびに日本の政治参加の特質を理解する。
 授業スケジュール
第 1 回 イントロダクション:政治とは何か
第 2 回 政治システム:政治システム論
第 3 回 政治システム:政治を行う主体は誰か
第 4 回 政治システム:政治を行う主体① 利益集団
第 5 回 政治システム:政治を行う主体② 官僚(制)
第 6 回 政治システム:政治を行う主体③ 政治家
第 7 回 政治システム:主体を選ぶための制度① 小選挙区制と大選挙区制
第 8 回 政治システム:主体を選ぶための制度② 比例代表制
第 9 回 政治システム:政治を行うための制度① 議院内閣制
第 10 回 政治システム:政治を行うための制度② 二元代表制
第 11 回 政治システム:政治的決定を観察するモデル① 完全合理性と限定合理性
第 12 回 政治システム:政治的決定を観察するモデル② ゴミ箱モデル
第 13 回 政治システム:政治的決定を観察するモデル③ 政策の窓モデル
第 14 回 政治システム:政治システムのまとめ
第 15 回 政治システム:政治システムに関する小テスト(レポートの作成)
第 16 回 政治参加:政治システムと政治参加の関係
第 17 回 政治参加:政治参加の理論① 政治参加と候補者
第 18 回 政治参加:政治参加の理論② 政治参加と政党
第 19 回 政治参加:政治参加の理論③ 政治参加と政策
第 20 回 政治参加:政治参加の理論④ 政治参加と情報
第 21 回 政治参加:政治参加の理論⑤ 政治参加とイデオロギー
第 22 回 政治参加:政治参加の歴史① 古代の民主政治と参加
第 23 回 政治参加:政治参加の歴史② 近代の民主政治と参加
第 24 回 政治参加:政治参加の歴史③ 現代の民主政治と参加
第 25 回 政治参加:政治参加の実態① 日本における政治参加の拡大
第 26 回 政治参加:政治参加の実態② 現代日本の投票制度
第 27 回 政治参加:政治参加の実態③ 現代日本の投票参加
第 28 回 政治参加:政治参加の実態④ 政治参加とジェンダー
第 29 回 政治参加:政治参加のまとめ
第 30 回 政治参加:政治参加に関する小テスト(レポートの作成
 履修上の留意点等
 成績評価の方法
50 % 試験
50 % レポート
小テスト
平常点




試験50%+レポート50%(25%×2)
 教科書/テキスト
特に指定なし。
北山他(2009)『はじめて出会う政治学』有斐閣
佐々木(2007)『民主主義という不思議な仕組み』ちくまプリマー新書
などを事前に読んで、「アクター」「利益」「代表制(代議制)」といった概念を予習しておくことが望ましいです。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
・飯尾潤『現代日本の政治 (放送大学教材)』放送大学教育振興会、2015年
・甲斐祥子『現代政治のナビゲーター[新2版]』北樹出版、2014年
・川出良枝・谷口将紀編『政治学』東京大学出版会、2012年
・新藤宗幸・阿部齊『現代日本政治入門』東京大学出版会、2016年
・山田真裕『政治参加と民主政治』東京大学出版会、2016年
その他の参考文献は講義中に適宜紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 初年度のため、次年度以降に反映させます。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目