駒澤大学 シラバス照会
履修コード/科目名称 | 224401 / コンピュータ基礎 | ||
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開講年度・期 | 2020年 前期 | 開講曜日・時限 | 集中 1時限 |
単位数 | 2 | ||
付記 | ◎予 | ||
主担当教員氏名(カナ) | 谷本 玲大(タニモト サチヒロ) | ||
副担当教員氏名(カナ) |
授業概要 | 【授業日程】9月2日(水)~9月4日(金)の1~4限、9月7日(月)の1~3限。 なお、補講の予備日は9月7日(月)の4限と9月8日(火)である。 ●この履修コードは夏期集中講義です。1日欠席すると、4回欠席となるので、講義進度の関係上、単位取得は、ほぼ不可能となります。健康管理に十分注意のこと。 ●空調の関係上、座席によっては寒くなる場合があります。ストールなど、肩掛け・膝掛けとなる物の持参を推奨します。 ●履修登録した授業と異なるクラスに出席しても、全て欠席扱いとなるので、教室の確認は十分注意すること。 ●本年度夏季集中授業の成績発表は、後期・通年科目と同時(2月中旬)に行われます。9月卒業および後期休学の学生は単位修得できないので注意すること。不明点は履修登録前までに教務部窓口で確認すること。 社会生活の中にICT機器が浸透した現代においては、専門分野を問わず、ICT社会における法律・ルールやマナー、セキュリティの基礎を知り、ICT機器に関する基礎知識やICT機器を使いこなす基礎的な技術の習得が不可欠である。本科目では、このようなICT社会を生きていく上での基礎的な事柄を、主に実習を通して学んで行く。 本講義は、授業内・レポート課題でのアクティブ・ラーニング、特に、課題解決型学習(PBL)を重視して進める。 たくさんの情報が溢れかえっている時代である。 だが、その中から必要な情報のみを抽出するには技術が要る。 のみならず、それら諸要素を組み合せ、再構築し、活用する力も求められる。 学生諸君が、如上の活動を実体験として血肉化することを目標とする。 生活全般の中で、問題意識や企画力を養いたい。 ニュースや広告、街角の風景などから時代の潮流を嗅ぎ取る視点も提示する。 はじめの一歩からのパソコン技術を扱い、一気に実力養成を図る。 興味の方向を多様化して行くことが「学士力」の養成には必須である。 味読・味わいを得るには膨大な智のバックヤードが必要だからである。 無から有は生まれないのである。 しっかりと、人間力・生きる力としての実力を身につけたい。 |
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到達目標(ねらい) | ◆本科目は、駒澤大学位授与の方針DP3に関連する。 総合教育研究部の教育研究上の目的「社会で活躍するための幅広い教養を身につける」の一環として、在学中にレポート作成などを行うときあるいは社会に出たときに最低限必要となるコンピュータスキル(Word,Excelなど)や情報リテラシー、情報倫理を身につけるなど、ICT基礎レベルの修得を目的とする。 具体的には、以下のようなことを目標とする。 ◆知識・理解・関心・意欲・態度 ○ICT社会の基礎用語、ICT社会に関連する法律/ルール、ならびに大学教育の公的位置づけ(政府方針・法令・文部科学省・大学に於ける3つのポリシー等)について知り、理解できていることを与えられた選択肢の中から指示し、説明できる。 ○ICTによる情報発信・受信の特性(SNSの特性、炎上について、ネタ/デマの見分け方など)を理解し、ICT社会におけるマナー、セキュリティの基礎を知り、理解できていることを与えられた選択肢の中から指示し、説明できる。 ◆思考・判断・技能・表現 ○コンピュータの基礎的な操作方法(タイピングを含む)を学び、実践できることを授業内の所作としてで示せる。 ○電子メールの文化・マナーを学び、「知的活動でも職業生活や社会生活でも必要な技能(コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、論理的思考力、問題解決力)」をその実践として表現できる。 ○基礎的な情報処理アプリケーション(Microsoft Office Word、Microsoft Office Excelの基礎)の使い方を習得し、レポート課題、授業内作業として実践できることを示す。 ○レポートの文章として、様々な学問分野で共通する基本的な研究方法(主体的な問題発見の仕方、的確な問題設定・分析・検討の仕方、客観的立場を保った表現の作法)を学び、調査・研究・考察した結果を、第2期教育振興基本計画(答申)に言う「答えのない問題」への最適解を導くべく、課題解決型学習(PBL)の実践を行って、論理的かつ他者にわかりやすく発信・表現できる。 ○レポートの作成過程に於いて、情報の収集・整理・活用を「多文化の異文化に関する知識の理解、人類の文化・社会と自然に関する知識の理解」並びに「統合的な学習経験と創造的思考力」として実践できる。 ○表計算ソフトを活用する作業を通して「数量的スキル、論理的思考力方法」の体得を実践表現できる。 |
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授業スケジュール |
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履修上の留意点等 | ○予めシラバスを閲覧してから履修登録を行っている前提で講義を進める。 ○初心者〜中級向け。履修当初は全くパソコンを使えなくても構わないが、実習主体であるので、継続的な出席と主体的な取り組みが必要である。 ○教室に備付のパソコンを使用するのでKOMAnetの「ユーザID」と「パスワード」が必要。受講時には【忘れずに持参】のこと。 ○教員免許状の取得要件科目でもあるため、「情報倫理」に関する回では、性的な話題についても触れることがある。この点、あらかじめ了承されたい。 ○現代は、現実問題として「生きづらい時代」である。その中で「生きる力を養う」ため、諸君にとっては(おそらく)厳しく感じられるような指導となる。この点、あらかじめ了承されたい。 ○講義中に他学生の学習権を侵害するような行為のあった場合、教員の指示に従わない場合には履修許可を取り消すことがある。 ○講義予定は「第2期教育振興基本計画」にある「アクティブ・ラーニング」(学生の主体的な学び確立、能動的学修)の実践として「課題」の内容も織り込んで示してある。 ○文部科学省の双方向型講義の推進方針、ならびに講義進度や学生の習熟度、本年度の学事日程などにより、各回の内容の入れ替え・調整・自習課題への振り替えを行う場合がある。 ※本科目が教務部にGPA対象科目と指定された場合は、素点上位者から順に傾斜配点を行う場合がある。 |
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成績評価の方法 |
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教科書/テキスト |
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参考書![]() |
○小笠原喜康著『大学生のためのレポート・論文術』 (講談社現代新書1603) 2002/04刊、714円、ISBN-13:978-4061496033 ※「インターネット活用編」や「新版」では【ない】点に注意。 ○身の回りにある「情報」媒体すべて。 |
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学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について | 学生がネイティブスマホ世代となり、年々、進度が押してきているが、2019年度は、2018年度の反省に基づき、授業の進行が毎時間の後半で急ぎ足にならぬよう工夫をし、(まだ課題はあるものの)ある程度の改善ができた。2020年度もこの点に特に留意して継続的な工夫・改善を図ってゆきたい。 昨年度、一昨年度の各学期の授業アンケートでは、指導の厳しさについて比較的に好意的なコメントが多かったようであるが、そうは言っても程度の問題があろう。あまりやり過ぎないように気をつけたい。 これらも含め、双方向性の確保の観点から、その回の感想、意見や質問などを学生諸君が帰り際などに気軽な気分でフィードバックできる雰囲気作りに努めているつもりであるので、学生諸君は(雑談でもよいので)教室退出時に一声かけて頂きたい。 |
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関連リンク | ○文部科学省 「学士力」 ○文部科学省 平成28年3月31日 文部科学省「高大接続システム改革会議「最終報告」の公表について」の「高大接続システム改革会議参考資料 1」PDF) ○文部科学省 教育振興基本計画 ○文部科学省 就職関係 ○経済産業省 社会人基礎力 |
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実務経験がある教員による授業科目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アクティブラーニング型の授業科目 | 調査学習、課題解決型学習 |