駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  230701 / 駒澤大学の歴史
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  水曜日 2時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  皆川 義孝(ミナガワ ヨシタカ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  駒澤大学の歴史は、明治15年(1882)に設置された曹洞宗大学林専門学本校を起点としています。その淵源は文禄元年(1592)、江戸駿河台吉祥寺境内に創設された「旃檀林(学林)」にまで遡ります。この授業では、駒澤大学の淵源、旃檀林から現代までの歩みとともに、日本近代社会と駒澤大学の関わりについて学びます。授業は講義形式で行いますが、毎回理解度を確認するためのレポート(コメントシート)を提出いただきます。
 到達目標(ねらい) 駒澤大学の歴史は、駒澤大学の建学の精神や江戸時代から現代までの歴史、日本近代社会と本学の関わりについて学びます。総合教育研究部の教育課程の編成方針の実施項目「建学の理念に対する理解をもとに、宗教・哲学に対する多面的な理解を持ち、人間、文 化、社会、自然について幅広く体系的な教養を身につけた人材を養成する。」に深く関連しています。この授業を通じて、駒澤大学に対する理解を深め、愛校心を育み、幅広く体系的な教養力を身に付けます。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 オリエンテーション(授業の概要・スケジュール、参考文献の紹介など)
準備学習
(予習・復習等)
予習;講義前にシラバスを確認する
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 2 回
授業の計画・内容 駒澤大学の建学の精神と道元
準備学習
(予習・復習等)
予習:駒澤大学の建学の精神と道元の生涯を調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 3 回
授業の計画・内容 江戸時代の吉祥寺旃檀林
準備学習
(予習・復習等)
予習:江戸時代の吉祥寺について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 4 回
授業の計画・内容 明治政府の政策と曹洞宗立学校の発足
準備学習
(予習・復習等)
予習:明治初年の仏教と明治政府の宗教政策について調べる復習:配付資料による学びの振り返りを行う 90分
第 5 回
授業の計画・内容 曹洞宗大学の発足
準備学習
(予習・復習等)
予習:曹洞宗大学について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 6 回
授業の計画・内容 駒沢移転と玉電
準備学習
(予習・復習等)
予習:曹洞宗立学校の駒沢移転について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 7 回
授業の計画・内容 曹洞宗立学校と中村春二
準備学習
(予習・復習等)
予習:学校法人成蹊学園の創設者、中村春二の生涯を調べる復習:配付資料による学びの振り返りを行う 90分
第 8 回
授業の計画・内容 関東大震災と駒澤大学の発足
準備学習
(予習・復習等)
予習;駒澤大学の発足を調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 9 回
授業の計画・内容 駒澤大学図書館と東洋学
準備学習
(予習・復習等)
予習:東洋と東洋学という用語の意味について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 10 回
授業の計画・内容 戦時下の駒澤大学
準備学習
(予習・復習等)
予習:戦時中の日本の大学について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 11 回
授業の計画・内容 占領政策と新制大学の発足
準備学習
(予習・復習等)
予習:戦後のGHQによる教育改革を調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 12 回
授業の計画・内容 東京オリンピックと駒澤大学
準備学習
(予習・復習等)
予習:高度経済成長期の日本と東京オリンピックを調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 13 回
授業の計画・内容 開校100周年と駒澤大学
準備学習
(予習・復習等)
予習:開校100周年当時の駒澤大学について調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 14 回
授業の計画・内容 現在の駒澤大学
準備学習
(予習・復習等)
予習:現在の駒澤大学の教育組織などを調べる
復習:配付資料による学びの振り返りを行う
90分
第 15 回
授業の計画・内容 禅文化歴史博物館の見学と理解度の確認
準備学習
(予習・復習等)
予習:禅文化歴史博物館建物の歴史について調べる
復習:全授業の学びの振り返りを行う
90分
 履修上の留意点等 駒大生にとって、駒澤大学の歴史を学ぶことは、学生生活のみならず、卒業後の人生においても大切な学びです。履修に際しては、目的意識を高く持って、主体的に学んでください。質問などがあれば、毎回授業の最後に提出いただくレポート(コメントシート)に質問事項等を記入してください。適宜、回答いたします。
 成績評価の方法
50 % 試験
20 % レポート
小テスト
30 % 平常点




試験においては、設問に対して簡潔にまとめられている内容であるかを重視します。レポートでは、課題に対して的確に、かつ自分の意見が述べられているか重視します。
 教科書/テキスト
特定のテキストは使用しません。適宜、配付資料(プリント)を配付します。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
大学図書館にある駒澤大学開校百二十年史編纂委員会『駒澤大学百二十年~過去からいま、そして未来へ~』(駒澤大学)等の駒澤大学の歴史が参考になります。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 旧年度の学生による授業アンケートは実施していません。
 関連リンク 授業に関連するWebページは、駒澤大学禅文化歴史博物館(https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/museum/)等です。
 実務経験がある教員による授業科目 当科目は史書編さん・史料取扱い・大学史分野の実務経験を有する教員による授業科目です。
 アクティブラーニング型の授業科目 当科目では、体験学習として禅文化歴史博物館の見学、毎回の授業にてコメントシートに記入した質問等に適宜、回答するレスポンスカードなどを実施します。