駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  275571 / 中国語ⅠBa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  土曜日 1時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  齋藤 晴彦(サイトウ ハルヒコ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 この授業では、大学生の初修外国語としての中国語を学ぶ。
一冊の教科書を2人の教員がペアとなり進めていく。前半は発音を学ぶ。発音表記法(ピンイン)にしたがって、中国語の音節を構成する声調、母音、子音の発音を順に修得していく。6回目以降は、1課ごとに基本的な単語、文法を学びながら、日常会話を学んでいく。また、言葉の背後にある中国の多種多様な文化や中国人の考え方も紹介し、「近くて遠い」中国の異文化に対する理解を深める。
本科目は講義だけでなく、一人一人の学生に実際に声を出して発音を練習し、習得することを求める。したがって授業は【講義】と【演習】を併用するかたちで進め、適宜ペアワークの時間を設定する。 
 到達目標(ねらい) 中国語のごく初歩的な力を身につけることを目指す。具体的には、声調を発音しわけることができる。ピンインを正しく読むことができる。基本的な単語や文法を覚えることを目指す。この授業を通じて、簡単なあいさつや会話を交わすこと、簡単な単語の聴き取りができるようになる。なお、本授業は総合教育研究部教育課程の編成方針に掲げる「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」ための第一歩となるものである。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス――中国語はどんな言語か。
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習及び第一課の予習 60分
第 2 回
授業の計画・内容 第一課 声調、単母音、複母音
準備学習
(予習・復習等)
声調、単母音、複母音の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第二課の予習 60分
第 3 回
授業の計画・内容 第二課 子音(1)
準備学習
(予習・復習等)
子音(1)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第三課の予習 60分
第 4 回
授業の計画・内容 第三課 子音(2)
準備学習
(予習・復習等)
子音(2)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第四課の予習 60分
第 5 回
授業の計画・内容 第四課 声調変化、軽声、r化  
準備学習
(予習・復習等)
声調変化、軽声、r化の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第五課の予習 60分
第 6 回
授業の計画・内容 第五課 「どうぞよろしく」(人称代名詞、あいさつ、動詞“是”、助詞ma )
準備学習
(予習・復習等)
(人称代名詞、あいさつ、動詞“是”、助詞ma )の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第五課の予習 60分
第 7 回
授業の計画・内容 第一課~第五課のまとめと復習
準備学習
(予習・復習等)
第一課~第一課~第五課の総復習と第六課の予習 60分
第 8 回
授業の計画・内容 第六課 「お名前は」(姓名の言い方、助詞ne、呼びかけのことば、助詞ba)
準備学習
(予習・復習等)
(姓名の言い方、助詞ne、呼びかけのことば、助詞ba)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第七課の予習 60分
第 9 回
授業の計画・内容 第七課 「ご出身は」(指示詞、助詞“的”、副詞“都”“也”、動詞述語文)
準備学習
(予習・復習等)
(指示詞、助詞“的”、副詞“都”“也”、動詞述語文)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第八課の予習 60分
第 10 回
授業の計画・内容 第八課 「飲み物は」(疑問詞、助動詞“想”、反復疑問文、“喜歓”)
準備学習
(予習・復習等)
(疑問詞、助動詞“想”、反復疑問文、“喜歓”))の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第九課の予習 60分
第 11 回
授業の計画・内容 第九課 「おいくつ」(数詞、年齢の言い方、量詞、“有”)
準備学習
(予習・復習等)
(数詞、年齢の言い方、量詞、“有”)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第十課の予習 60分
第 12 回
授業の計画・内容 第十課「和食はいかが」(“guo”、“請”、“還是”、形容詞述語文)
準備学習
(予習・復習等)
(“guo”、“請”、“還是”、形容詞述語文)の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第十一課の予習 60分
第 13 回
授業の計画・内容 第十一課「家庭訪問」(助動詞“要”、主述述語文、比較文、前置詞“給”)
準備学習
(予習・復習等)
(助動詞“要”、主述述語文、比較文、前置詞“給”))の復習(声調子、ピンイン、簡体字、リスニング)及び第十ニ課の予習 60分
第 14 回
授業の計画・内容 第六課~第十一課のまとめと復習
準備学習
(予習・復習等)
第六課~第十一課の総復習とこれまでの学習内容の確認 60分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度・定着度の確認
準備学習
(予習・復習等)
第一課~第十一課までのヒアリング・発音練習 60分
 履修上の留意点等 授業回数の四分の三以上の出席が必要です。学生部が発行する正規の欠席届を除き、部やサークルが独自に作成した欠席届を提出しても、「公欠」扱いとはなりません。
 成績評価の方法
50 % 試験
レポート
20 % 小テスト
30 % 平常点





 教科書/テキスト
相原茂・陳淑梅・飯田敦子著『日中いぶこみ交差点 エッセンシャル版』、朝日出版社、2,400円+税、ISBN:978-4-255-45314-9
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業時に適宜紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について ・板書は見やすくしてほしいとの要望があったので、丁寧で分かりやすい板書を工夫したい。
・毎時、学習事項を含む短い表現を、暗誦用に「本日のお持ち帰りフレーズ」として紹介した。好評だったので、続けていきたい。
 関連リンク 「学習に役立つ情報」(駒澤大学総合教育研究部外国語第二部門)
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目