駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  432701 / グローバル創造都市とアート政策
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  火曜日 1時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  川崎 賢一(カワサキ ケンイチ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 文化的グローバリゼーションを推進する中核的トレンドは創造都市ないし創造産業である。本講義では、文化政策を下敷きとしながら、創造都市とは何か、どのように成立し、そのように発展しているのかについて、具体的な例を挙げて紹介・説明する。
 到達目標(ねらい) グローバリゼーションの文脈で、文化がどのような機能を現代社会において果たしているのかという大きな観点でとらえる知的な教養を身につけてほしい。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 イントロダクション:概略とキー概念
準備学習
(予習・復習等)
スケジュール、期末試験、資料の内容などをしっかり記録しておくこと。 60分
第 2 回
授業の計画・内容 文化政策の機能:その歴史的展開
準備学習
(予習・復習等)
文化政策の歴史、特にその成立過程に関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 シンガポール:グローバル創造都市とその文化政策
準備学習
(予習・復習等)
きわめて特徴のあるシンガポールの文化制度に関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その1):創造都市の成立と展開
準備学習
(予習・復習等)
創造都市の成立とその後の発展過程に関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その2):定義と国際的文脈(UNESCOを例として)
準備学習
(予習・復習等)
創造都市の定義と国際的文脈、特にユネスコのネットワークに関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その3):日本での展開(金沢・横浜など)
準備学習
(予習・復習等)
創造都市の日本における展開について、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 7 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その4):誰が作るのか、文化階層の問題
準備学習
(予習・復習等)
創造都市は誰によって作られてきたのかに関する、基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その5):R.フロリダの創造階級論
準備学習
(予習・復習等)
創造都市論としてもっとも著名な、フロリダについてその基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 グローバル創造都市(その6):その意味するものと可能性
準備学習
(予習・復習等)
創造都市に関する概括的なまとめに関して、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 アメリカ文化の創造性の特色とグローバルな影響
準備学習
(予習・復習等)
創造都市の代表として、アメリカ文化がどのような役割をはたしてきたのかに関して、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 11 回
授業の計画・内容 文化政策の成立と機能:イギリスの文化政策を中心にして
準備学習
(予習・復習等)
文化政策に多大な影響を与えているイギリスの文化政策について、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 近代文化の基礎(その1):ヨーロッパの芸術文化
準備学習
(予習・復習等)
現代文化を代表するヨーロッパ発の芸術文化について、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 近代文化の基礎(その2):アメリカのポピュラー文化
準備学習
(予習・復習等)
現代文化の代表として、アメリカのポピュラー文化に関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 現代文化の特色と可能性: 中国文化と東南アジア文化を中心として
準備学習
(予習・復習等)
21世紀の新しい登場人物として、中国とシンガポールに関して、その基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んでおくこと。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 グローバルスマートシティへの可能性・まとめ
準備学習
(予習・復習等)
まとめとして、近年のスマートシティに関する基礎的な内容について、授業内で支持された資料・文献・URLなどを読んで考えをまとめてみること。 90分
 履修上の留意点等
 成績評価の方法
90 % 試験
レポート
小テスト
10 % 平常点




なお、小論文試験(持ち込み不可)を予定している。
 教科書/テキスト
特に指定しない。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業内で指示する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 日本の状況(京都の文化政策)、ユネスコの創造都市政策、アメリカの文化政策、イギリスの文化政策、コンテンツ政策など新しい状況を加味する。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目