駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  434301 / 情報保護と社会
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  月曜日 3時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  石川 憲洋(イシカワ ノリヒロ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 社会活動の全般的な情報化が進展するに従い、情報の価値が増大している。小説、映画、音楽、コンピュータプログラム、データベース、マルチメディア情報等のように経済的価値があり、しかも公開された情報については、著作権法等の知的財産権法による保護に適している。企業秘密やプライバシー情報のように経済的価値があり、しかも非公開の情報についてはセキュリティ上の対策が必要になる。また、ビッグデータ時代の個人のプライバシー保護も重要な法律上の課題となっている。この講義では、日本の知的財産戦略、プライバシー保護政策および情報セキュリティ政策との関連を含め、情報保護の必要性と、これに対応するために、政府、官公庁、企業、情報システム、ネットワーク、ユーザーにおける種々な対策について学ぶ。
 到達目標(ねらい) コンテンツ/メディア産業だけでなく、あらゆる企業、官公庁などで仕事をする上で必要となる、知的財産権法(著作権、特許、意匠権、商標権など)、営業秘密、個人の情報保護、情報システムのセキュリティ対策などについて、基本的な知識を習得させるとともに、情報を保護することの必要性とそのために必要な法律の知識を理解させる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 情報化社会における情報の価値とその保護の必要性
準備学習
(予習・復習等)
シラバスをよく読み、
授業の準備を行うこと。
60分
第 2 回
授業の計画・内容 知的財産権の保護に関する政策と技術(1.知的財産戦略)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 知的財産権の保護に関する政策と技術(2.著作権制度)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 知的財産権の保護に関する政策と技術(3.著作権保護技術)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 知的財産権の保護に関する政策と技術(4.産業財産権の保護と課題)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。
第1回レポート提出に向けて、これまでの授業を復習し、レポート提出の準備を進めること。
60分
第 6 回
授業の計画・内容 知的財産権の保護に関する政策と技術(5.営業秘密の保護と課題)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 7 回
授業の計画・内容 個人情報保護に関する政策と技術
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 情報セキュリティに関する政策と技術(1.情報セキュリティ政策)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 情報セキュリティに関する政策と技術(2.情報セキュリティ・マネジメント)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。
第2回レポート提出に向けて、これまでの授業を復習し、レポート提出の準備を進めること。
60分
第 10 回
授業の計画・内容 情報セキュリティに関する政策と技術(3.暗号技術)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 11 回
授業の計画・内容 情報セキュリティに関する政策と技術(4.認証技術)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 情報セキュリティに関する政策と技術(5.情報セキュリティ技術の高度化と応用)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 グローバル環境における情報保護の課題(1.国際機関の果たす役割)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 グローバル環境における情報保護の課題(2.有害情報からの児童の保護)
準備学習
(予習・復習等)
授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 まとめ
準備学習
(予習・復習等)
これまでの授業内容の復習を行い、分からないことがあれば、自主的に調べること。 60分
 履修上の留意点等 特になし
 成績評価の方法
試験
75 % レポート
小テスト
25 % 平常点




レポートは、前期レポート、後期レポートの2回とする。
平常点は、授業への積極的な参加、授業での積極的な発言などで評価する。
 教科書/テキスト
講義資料をGMS授業支援システムを利用して、公開、配布する。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業中に参考書、ホームページ等を紹介する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 昨年度の学生による授業アンケートの結果において、「実際に社会に出て活かせる内容である。細かく丁寧な説明で、復習する際に思い出しやすい。」、「スライド等の配布資料が適切で、説明も丁寧にして下さった。」などの多数の高評価を受けた。

一方で、400名弱の出席者があり、「出席カードでの出欠確認は時間がかかりすぎる。」との意見が多数あった。学生証がICカード化されたので、先ずは、大教場から、教壇の前にICカードリーダを2台程度設置し、授業の前後に学生がタッチすれば、出欠確認出来るシステムの導入を検討したい。また、「このアンケートも平常点に加点してくれると嬉しいです。」との意見があった。授業アンケートの回答も学生の授業への積極的な参加と考えるので、平常点への加点を検討したい。

 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目