駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  437101 / 情報メディア開発論
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  木曜日 5時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  服部 哲(ハツトリ アキラ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 文字メディア(本、新聞、雑誌)、放送メディア(テレビ、ラジオ)、映像メディア(映画、ビデオ)、音響メディア(CD)、コミュニケーションメディア(携帯電話)、インタラクティブメディア(ゲーム、パソコン)、ソーシャルメディアなど、今日、さまざまな情報メディアが存在する。そのなかでもインターネット、特にWebは情報メディアを支える基盤であり、新たに情報メディアを開発する上で不可欠な要素である。そこで本講義では、情報メディアのうち、Webサイト/サービスの開発に焦点をあて、その開発フローを学び、開発事例を紹介することによって、情報メディア(Webサイトやサービス)開発の方法論を学ぶ。また、Web APIやオープンソースソフトウェアを利用した情報メディアの企画・制作・運営を実践することによって、その知識の定着を図る。したがって本科目は、【講義】と【実習】が中心となる。
 到達目標(ねらい) 本科目は、グローバル・メディア・スタディーズ学部の学位授与の方針DP5と特に関連が強く、DP2やDP3とも関連する。
本科目では、情報メディア(Webサイト/サービス)の開発フローを理解し、自らで情報メディアを企画・制作・運営できるようになる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス
~授業の目標・内容、用語整理、Web技術の変遷~
準備学習
(予習・復習等)
シラバスと配布資料を精読する。 70分
第 2 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の設計1
~システム開発の技法~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の設計2
~Webデザイン~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の設計3
~デザイナーの仕事~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の実装1
~ホームページの裏側~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の実装2
~サーバサイド技術~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 7 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の実装3
~データベース入門~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の実装4
~リレーショナル代数、データベース検索の基本~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の実装5
~データベース検索の応用、データベースの更新(追加、変更、削除)~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)開発の実践1
~Web API利用による情報メディアの開発~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読し、演習課題に取り組む。 90分
第 11 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)開発の実践2
~情報メディアの企画とデータベース連携~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読し、演習課題に取り組む。 90分
第 12 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)開発の実践3
~オープンソースソフトウェア利用による開発~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読し、演習課題に取り組む。 90分
第 13 回
授業の計画・内容 情報メディア(Webサイト/サービス)の設計・実装・運営を支えるツール
~プロジェクト管理、アクセス解析、セキュリティ対策など~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 総合演習1
~Web APIとデータベース連携による情報メディア(Webサイト/サービス)の企画~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 総合演習2
~Web APIとデータベース連携による情報メディア(Webサイト/サービス)の開発~
準備学習
(予習・復習等)
配布資料を精読する。 60分
 履修上の留意点等 パソコンによる実習を伴うため、ノートパソコン(MacとWindowsのどちらでもかまわない)を毎回持参すること。ソフトウェア(アプリ)のインストールや設定を伴うため、大学で貸し出しているノートパソコンでの受講はできない。
プログラミングやデータベースのいろはを学ぶ授業ではないため、それらに関する基本事項については各自で理解を深める努力が求められる。
ゲスト講義を1回、予定している。また授業スケジュールや授業で利用するツールは状況を見て変更することもある。これらについては授業内で指示する。
投影されたスライドの撮影を禁ずるため、各自でノートを取り、授業に集中し、積極的に学習すること。
私語、途中入室・退室は慎むこと。これらの基本事項を守れない場合、退席の上、単位取得を認めないこともある。
 成績評価の方法
試験
40 % レポート
20 % 小テスト
40 % 平常点




データベールの理解度を計るための小テストを予定している。また平常点として、必要に応じて授業時に演習課題やミニレポートを課す。
 教科書/テキスト
特に指定しない。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
松本早野香『Web制作』共立出版(2,600円+税)ISBN978-4-320-12352-6

そのほかは授業の中で適宜指示する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について アンケート対象外であるが、予習・復習するための仕掛けを用意する。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目