駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  823171 / 日本史学演習Ⅳ【演習】
 開講年度・期  2020年 通年  開講曜日・時限  水曜日 3時限
 単位数  4
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  林 譲(ハヤシ ユズル)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  本科目は、二つの柱からなる【演習】形態で実施する。一つは、主に鎌倉・南北朝・室町時代の史料をもとに、受講生各自の問題関心に合わせて、史料から読み解く中世社会を研究することにある。具体的には、本学に由縁のある大久保道舟氏編『曹洞宗古文書』上巻・下巻・拾遺(筑摩書房、昭和47年)所収史料などをテキストとして、同書刊行後の調査・研究の進展を踏まえて、受講生が主体的に調査・研究し、その成果を報告し討論を行う。
 もう一つは、修士論文の中間報告、また主体的・積極的に臨むことが期待されている学内外の各種学会・研究会における研究発表にむけた準備報告など、受講生各自の研究課題に関する報告の「場」とすることにある。報告は、それぞれの進捗状況に合わせて随時行う。そのため、年度途中でのスケジュール変更は大いにあり得る。
 以上二つの柱について、後掲「授業スケジュール」欄には『曹洞宗古文書』所収文書講読と示している。なお、関係する史料見学・実踏調査も行う予定である。
 到達目標(ねらい)  本科目は、人文科学研究科歴史学専攻の学位授与の方針DP1~3に関連が強い。本科目を履修することにより、研究者の入り口に立つ大学院生としての相応しい研究能力を育み、自らを鍛え着実に研究成果を蓄積していく姿勢が形成されること、また学内外の各種学会・研究会や調査活動への主体的・積極的な参加を通じて、多くの研究者と分野・専門領域を超えて交流すること、その結果として、社会で活躍する専門的な研究能力が養成されることを目標とする。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容  まず、何故問題にする必要があるかなどの研究史上の問題点を認識した上で、事前に配布した『曹洞宗古文書』所収文書(特に「永光寺文書」を取り上げる)等の活字本・原本写真版・影写本コピーを各自分担し、『曹洞宗文化財調査目録解題集』や該当する地域の自治体史などを併せて調査し、それに基づいた報告及び討論を行う。
導入―問題の所在、研究史の現状―
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 2 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その1
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 3 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その2
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 4 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その3
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 5 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その4
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 6 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その5
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 7 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その6
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 8 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その7
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 9 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その8
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 10 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その9
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 11 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その10
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 12 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その11
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 13 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その12
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 14 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その13
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 15 回
授業の計画・内容 前期授業のまとめと課題
準備学習
(予習・復習等)
予習・復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 60分
第 16 回
授業の計画・内容 後期授業のねらい
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 17 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その14
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 906分
第 18 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その15
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 19 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その16
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 20 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その17
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 21 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その18
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 22 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その19
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 23 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その20
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 24 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その21
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 25 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その22
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 26 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その23
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 27 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その24
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 28 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その25
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 29 回
授業の計画・内容 『曹洞宗古文書』所収文書講読その26
準備学習
(予習・復習等)
予習として、『曹洞宗古文書』所収文書について調べておくこと、復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 90分
第 30 回
授業の計画・内容 後期授業のまとめと課題
準備学習
(予習・復習等)
予習・復習として、本講義に内容を確認しておくこと。 60分
 履修上の留意点等  受講生各自の研究テーマを基本とし、その問題関心から『曹洞宗古文書』所収文書、並びに研究の進展を反映した各種史料集を併せ読むことが、自らの研究成果に反映することを想定している。毎回出席の上、必ずノートに筆記すること、声を出して読むこと、わからない文字等は書いて筆順等を認識すること、調査・討論には主体的・積極的に参加することを期待する。
 講読に関する史料等を事前に配布するので、関連史料・先行文献・辞書等を利用して調べておくこと。その際には、本学図書館や地域の公共図書館のほか、「ジャパンナレッジ」「データベース」などのインターネット上の辞書類も活用すること。翌週の講義に関する事前準備にもつながるので、復習を行っておくこと。
 成績評価の方法
試験
50 % レポート
小テスト
50 % 平常点




 上記の講義目標の達成度により成績評価を行う。報告の事前準備、授業における積極的な取組み、前・後期のレポート提出などを判断基準とする。
 教科書/テキスト
 大久保道舟氏編『曹洞宗古文書』(筑摩書房、昭和47年)所収文書等の活字本・原本写真版・影写本コピーに関しては、事前にプリントを用意し配布するほか、授業においては各自が作成したレジュメを使用する。また、必要に応じて関連する史料・文献等を配布する。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 大久保道舟氏編『曹洞宗古文書』上巻・下巻・拾遺(昭和47年、筑摩書房)
 曹洞宗文化財調査委員会編集『曹洞宗文化財調査目録解題集』全8巻(1991~2018年、曹洞宗宗務所)
 該当する地域の県史・市町村史(史料編・通史編等)・博物館展示図録
 東京大学史料編纂所データベース(例えば、古文書ユニオンカタログ)

 そのほかの参考文献等については、必要に応じて指示する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について  大学院科目のため、アンケートは対象外である。ただし、受講生の積極的な意見や主体的な取り組みを重視して進めたいと考えている。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目  
 アクティブラーニング型の授業科目  本科目では、ディスカッション・プレゼンテーション(個人)・双方向型授業を実施する。