駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  024101 / 作品講読 024102 / 作品講読Ⅱ
 開講年度・期  2015年 通年  開講曜日・時限  金曜日 2時限
 単位数  2
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  逢見 明久(オウミ アキヒサ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 現代英米短編小説を読む予定。この授業では、3年次以降の文学研究に必要な英語力・洞察力・論理的思考力・文章作成能力を養います。授業は主に発表、グループワークからなる演習形式です。
 到達目標(ねらい) 3年次ゼミで専門性を高めてより研究を深化させるために、その土台となる要素として、英語力を身につけ、柔軟な視点で作品と向き合う洞察力を磨き、作品の主題や問題点について、引用を根拠として論理的に説明できることを目指します。
 授業スケジュール
 《前期》
1.  ガイダンス
2.  作品(1): 『芋虫』
3.~4.  作品(2): 『再会』 
5.~6.  作品(3): 『白象のような山並み』
7.~10.  作品(4): 『ヒルハラマにて』
11.~15.  作品(5): 『家族の夕食』

《後期》
16.~19.  作品(6): 『イーノックの二通の手紙』
20.~23.  作品(7): 『赤面』
24.~30.  作品(8): 『滝』

注記: 数回課題授業を行う可能性があります。
 準備学習 授業ではグループ単位で訳読等を分担しますが、語彙的・文法的な事柄についての質疑がありますので、その準備が必要です。グループワークを取り入れることにより、個々の発見を共有し、各の作品解釈の幅を広げ、発想の転換の機会を作ります。グループワークの機会を最大限に活用するためには、個人の準備が欠かせないので、授業の準備学習として以下の5項目について調査することとします。

《調査項目》
(1)作品解釈にかかわる文法的問題点(該当例がある場合のみ)
(2)作品解釈にかかわる語彙的問題点(該当例がある場合のみ)
(3)作品のモチーフの説明(登場人物、出来事、人間関係、社会情勢、他)
(4)作品のテーマ(作者の描こうとしている価値観など)
(5)作品のテーマを導き出した経緯を、作品からの引用文を根拠にして論理的に説明すること
 履修上の留意点 成績評価は出席が授業日数の2/3を満たしていることが要件となります。
 成績評価の方法
試験
50 % レポート
小テスト
50 % 平常点




レポートは試験に準ずる位置づけとし、提出遅延の場合は、遅刻・欠席の扱いと同様に、学則規定に基づいて判断し、遅延の場合は減点とします。平常点は発表の内容と態度を評価対象とします。
 教科書/テキスト YeStudyで配布します。
 参考書
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適宜案内します。
 その他
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