駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  025901 / イギリス文学特講Ⅳ
 開講年度・期  2016年 通年  開講曜日・時限  金曜日 2時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  落合 真裕(オチアイ マユ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 文学作品を通してイギリス人の日常生活に深く浸透しているユーモアのセンスと笑いについて考察していきます。イギリスの文学作品は現代流行しているアニメや漫画と言った分野にも影響を与えていますが、必ずと言っていいほどユーモアが不可欠な要素として含まれています。日本でいう笑いを誘うユーモアのセンスと英国のユーモアはどのように違うのか、演劇や映画を通して考えていきます。イギリス人特有の「ユーモア」を理解することで、映画や文学に対する理解が深まるだけではなく、皆さん自身の人生をより楽しく生きるヒントが得られるはずです。19世紀から現代にかけての戯曲を中心に扱いますが、現代のイギリス映画やテレビドラマにも触れていきます。
 到達目標(ねらい) 映画や演劇を通してイギリス人特有の「ユーモア」を理解することで、英国文学作品だけではなく英国文化や英国人に対する理解をより深めることを目指します。
 授業スケジュール
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 ユーモアと笑いの定義
第 3 回 ユーモアや笑いが生まれる仕組み
第 4 回 日本のユーモアと笑いの特徴
第 5 回 イギリス特有のユーモアと笑いのセンス①
第 6 回 イギリス特有のユーモアと笑いのセンス②
第 7 回 イギリスの喜劇の特徴
第 8 回 悲劇の中のに見られるユーモアと笑いの仕掛け
第 9 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(皮肉と風刺①)
第 10 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(皮肉と風刺②)
第 11 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(皮肉と風刺③)
第 12 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(ナンセンス、不条理など①)
第 13 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(ナンセンス、不条理など②)
第 14 回 19世紀末文学作品の中におけるユーモアと笑い(ナンセンス、不条理など③)
第 15 回 理解度の確認
第 16 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの喜劇の場合①)
第 17 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの喜劇の場合②)
第 18 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの喜劇の場合③)
第 19 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの喜劇の場合④)
第 20 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの悲劇の場合①)
第 21 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの悲劇の場合②)
第 22 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの悲劇の場合③)
第 23 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(シェイクスピアの悲劇の場合④)
第 24 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合①)
第 25 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合②)
第 26 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合③)
第 27 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合④)
第 28 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合⑤)
第 29 回 演劇における笑いやユーモアの仕掛け(20世紀から現代の演劇の場合⑥)
第 30 回  理解度の確認
 準備学習 授業で取り上げる作品やそれに関連する作品で興味を持ったものに関しては、各自積極的に調べ学習するように心がけてください。
 履修上の留意点等
 成績評価の方法
70 % 試験
レポート
15 % 小テスト
15 % 平常点




・学生が主体的に取り組む参加型授業であり、グループで意見交換などを行ってもらいます。積極的に活動に参加するようにしてください。
 教科書/テキスト 特になし。随時プリントを配布します。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業内で紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度「学生による授業アンケート」において、予習及び復習にあてる時間が1時間未満という学生が多かった。授業外での学習時間をより増やし、更に活発な意見交換ができるような課題を出す工夫をしたい。
 関連リンク