駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  140201 / 経営組織論
 開講年度・期  2016年 通年  開講曜日・時限  木曜日 5時限
 単位数  4
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  日野 健太(ヒノ ケンタ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  企業組織を念頭におき,そもそも組織現象は,ひとの行為がなぜどのように組織として成り立っているのか(バス停でバスを待っている人の集団を組織とは呼ばないですよね。ひとの集団が組織と呼ばれるようになるには,何か条件があるはずです。),という「なぜそうなるのか」という視点と,これをどのようにマネジメントするのか(自分がマネジャーとしてどう組織を運営するのかを勉強できなければ,詐欺ですよね。経営学部ですから。)「どうするのか」という二つの視点から,組織現象に接近する。
 到達目標(ねらい) 組織について,多角的な見方ができるようになる。組織は経営者の意のままにはならないこと,そう考えるとうまくいかないことを理解する。
組織を量的・質的に分析する基本的な方法について理解する。
学び方を学び,理解の仕方を理解する。つまり現実を抽象度の高い理論によって把握する戦略と方法を身につける。
 授業スケジュール
第 1 回 経営組織論のスコープ
第 2 回 モチベーション①組織論の人間観とひとの持つ欲求,特に自己実現欲求
第 3 回 モチベーション②仕事における満足と不満足
第 4 回 モチベーション③職務特性モデルと職務再設計
第 5 回 モチベーション④期待理論によるやる気の主観的側面についての考察
第 6 回 集団行動①集団アイデンティティの形成とその効果
第 7 回 集団行動②ホーソン実験と人間関係論
第 8 回 集団行動③集団浅慮とその回避
第 9 回 リーダーシップ①素朴理論からのリーダーシップの定義(実習)
第 10 回 リーダーシップ②行動アプローチ
第 11 回 リーダーシップ③フォロワーの期待とリーダーシップ(経路-目標理論)
第 12 回 リーダーシップ④カリスマ・変革型リーダーシップ,制度的リーダーシップ
第 13 回 リーダーシップ⑤フォロワーの視点から理解するリーダーシップ
第 14 回 リーダーシップ⑥リーダーシップの倫理性
第 15 回 中まとめと試験形式の理解度の確認
第 16 回 組織文化①文化という概念と経営学における文化への注目
第 17 回 組織文化②組織文化の構成
第 18 回 組織文化③シャイン(Shein)とモジョ(Mojo)による組織文化の解読法
第 19 回 組織文化④社会的アイデンティティと組織文化
第 20 回 組織の社会構造①多角化戦略と事業別組織,1980年から2010年の日本企業
第 21 回 組織の社会構造②官僚制とその逆機能
第 22 回 組織の社会構造③機械的管理システムと有機的管理システムと市場,技術
第 23 回 組織の社会構造④ガルブレイスの組織デザインモデル
第 24 回 環境と組織①資源依存モデル
第 25 回 環境と組織②新制度派の組織理論
第 26 回 環境と組織③組織の人口統計学モデル
第 27 回 知識創造の理論と実践①暗黙知と形式知,SECIモデル
第 28 回 知識創造の理論と実践②フロネシスとリーダーシップ
第 29 回 まとめ
第 30 回 まとめと試験形式の理解度の確認
 準備学習  われわれの日常生活は組織とともにある。毎週の講義で習ったことが,自分の身の回りの現象をどう説明できるか,また,それについて,どのような新しい見方をもたらしたかについて常に意識すること。また,「日常生活」が狭すぎると学習が質量ともに制約されるので,殻を破って遊ぶこと。バイトばっかりしている学生は伸びないよ。 
 第一回目講義で配布するシラバスを参照し,どのようなテーマで講義が行われるか意識した上で講義に参加すること。
 履修上の留意点等  目指すのは大学の講義らしい講義である。つまり,「難しいけど中身があるよね。」という講義であって,「理解しやすくて単位の取れる楽な講義」ではない。例えば穴あきレジュメは使用しない(大学の講義はスライドを写しに来るところではなく,自分でノートをとって理解を深めていく能力を身につけるところである。)。
 前期後期第一回目の講義でシラバスを配布する。必ず入手し,予習復習自習試験準備に活用すること。シラバスとKONECOの内容が相違した場合,前者が優先する。
 成績評価の方法
40 % 試験
10 % レポート
小テスト
平常点
30 %
中間試験
20 %
YeStudyの小テスト


試験は試験期間中(持ち込み不可・論述)
中間試験は後期一回目(持ち込み可・論述,返します。)
レポートは夏休み。
YeStudyの小テストは不定期に行う(選択肢問題)。年8回程度。
論述問題への対応で,考えを文章にまとめる能力を養って下さい。
 
 教科書/テキスト 開講時に指示します。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
金井壽宏『経営組織』(日経文庫)、岸田民樹『経営組織と環境適応』(白桃書房)、高橋伸夫『組織力』(ちくま新書)、沼上幹『組織デザイン』(日経文庫)等。配布プリントで適宜参考文献を紹介します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 講師が子どもっぽいのに閉口して講義に出なくなったが単位が心配,という学生がいました。そういう子どもっぽいことをいう学生は履修しないで下さい。
 関連リンク