絶対だめ!覚せい剤。
 


                                           

                                           

 

1.       はじめに

毎年大晦日に暴走族が高速道路を占拠し、縦横無尽に走り回ると言う行為が行われている。1999年12月31日大晦日警察がいっせいに彼らの摘発に乗り出した。警官隊を振り切ろうとした一人の男子がつかまった。彼の身体検査が行われ、靴の中から数ミリグラムの覚せい剤が発見。現行犯逮捕になった。彼は私と同じ二十歳。彼のように覚せい剤を使用している若者は少なくない。薬物乱用の恐ろしさは、単に乱用者自身の精神や身体上の問題にとどまらず、依存症と、乱用による幻覚、妄想により、暴力や殺人、放火等悲惨な事件を引き起こし、社会全体を揺るがす問題と発展する。彼のように今の時代若者が興味ほんいから覚せい剤にてをだし、その泥沼から抜け出さ                                                                                    なくなる者が増えている。そこでなぜ若者による覚せい剤常用者が増えているのか、このレポートの課題にする。

2. 覚せい剤とは

覚せい剤とはその名のとうり、眠気を吹き飛ばし一時的に興奮作用をもたらすくすりです。マオウという常緑樹の茎から絞った液が原料で、もともとは漢方薬のひとつ。発汗、解熱、鎮静作用のある優れた薬です。しかし、この薬から抽出した覚醒アミンという成分を乱用すると、恐ろしく覚せい剤中毒が始まるのです。覚せい剤の成分は中枢神経や脳を犯し幻聴や妄想をもたらします。身体への影響は、歯が抜ける、手足の震えなどですが、一旦こういった症状がでればもう治療することもできません。使用をとめ、完全に治ったと思われても、ほんの小さなことがきっかけで症状がフラッシュバックが引き起こされるからです。

 

3.  覚い剤を使用したときの症状

覚せい剤は、心拍数、呼吸、血圧を上昇させ、瞳孔を散大させ、食欲をげきたいさせます。加えて乱用者は発汗、頭痛、かすみ目,めまい,不眠,不安などを経験します。非常に多い武運量を使用すると心拍数が急激に高まったり、拍動が不規則になったり、ふるえの発作や手足の筋肉の動きアンバランスを生じたり,さらには身体的虚脱状態に陥ることもあります。

 覚せい剤の注射をしますと、脳溢血、非常に高熱などのほか、ときとして心情発作さえ誘発する恐れがあります。アンヘェタミン系の覚せい剤を長期的に使用しておりますと幻覚、妄想、パラノイア(偏執狂)などを含むアンフェタミンに起因する精神異常(サイコシス)を生じることがあります。

 

4.  覚せい剤事犯の状況

 

覚せい剤検挙件数、人員および押収量

 

 

 

 

 

区分

1年

2年

3年

4年

5年

6年

7年

平均

人員検挙数

16866

15267

16330

15311

15495

14896

17364

15932.7

検挙数

23657

20095

22047

21208

21671

20056

23731

21780.7

押収量(kg)

219

279.1

128.9

166.2

96.8

313.8

88.4

184.6

1人あたり(g)

9.26

1.38

5.85

7.84

4.47

1.56

3.37

4.82

 

この3つの図から分かるとうり検挙件数、押収量にはばらつきがある。ここで考えられるのには、覚せい剤というものは、1つを検挙できてもその裏をかいた方法で国内に覚せい剤が持ち込まれているということ。つまりイタチごっこのようになっているということ。しかし押収量を見てみると平成6年を除くとそれまで着実に減ってきているのがわかる。このことが示すものは、たとえ検挙率が減っていなくても入手ルートが減ってきていることに気が付く。これらは警察の日夜絶え間ない努力により市民が覚せい剤に対するいしきが高まったと取れるでしょう。

次に覚せい剤乱用者の数は1億3千万人の国民のうち、約1万6千人。およそ8千人分の1の確率になります。このなかで近年若者、特に14歳からの乱用者が増えている。

 

(2.       覚せい剤乱用少年の推移)

覚せい剤乱用少年の年齢別補導人員の推移

 

 

 

 

 

年齢

元年

2年

3年

4年

5年

6年

7年

平均

総数

16866

15267

16330

15311

15495

14896

17364

15932.71

14歳

11

2

9

7

9

9

6

7.57

15歳

17

29

35

38

26

18

33

28.00

16歳

90

75

75

92

74

60

104

81.43

17歳

168

143

167

167

150

150

169

159.14

18歳

256

235

271

278

282

208

293

260.43

19歳

444

285

386

419

439

382

474

404.14

未成年総数

969

769

943

1001

980

872

1079

944.71

成人総数

15897

14498

15387

14310

14515

14024

16285

14988

比率

5.75%

5.04%

5.77%

6.54%

6.32%

5.85%

6.21%

5.93%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この3つの表からおもに14歳から歳を重ねるごとに、少年の補導がだんだん増え、19歳では平均年間400人ちかくの未成年者が補導されている。このことを考えると、中学高校と上がるにつれて、交友範囲や行動範囲が広がりより多くの情報が耳に入ってくるようになった。そして繁華街や友達から、覚せい剤を簡単に入手できるようになったことが伺える。そして未成年者の覚せい剤補導検挙数は全体の5%になる。

 

 

5.            反態様別検挙者の年次別推移

                                               

                                          

                                               

                                                  

                                              

                                                                

                                                  

                                             

                                                  

                                                

                                               

覚せい剤犯の違反態様別検挙状況は上の図のとうりである。違反態様別の特徴としては、全検挙者に占める譲渡、譲授の検挙者の割合が減少していることが取り上げられ、昭和48年の55%から平成8年には12.3%にまで減少し、昭和47年以降最低の割合になった。

これに反して使用事犯が増加傾向にあり、昭和47年は16.0%であったが、平成8年には52.4%となり、平成4年以降5年連続して50%台を占めている。

このほかの傾向としては、密輸入・密輸出の検挙者が平成元年以降減少していることは、事件の検挙が単発になりがちで薬物事犯捜査において重要な突き上げ捜査が困難な状況となっていることを示している。

6.           麻薬取締官のお仕事

(指導と監督)

  麻薬や覚せい剤などの規制薬物やこれらの製造原料や原料植物を取り扱うためには一定の資格を備えていなければならず、その使用目的が医療や学術研究に原料植物の栽培や原料物質の製造、輸出入、販売などの段階から把握できるように、関係法令で厳しく規制されています。

従って、これらの薬物などの直接取り扱っている正規ルートからの横流しなどを防止するために関係施設に対して立ち入り検査を実施し、適切な指導と監督を行うことで、常に合理的な需要と供給もバランスが確保され、且つ正しく消費されるだろう。

厚生相の麻薬取締官は、麻薬などの薬物によってもたらされている保険衛生上の危害を防止するため、それらが医療や研究にただしく使われているかつねに指導・監督するほか、不正取引ルートの制圧や不正需要の根絶などに大変な役目をはたしています。

 

(中毒患者対策)

麻薬や覚せい剤など規制薬物を乱用すると自分の意志では中止することが困難となり乱用を繰り返すことによって幻覚や妄想などに悩まされるようになります。このため乱用者には専門の治療とかねあわせて乱用を繰り返さないための助言やアフターケアなど必要になる。専門の治療をじっくり慎重に続けていかなければ、ほんの少しの気の緩みでまた乱用が始まってしまうのです。

年次別再犯者数

年次別再犯者数

 

 

 

 

 

 

 

区分

1年

2年

3年

4年

5年

6年

7年

平均

総数(人)

16866

15267

16330

15311

15495

14896

17364

15932.7

再犯者

9558

8626

9154

8272

8027

7881

8547

8580.71

初犯

7308

6641

7176

7039

7468

7015

8817

7352

比率

56.67%

56.50%

56.06%

54.03%

51.80%

52.91%

49.22%

0.53884

 

この2つの表を見て分かるに再犯者数は全体の約5割も占め、検挙補導された人たちの半数は治療も中途になっていることが分かるだろう。彼らは再び乱用者に戻ったのだ。彼らに魔が差したように一度はまってしまうとなかなか抜け出すことが難しいことがわかるでしょう。

 

(薬物防止活動)

 薬物の乱用を未然に防止するために、広くその実状を伝え、薬物乱用防止の啓発活動を促進して行くこともたいせつです。麻薬取締官は覚せい剤乱用防止委員会、保健所、地域のボランティア団体などと協力して街頭でのパネル展示や講演、撲滅大会の開催など絶え間なく続けることがひつようです。

 

.   最後に

薬物乱用などじぶんとはまったく関係ない別な世界の出来事だと思っていました。しかし私も含め無縁な人などいないのです。ちょっとした好奇心からそれは始まり自ら崩れ始めることをけっして忘れてはならないのです。

 

.   参考

薬物乱用防止[ダメ。ゼッタイ]ホームページ

       http://www.dapc.or.jp/

この課題を作成する上で上記のホームページを参考に自ら編集しグラフ化したものである。