用語

HTML
Hypertext Markup Languageの略。Hypertextとは,ハイパーリンクによって関連する複数のページがリンクされて一つの文書を成しているものを指す概念。Markup Languageとは,テキスト内にタグを埋め込むことで論理構造を作る言語。
パス
コンピュータ内のファイルの所在地を表す住所のようなもの。例えば,エクスプローラー画像の右側の画面に表示されているAcrobat.pdfのパスは
C:\Acrobat3\Reader\Acrobat.pdf
となる。ここで,C:はドライブ名で,Acrobat3,Readerはフォルダ(コンピュータ内の区画)である。
絶対パス
絶対的な位置関係を示すパスのこと。例えば、エクスプローラー画像での
C:\Acrobat3\Reader\Acrobat.pdf
は絶対パスである。又、この絶対パスをUNIX風に直すと次のようになる。
/Acrobat3/Reader/Acrobat.pdf
UNIXではドライブという概念がない(を必要としない)為、絶対パスの先頭は常に/となる。
相対パス
相対的な位置関係を示すパスのこと。カレントディレクトリ(現時点のディレクトリ)に対して、..(上位階層), .(カレントディレクトリ), /(ディレクトリの区切り、又はルートディレクトリ)などで相対関係を示す。 例えば、エクスプローラー画像の例でカレントディレクトリがC:\Acrobat3\Readerだった場合、C:\Acrobat3\Reader内のファイルFillRdMeJ.txtを示す相対パスは、そのままFillRdMeJ.txtとなる。また、C:\Acrobat3\test.htmlを示す相対パスは、上位の階層のディレクトリを指す..を使い、../test.htmlとなる。下位階層内のファイル、例えばC:\Acrobat3\Reader\ActiveX\test.gifを示す相対パスは、ActiveX/test.gifとなる。いずれの場合にしても、.はカレントディレクトリを表す為、それぞれ./FillRdMeJ.txt, ./../test.html, ./ActiveX/test.gifでも同じ相対パスを表す。
拡張子
ファイル名の最後の文字から.までの文字を拡張子という。例えば、この文書のファイル名term.htmlの拡張子はhtmlであり、HTMLファイルと呼ぶ。拡張子により、ファイルの種類の区別が可能になる。インターネット上でよく使われる拡張子は、htmlとhtm(HTML)の他に、jpg(JPEG), gif)GIF), wav(WAVE), mid(MIDI), ra(Real Audio)pdf(PDF), zip(ZIP), lzh(LZH)などがある。
拡張子によるアプリケーションの関連付けは、マイコンピュータ→ツール→フォルダオプション→ファイルの種類で登録されている。
URL
Uniform Resource Locatorの略。RFC1738で定義されている。例えば、http://www.komazawa-u.ac.jp/~w3c/lecture/html/term.htmlのように、プロトコル名(http://)、サーバー名(www.komazawa-u.ac.jp)=ホスト名(www)+ドメイン名(komazawa-u.ac.jp)、ディレクトリ名(w3c、lecture、html)、ファイル名(term.html)などの形で書かれる。
また、index.html, index.htmはディレクトリを指定した場合に自動的に読み込まれる為、http://www.komazawa-u.ac.jp/~w3c/lecture/html/のようにURLを指定すると、http://www.komazawa-u.ac.jp/~w3c/lecture/html/index.htmlが表示される。
DNS(Domain Name System)により、ドメイン名はIPアドレスに変換される。 DNSは、ホスト名(例えば"www.komazawa-u.ac.jp")の入力があるとDNSサーバ と呼ばれるコンピュータを参照し、そのホストのもつ IP アドレス(例えば"203.180.68.72")に接続するシステムである。例えるなら、DNSは氏名から電話番号を自動で調べる電話帳のようなものである。
詳しくは、IPドメイン基礎講座を参照して下さい。

HTMLに戻る