第 11 課 - レイヤ 3 : プロトコル

11.1 レイヤ 3 の機器

11.2 ネットワーク間通信

arp(Address Resolution Protocol)

アドレス解決プロトコル (ARP) キャッシュのエントリを表示および変更します。ARP キャッシュには、IP アドレスと、その解決済みイーサネット物理アドレスまたはトークン リング物理アドレスを格納するために使用する 1 つ以上のテーブルが含まれています。コンピュータにインストールされたイーサネット ネットワーク アダプタまたはトークン リング ネットワーク アダプタごとに、異なるテーブルがあります。パラメータを付けずに arp を実行すると、ヘルプが表示されます。

Z:\>arp -a

Interface: 10.16.19.72 --- 0x2(1)
  Internet Address(2) Physical Address(3) Type(4)
  10.16.19.253          00-d0-04-d7-e3-fc     dynamic
  10.16.19.254          00-00-0c-07-ac-01     dynamic
  1. インターフェイス
    ARPテーブルはインターフェイスごとに管理されている。Windowsでは、インターフェイスごとにブロック単位でARPテーブルが表示される
  2. IPアドレス
    エントリーのIPアドレス。またはホスト名が表示される
  3. 物理アドレス/ハードウェアアドレス
    イーサネットの場合、エントリーのMACアドレス
  4. エントリーのタイプ
    OSにより、格納できるエントリーにいくつかの違いがある

ARPテーブルへの追加例

C:\>arp -s 192.168.1.20 00-20-78-d5-b4-2f
            IPアドレス    MACアドレス 

ARPテーブルからの削除例

C:\>arp -d 192.168.1.20 

ネットワークコマンドの使い方

ネットワークトラブル解決法

11.3 高度な ARP の概念

11.4 ルーティング可能プロトコル

ルーティング・プロトコル一覧

  メトリック 内部/外部 フラット/階層型 更新タイマ 種類
RIP ホップ数15 内部 フラット 30秒 ディスタンス・ベクタ
IGRP ホップ数255・帯域幅・遅延・信頼性・負荷・MTU 内部 フラット 90秒 ディスタンスベクタ
EIGRP 帯域幅・遅延・信頼性・負荷・MTU 内部 フラット 変更時 拡張ディスタンスベクタ
OSPF 帯域幅コスト 内部 階層型 変更時 リンクステート

MTU(最大伝送ユニット) - そのパスが最大どれだけの転送能力があるかを示す。


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