第 8 課 - 設計とドキュメンテーション
- ワイヤリング・クロゼット
- データ・ネットワークまたは音声ネットワークの配線用に特別に設計されたクロゼット。ワイヤリング・クロゼットは、機器を相互接続するための配線と配線機器の中心的な接続点の役割を果たす。
- MDF
- Main Distribution Facility (主分配ファシリティ) の略。建物の主要通信室。スター・ネットワーキング・トポロジの中心点であり、パッチ・パネル、ハブ、ルータが置かれている。
- IDF
- Intermediate distribution facility (中間分配ファシリティ) の略。スター型ネットワーキング・トポロジを使った建物のセカンダリーの通信室。IDF は MDF に依存している。
- POP
- Point Of Presence の略。電話会社が提供する通信設備と、建物の主分配設備の相互接続ポイント。
- バックボーン・ケーブリング (backbone cabling)
- ワイヤリング・クロゼット間、ワイヤリング・クロゼットと POP の間、および同一 LAN に属する建物の間の相互接続に用いられるケーブリング。
- 垂直ケーブリング (vertical cabling)
- バックボーン・ケーブリングのこと。
- HCC
- Horizontal cross-connect (水平クロスコネクト) の略。水平ケーブリングが、バックボーン・ケーブリングで主分配ファシリティに接続されているパッチ・パネルと接続しているワイヤリング・クロゼット。
- パッチ・パネル (patch panel)
- ピン・ロケーションおよびポートの集まりで、ワイヤリング・クロゼットのラックまたはウォール・ブラケットに取り付けることができる。パッチ・パネルは交換台の役割を果たし、ワークステーションのケーブルを相互接続および外部接続する。
- ワイヤリング・クロゼット
- データ・ネットワークまたは音声ネットワークの配線用に特別に設計されたクロゼット。ワイヤリング・クロゼットは、機器を相互接続するための配線と配線機器の中心的な接続点の役割を果たす。
- AC
- Alternating Current (交流) の略。定期的かつ継続的に方向を変える電流。住居や商業施設で使われる電力の形態。
- DC
- Direct current (直流) の略。1 方向だけに流れる電流。通常、直流は電子回路で使われる。
- ESD
- Electrostatic discharge (静電放電) の略。カーペットなどの静電気源から発生して、すき間から別の物体に向かって電弧を形成する電気の流れまたは火花。
- UPS
- Uninterruptable power supply (無停電電源装置) の略。停電の際に電力供給を中断させないためのバックアップ機器。一般的にファイル・サーバや配線ハブなどに使われる。
- サージ (surge)
- 電力線の正常電圧の 110 %を超える電圧増加。
→サージ・サプレッサを使って解決する。
- サグ/電圧低下 (sag)
- 電力線の電圧が正常な値の 80 % 以下にまで落ち込むこと。電圧降下と呼ぶこともある。
→UPS(無停電電源装置)を使って解決する。
- スパイク (spike)
- 電力インパルスの一種で、持続時間が .5□100μs、振幅がピーク電源電圧の 100 %を超えるもの。
→サージ・サプレッサを使って解決する。
- 発振 (Oscillation) とノイズ
- 60Hz 波形に乗った二次信号。電力線の正常な電圧の 15 □ 100 % の振幅を持つ。
→配線をやり直して解決する。
- アース
- 電気的に中性な接点。
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