高さに苦戦 初黒星
2026年度秋季リーグ関東大学男子1部バレーボールリーグ戦3戦目と4戦目がキッコーマンアリーナで行われた。12日に専修大、13日に法政大と対戦した。
専修大戦 試合結果
| VS専修大 | |
|---|---|
| セット | ●1-3○ |
| 第1セット | 29-31 |
| 第2セット | 20-25 |
| 第3セット | 25-19 |
| 第4セット | 22-25 |
戦評
秋季リーグ戦2戦を勝利し勢いをつけた駒大。3戦目の相手は2戦目同様、秋季から1部に昇格した専修大である。
第1セットで先制点を奪ったのは駒大。しかし、2メートル近い身長の選手を複数名擁する専大相手に、序盤から圧倒される。高く堅固なブロックと高い打点から打たれるスパイクが、駒大の強みである『粘り』のバレーを崩していく。専大のミスや菅原秀斗(歴2)のサービスエース、森本泰地(現2)らの前衛陣の奮闘により得点を重ねるも接戦となる。終盤、糸瀬翔馬(経1)のバックアタックや敷浪孝一(経2)のクイックが決まりデュースに持ち込むが、ブロックアウトを図られ失点。その後はサービスエースを許し29-31でこのセットを落とした。
続く第2セットでも、序盤から苦しい展開が続く。菅原が器用にブロックをいなし得点を稼ぐが、専大の執拗なブロックと強烈なサーブがラリーを乱し、5点差にまで広げられる。その後も試合の主導権を握ることができず、20-25で2セット目も落とした。
後がない第3セット。糸瀬による先制点で流れをつかんだかに思えたが、中盤に向かうにつれて一進一退の攻防が続く。しかし終盤、糸瀬が怒涛の追い上げを見せる。バックアタックで得点した後、自らのフェイクセットで専大のブロックを翻弄。連続得点に成功し、専大にタイムアウトを取らせた。その後も勢いが衰えることはなく、糸瀬に加え敷浪もブロックポイントで得点しマッチポイントに導くと、菅原がサービスエースを決め25-19で1セットを奪取した。
そして第4セット目。3セット目の波に乗れず、いきなり6点差にまで突き放される。木下魁十(営4)のブロックポイントやクイックも合わせた多様な攻撃を仕掛け奮闘するが、専大のブロックにより思うように点が取れず22-25でこのセットを奪われた。
攻守ともに専大の「高さ」に苦しめられた駒大。秋季リーグ3戦目はセットカウント1-3で初黒星を喫した。
選手インタビュー


◆菅原秀斗(歴2)
ーー今日の試合を振り返って
「1セット目、2セット目は自分たちが守りに入ってしまった。相手は高さがあるチームなので、そこで押されてしまったと思う」
ーー今日の試合のプランは
「サーブで攻め、Aパスからのクイックを使わせないというプランだったが、攻められなかった部分があった」
ーー菅原選手個人のプレーを振り返って
「先週に比べて高さも出ていたため、悪くなかったと思う」
ーーチームの具体的な反省点と良かった点
「反省点はやはり1セット目と2セット目でサーブで攻めきれなかった点。良かった点としては、劣勢な場面から追いつけた点」
ーー他大学より身長が比較的高い専大との試合中、意識していたこととは
「他大に比べてやはりブロックが増えると思い、そこでブロックフォローという意識はみんなにあったのではないかと思う」
ーー監督から受けた言葉・アドバイスは
「ブロックの位置について言われた。少し外に飛びすぎていたため、もう一歩中(側に飛ぶように)とかタイミングの話はされた」
ーー3セット目、サービスエースで1セットを取り返した時の心境は
「1セット取れたかなくらい。そこまで(サービスエースで1セットを取ったことに)意識していなかった」
ーー今後のリーグ戦の展望
「チームとしても『ベスト4』という目標を掲げてやっている。今日の試合で反省するところは反省して、引きずらずにチーム一丸となって頑張っていきたい」
ーーリーグ戦内でセッターのポジションを経験したことについて
「練習では(セッターを)やっていたが、試合中でやるとなるとやはり緊張はした」
ーーセッターとしての出来は
「(100点満点中)50点くらい。クイックを1本使ったがそこで決めきれなかった。また、それほど良い状況で(トスを)上げられる場面がなかった」
ーー今後セッターをやっていきたいか
「いや、もう大丈夫。スパイカーだけで」
◆敷浪孝一(経2)
--今日の試合を振り返って
「1セット目からブーストがかかるのが遅かったと思う。相手の高さに負けた」
--今日の試合のプランは
「専修のB代表の2人(稲垣陽斗選手、マサジェディ翔蓮選手)が帰ってくるとのことで、ブロックの割り切りを早くするというプランだった」
--具体的なチームの反省点と良かった点
「1セット目のデュース、ブレイクの場面でトランジションから決めきれなかったこと。負けた後と勝った後の次のセットの出だしをもう少し良くしていきたい」
--選手個人のプレーを振り返って
「1番印象に残っているのは、翔馬(糸瀬翔馬選手)のリバウンドを取ってから翔馬が決めてくれたとき」
--他大学より身長が高い選手が多い専修大が相手だったが、試合中に意識していたことはなにか
「相手のミドルブロッカーの最高到達点が350cm越えなので、Aパスが上がったらコミットに入ることを考えていた」
--監督から言われたことは
「『パス割れたら専修の4番(塚田国光選手)にブロック行っちゃっていいよ』と言われた」
--今後の展望
「どんどん強い相手になっていくので、今日の負けを引きずらないで、しっかり勝ちきれたらいいなと思う」
--3セット目のマッチポイント、ブロックが決まった時の心境は
「自分の仕掛けがしっかりハマった感じがしたので、すごくうれしかった」
--自身のクイックのプレーについて
「相手が2m越えなので、ワンタッチを狙ったり高いところから打つことを意識してプレーしていた」
法政大戦 試合結果
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VS法政大 | |
|---|---|
|
セット |
○3-0● |
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第1セット |
25-22 |
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第2セット |
35-33 |
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第3セット |
27-25 |
戦評
秋季リーグを2勝1敗で迎えた4戦目の相手は法大。
第1セット、糸瀬翔馬(経1)や森本泰地(現2)の得点に加え、木下魁十(営4)のブロックポイントで順調な試合運びを見せる。しかし、中盤になるとサーブミスが重なり同点に追いつかれ、一時リードを許す。ここでコートに投入されたのが小澤風雅(営1)。コートに立った直後、ネット際の攻防を制し得点に成功。その後、菅原秀斗(歴2)の連続得点、糸瀬の連続得点により、25-23でこのセットを先取した。
続く2セット目、小澤がスタメンで起用される。フェイントで不意を突かれ失点を許すなど、1セット目とは打って変わり駒大が法大を追いかける形に。しかし、法大のミスと小澤のフローターサーブによるサービスエースで逆転に成功。その後、木下や尾﨑太洋(経3)のブロック、木下や小澤、MBのクイックが決まるものの、法大の精度の高いブロックにより拮抗した展開に。そのままデュースに持ち込まれたものの、最後は糸瀬がバックアタックを決めきり35-33と激戦を制した。
ストレート勝ちに王手をかけた第3セット。またもやスタメンに小澤が入る。法大のサービスエースにより先制点を奪われ試合の流れが傾く。しかし、一時4点差にまで点差を広げられたものの、木下が攻守で意地を見せ同点にまで追いつく。そしてデュースに持ち込むと1年生が活躍を見せる。小澤のクイック、糸瀬のバックアタックが決まり同点に。ブロックアウトで失点するも再度糸瀬が得点。そしてピンチサーバー佐々木悠成(G1)のサービスエースでマッチポイントを迎えると法大のミスで駒大の得点となり、27-25で、このセットも連取した。
秋季リーグ4戦目はデュースにもつれ込む一進一退の攻防が繰り広げられる激戦だったものの、セットカウント3-0でストレート勝利を果たした。
選手インタビュー


◆小澤風雅(営1)
ーー今日の試合を振り返って
「自分は途中から試合に出て緊張するところもあり、自分なりにプレーができたと思う一方、やはり課題も出てきたので、次の試合で改善したい」
ーー今日の試合のプランは
「相手は速い攻撃などがあまりないところだったので、トスを見てからブロックを動くように意識していた。ブロックの形を綺麗に出すことで、ワンタッチを取ったりコースを絞ったりするという戦術だった」
ーー具体的なチームの反省点と良かった点
「反省点は、相手の左利きのライトが結構高いところから打ってくるので、そこを拾えず決められたことが多かった。良かった点は、自分たちの攻撃も決まっていたし、サーブで相手を崩してブロックを仕掛けるなど、サーブからしっかりと連携を取れていた」
ーークイックやサービスエースなどを決めた時の心境は
「自分にトスが上がってくることは稀だが、数少ない中でも、決め切らなければという気持ちで助走に入った」
ーー小澤選手個人のプレーを振り返って
「スパイクも結構決められたと思うが、サーブを自分の100%で打つことができなかった。また、ブロックの手の出し方も悪く、反省点も多かった」
ーー監督から言われたことは
「『思い切ってやってこい』と言われた」
ーーリーグ戦初のスタメン起用を振り返って
「緊張したところもあったが、緊張したところでいいプレーができるとは思わなかったので、振り切ってやった」
ーー今後の展望
「控えではなく、最初からスタメンで出られるように練習から頑張っていきたい」
◆佐々木悠成(G1)
――今日の試合を振り返って
「昨日の試合で専修大学に負けてしまったが、その雰囲気を持ち越さずに自分たちのバレーを展開した。苦しい場面もあったが、チーム全員で一丸となって勝利を目指して戦い、勝つことができたので良かった」
――今日の試合のプランは
「昨日の専修戦では、自分たちが勝たなければいけないという気持ちの中でプレーをしてしまい、守りに入ってしまった部分があった。今日は最初からずっと相手を攻めて、崩して勝つということを目標にした」
――選手個人のプレーを振り返って
「ピンチサーバーとして使ってもらった。相手を崩して、チームの流れを変えることができたのでとても良かった」
――最終セットでサービスエースを決めたときの印象
「サーブは人よりも練習してきた。自信を持って打ち、相手を崩したらいいと思って打った。最終的にエースを取ることができたのでとてもうれしかった」
――チームの反省点と良かった点
「相手にブレイクされている場面だと、声が出ていない。こっちが守りに入ってしまう場面が多かった。そこをキャプテンが流れを変えてくれた。点差が離れても、そこから逆転する流れに持っていくことができたので良かった」
――監督から言われたこと
「『自分たちが上手くいかないときこそ、守りに入らない。負けているからこそ攻めて、相手を崩して自分たちに流れを持ってくる』と言われた」
――今後の展望
「今はリーグ2週目で3勝目を挙げることができたが、自分たちはベスト4を目標にしている。ベスト4に向けて、リーグをやっていく中で強いチームとやることも増えてくると思う。そこでも守りに入らず、自分たちが攻めて勝ち続けることができるようにしていきたい」


