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2026年千葉お盆休み豪雨(令和8年千葉豪雨)

【浸水被害】

①ショッピングセンターの駐車場(千葉市中央区矢作町)※8月14日昼前撮影
大雨の翌日昼前に撮影されたものです。水はすっかり引いていますが、石が転がっているのが不自然です。
石が雨水に流されてきたと考えると、石の大きさを4㎝として、流速は2m/s程度と推定されます(ユールストロームのダイアグラム)。
駐車場の出口付近にはレンタルボックスのコンテナがあります。
130mほど離れた場所(標高4.5m)から、駐車場出口(標高3.8m)まで流されてきたようです。

 
②ショッピングセンター(千葉市中央区矢作町)※8月14日昼前撮影
水に濡れてしまった商品が、従業員によって店舗から運び出されています。
スーパー店舗内が浸水したため、9月3日まで20日間にわたり、営業が休止となりました。
隣接する衣料品店は、1か月経過した9月14日段階でも営業を休止しています。
このショッピングセンターの後ろには都川が流れています。

 
③都川左岸の護岸コンクリートの崩落(千葉市中央区矢作町)※9月7日朝撮影
ショッピングセンターの裏を都川が流れている。護岸コンクリートがはがれずり落ちています。
大雨から25日経過しているので、ブルーシートがかけられ、土嚢が積まれて、今後の大雨への対策が行われたようです。
過去の空中写真(1975年、1988年)を閲覧すると、川の両側にはかつて工場(倉庫)があり、連絡用の簡易な橋が二つあったようです。
まず、二つの橋の部分のみ護岸工事がなされ(1975年写真)、その後、両岸全体の護岸工事がなされたようです(1988年)。
ずり落ちたのは古い方の護岸コンクリートのようですが、詳細はよくわかりません。
側方侵食によるものではなくて、護岸コンクリートの背面に雨水が流れ込んで、
支持を失った擁壁部分が重力でずり落ちたのかもしれません。(河川工学の専門家ではないので詳細はわかりません)。

④コンビニエンスストア(千葉市中央区矢作町)※8月14日昼前撮影
店舗内に泥水が侵入したため、大雨の翌日は清掃作業が行われていました。
同じ場所の浸水動画がTiktokに投稿されていますが、道路の浸水深は大人のひざ下(30~40㎝)で、
動画をみると、泥水の流れが速く、方向は北西(川の方向)だったようです。

 
⑤放置車両(千葉市中央区矢作町)※8月14日昼前撮影
県道22号線(本町八街横芝線)に放置された車両です。車の走行ができないほどの浸水だったことがうかがわれます。
2台ともセンターラインをまたいでおり、手前の車両は対向車線に大きくはみ出しています。
道路が冠水しており、宴席も歩道もわからない状況だったのでしょう。

 
⑥放置車両(千葉市中央区矢作町)※8月14日昼前撮影
県道22号線(本町八街横芝線)の境橋付近です。前日の大雨の水たまりが残っています。
2台の放置車両があり、よけるように軽自動車が通行しています。
道路は都川の左岸に沿っています。川の水があふれたのか?周囲の雨水が集まってきたのか?よくわかりません。
左側が崖になっていて、崖上の台地上にはいます。台地の上には千葉県営水道の千葉分場1号配水池があります。(断面図)

 
⑦水位観測点「矢作」における都川の水位と雨量観測点「大草町」の1時間雨量

水位観測点「矢作」は、護岸コンクリート崩壊地点の近くにあります。
その東、約3.9km付近(都川上流)の大草町にはは雨量観測点があります。
雨のピークは18時~19時で、1時間87mmの猛烈な雨が降りました。
水位のピークは深夜から未明で、最高値は14日0時10分の4.63mでした。
矢作では氾濫危険水位には達していないため、都川はあふれていない可能性があります。

現地の聞き取り調査をしていないので詳細は不明ですが、
浸水被害が19時前後ならば、川があふれたわけではなく、
猛烈な雨により地表面を流れた雨水が低地の浸水を引き起こしたのかもしれません。


重ねるハザードマップに写真撮影場所を示したもの(こちら) そのKMLファイル(こちら)


※雨量・水位データ 千葉県県土整備部

 

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