HTMLとは具体的に何かを感じ取る為に、ここでは最低限のHTMLファイルの書き方を学びます。(但し、正しくはありません。あくまでも雰囲気です。)
まず、はじめまして。で紹介したメモ帳を起動します。起動直後は何も書いてないウィンドウのはずです。ここに好きな文章を書いて下さい。
私のホームページにようこそ! とりあえずHTMLを書いてみました。 まだ始めたばかりなので、色々と間違いがあるかも知れません。 何かご意見、ご感想などありましたら、bttb@i.amまでメールを下さい。 ----------------------------------------------------------------- 2000年4月25日作成
次に、今書いた文章をHTMLファイルとして保存します。
[ファイル]→[名前を付けて保存]で、ファイルが新規作成出来ます。ファイル名の所には、"*.txt"となっていますが、全て消して、"index.html"とファイル名を付けます。ここで、".html"は用語で説明した拡張子です。HTML文書には、拡張子にhtmlか又はhtmを指定します。
トップページのファイル名はindex.htmlにした方が無難です。これは何故かと言うと、もしindex.htmlを置いてないと、URLとして直接ディレクトリを指定した場合、そのディレクトリ内のファイルが表示されてしまうからです。index.htmlを置いている場合、URLとしてファイル名を省略して直接ディレクトリを指定しても、index.htmlが表示されます。
さて、上で作ったHTMLファイルをブラウザで確認してみましょう。次のいずれかの方法で表示します。
どうでしょうか。うまく表示されたでしょうか?改行がされてなかったり、空白が思った通りに挿入されてなかったりしませんか?
ちなみに、上で作ったHTMLファイルはこのようになります。
このように、HTMLファイルをブラウザで見ると、メモ帳での表示と異なって表示されます。これは何故かと言うと、テキストファイルをブラウザで表示させた場合、2つ以上連続した改行、空白、タブは1つの空白とみなされるからです。
改行や空白をブラウザで表示させるにはどうしたら良いでしょうか?
再度、メモ帳でindex.htmlを開いてみて下さい。開き方は、
の手順です。
index.htmlをメモ帳で開いたら、行の終わりに<BR>を挿入し、空白を入れたい所に空白の数だけ を挿入します。ここで、<はShiftを押しながら[ね]のキー、>はShiftを押しながら[る]のキー、&はShiftを押しながら[お]のキー、;は[れ]のキーをそのまま押します。いずれも、直接入力モードで打ちます。
上の例では次のようになります。
私のホームページにようこそ!<BR> <BR> とりあえずHTMLを書いてみました。<BR> まだ始めたばかりなので、色々と間違いがあるかも知れません。<BR> <BR> 何かご意見、ご感想などありましたら、bttb@i.amまでメールを下さい。<BR> -----------------------------------------------------------------<BR> 2000年4月25日作成<BR>
修正したら、ファイル→上書き保存をした後、再度ブラウザで確認してみて下さい。更新ボタンを押すか、又は、F5(Netscape Navigatorの場合はCtrl+R)を押すと、修正後のHTMLファイルが表示されます。
ちなみに、上の例を変更したHTMLファイルはこのようになりました。これでだいぶメモ帳で書いた文章に近くなったはずです。
以上のような流れがHTMLファイルの作成手順になります。つまり、
の作業を繰り返すことになります。