2021年お盆休み豪雨
大雨特別警報発表地域
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長崎県、佐賀県、福岡県、広島県に大雨特別警報が発表されました。 長崎・佐賀県の発表は2018年から4年連続です。福岡県は2017年から5年連続です。 広島県の発表は2018年以来2回目です。 大雨特別警報は数十年に一度の大雨を対象として発表されます。 「これまで経験したことのないような....」と解説されます。 ただし、長崎・佐賀は4年連続、福岡県は5年連続で経験していることになりますが.... 福岡県大牟田市では、5年連続で6回の被害を受けた農家があります。
(地図はMANDARA10で作成) |
九州北部に発生した線状降水帯
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気象レーダー(高解像度ナウキャスト)画像 線状降水帯は3時間の雨量で判断されるので、5分毎の強雨エリアとずれることがあります。 (気象庁WEBより動画編集) |
72時間降水量(期間最大値)と平年8月雨量との比較
オンマウスで平年8月との比較が表示されます。
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8月11日~20日の期間について、72時間降水量を地図化したものです。 マウスを重ねると、平年の8月降水量の何倍であったかが表示されます。 グーグルアース用kmlデータはこちら (地理院地図を開いてドロップしても表示できます。
72時間降水量の多い地点から並べると、上位は佐賀・長崎を中心とした九州北部が占めます。 平年の8月の降水量との比較では、広島県の地点が上位に現れます。 24時間・48時間・72時間降水量の1位記録リストはこちら (気象庁アメダスデータを用いて作図) |
停滞する前線
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日本付近には、 東西に長く、 前線が停滞しました。 例年ならば、 梅雨の末期(7月の中頃) に現れやすい 天気図の形です。 (気象庁解析・速報天気図) 【流れの場を観察] 8月13日午前3時頃の 地上付近の風の様子。 (こちら) 九州北部において 線状降水帯が 発生し始めた頃です。 |
梅雨前線の雲
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日本付近には 濃密な雲がかかっています。 マウスカーソルを重ねると 地上天気図が重なります。 動画でみる場合は(こちら) 8月14日7時~12時 上空の雲は早く動きます。 小笠原の西には、 西ノ島の灰色の噴煙 小笠原の南には、 福徳岡の場の 海底火山の 白い噴煙も映っています。 (雲画像:情報通信研究機構) |