規模の経済 (economies of scale)
規模の経済とは
長期費用曲線が規模の拡大にともない逓降していくこと。工場の規模が漸次大きくなるにともない、平均生産費を逓減させる傾向のこと。〔岩
波経済学辞典第3版〕
量産すれば製品当たり費用が安くなること 〔岩波現代経済学事典〕
生産規模を拡大したとき,産出量が規模の拡大以上に増大すること。〔有斐閣経済辞典第4版〕
大量生産の利益のこと。工場の規模が増大するにつれて生産量が飛躍的に増大すること。〔岩波小事典経済学〕
〔試論〕
工場等の生産能力(X)を増強しても必要な設備投資額(C)は同じ割合では増えないので、減価償却費が逓減し、平均費用も逓減すること。
C = a X ^b, b <1。 { " X ^b " とは「 Xの b乗 」}
化学工場では b =~ 0.6。これを「0.6乗則」( Six-Tenth Factor Rule, or 0.6rule)と呼ぶ。
仮説例
参考文献