メッセージMESSAGE

理事長メッセージ

建学の理念の基に発展を

学校法人駒澤大学 理事長:松原 道一

学校法人駒澤大学 理事長:須川 法昭

平成30年4月1日付で学校法人駒澤大学理事長に就任いたしました松原道一です。昭和44年の春に駒澤大学1年生として入学し、このたび縁有って、理事長という大役にて駒澤大学の門をくぐるのは約50年ぶりとなります。

私の好きな良寛さんの詩に
《花は無心にして蝶を招き
蝶は無心にして花を尋ぬ
花開く時蝶来たり蝶来る時花開く
吾も亦人を知らず人も亦吾を知らず
知らずとも帝則に従う》
とありますが、この貴きご縁と責任の重さを痛感し身の引き締まる思いです。

さて、駒澤大学は、1592年に江戸駿河台の吉祥寺境内に創設された旃檀林と称する曹洞宗の学舎を発足とし、426年の歴史と伝統を繋いで発展してまいりました。大学周辺の町並みは420年前は勿論のこと、私が入学した50年前とは全く様相が変わってしまいましたが、変わらぬものは本学の「建学の理念」であり、寄附行為第3条にあるとおり、「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神に則り学校教育を行う」ことであります。今や私立大学は、日本経済の低迷・急激な少子化の進行・低所得者の増加・グローバル化の加速度的浸透への対応・情報技術の高度化など、自らが臨機応変に対応しなければならない多くの課題に直面し、厳しい運営状況にあります。これからの時代、大学間競争に勝ち残るためには、教育の質の向上が第一と考えております。

明治15年に駒込吉祥寺から麻布北日ヶ窪に移転し、曹洞宗大学林専門本校となってから130周年を記念して、記念棟「種月館」が今年の3月に落慶し、施設の充実化を図っているところでございますが、何といっても教育は《人が人を創るもの》であり、共育とは、《教職員と学生たちが共に育つこと》であります。

建学の理念を再認識して、教職員が一丸となって前途有為な学生の育成と大学の発展の為に努めてまいる所存ですので、何卒ご支援くださいますようお願い申し上げます。また附属高校においても、教職員の尽力を以て平成30年度において、多くの入学生を迎えることが出来ました。

今後も関係学校が協力し合って本法人の発展に寄与してまいります。