鈴木大翔 大学駅伝初出走で区間賞「自分らしい走りができた」 藤田監督「エース候補で間違いない」
第38回出雲駅伝が10月12日に出雲市内のコースで行われ、駒大は7位となった。
| 出雲駅伝1区 区間タイム | |
|---|---|
| 鈴木大翔(駒大) | 22:42 |
| 石川浩輝(青学) | 22:48(トップ差+0:06) |
| 藤田大智(中央) | 22:51(トップ差+0:09) |
| 浅野結太(國學院) | 22:52(トップ差+0:10) |
| 天野啓太(日大) | 22:54(トップ差+0:12) |
1区に出走した鈴木大翔(経1)は、序盤からトップ集団でレースを進める。ラスト200メートルから圧巻のスパートを見せ、1年生で大学駅伝初出走ながら区間賞を獲得。2位の青山学院大、石川浩輝(2年生)と6秒差をつけ上岡煌(政2)へとタスキをつないだ。

レース後鈴木は「もう安心の一つしかない」と心の声を漏らした。「最初はオーダーを見る限り強い選手ばかりだったので、怖いという気持ちしかなかった。走っているうちに自分の調子とかも少しずつ分かってきて、自分らしい走りができたと思う」と振り返った。
レースプランについて問われると「普段から決めておくというより、その時その時で臨機応変に対応する感じ。いろいろなチームが強いと挙げられていたので、走りながらその時に合った対応を考えていた」と明かした。
前日の記者会見では藤田監督から注目選手として名前を挙げられていた鈴木。「期待していただいているのでやっぱりやるしかないという気持ちで臨んだ」と打ち明けた。

藤田監督は鈴木の走りについて「最近、駒大で区間賞は本当にトップ層の子たちを除くといなかった。それが久しぶりに1年生から出てきたのは、本当にプラスの収穫」と振り返る。
藤田監督は鈴木をハイペースでもスローでも、どんな展開でも対応できるクレバーな選手と太鼓判を押す。「今回も難しいレースだったと思うが、読むのが上手い。性格的な部分と持っている能力的な部分を考えた時に1区は絶対にハマる選手で『絶対1区でいくからその準備をしなさい』と早めに言っていた」と明かした。
そのうえで鈴木の走りは予想以上だったという。「上位で来てくれるだろうなとは思っていたが、そこからラスト200メートルで抜け出して6秒差をつけられたのは、ものすごい能力」と絶賛。「将来のエース候補で間違いない。これだったら全日本の1区も十分見えてきたし、これは楽しみ」と笑顔を見せた。

執筆者:岩月 孝樹


