仲井好投も9回表に暗転 土壇場で逆転許す




令和8年度東都大学野球秋季2部リーグ、対東京農業大2回戦が10月15日、等々力球場(川崎市)にて行われた。
スコア、戦評は以下の通り。
| 対東京農業大2回戦 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| チーム/回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
| 東農大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
| 駒 大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
◆戦評
1部昇格を目指す駒大。1回戦を落とした駒大は、何としてでも勝利をつかみたい2回戦に今季リーグ戦初先発となる仲井慎(法4)をマウンドに送った。駒大は初回に先制し、仲井の好投で試合を優位に進める。しかし、9回表に2点を奪われ、1対2で逆転負けを喫した。
1回裏、先頭打者の①眞邉麗生(法3)が四球で出塁すると、②水畑秀汰(政4)の左前打、③知花慎之助(法3)の四球で無死満塁の好機を演出。ここで打席に立った④西田翔哉(法4)の二ゴロの間に三塁走者が生還し、先制に成功する。その後④西田の牽制死と⑤永野陽大(仏3)が三ゴロに倒れ追加点につながらない。
4回表、先頭打者と後続に安打を浴び、無死一二塁のピンチを作るが、水畑が一二塁間を抜けそうな打球を捕り、二塁でアウトにし一死一三塁とする。その後、疋田悠真(仏4)が飛び出した三塁走者を刺すと仲井が三振で抑えピンチを切り抜ける。
一方の打線は、三回裏に①眞邉の内野安打と相手投手の失策で無死一二塁の好機を迎える。しかし、③知花が併殺打に倒れるなど、追加点にはつながらない。その後も相手投手の坂下(東農大)の前に打線が沈黙。四回以降は安打が出ず、追加点を挙げられないまま試合は終盤へと進んだ。
試合が動いたのは9回表。ここまで1点のリードを守ってきた駒大だったが、先頭打者に三塁打を浴び、後続に適時左前打を放たれ同点に追いつかれる。さらに、左翼手の頭を超える適時二塁打を浴び逆転を許す。
9回裏、逆転を許した駒大は反撃を試みるも、最後まで得点を奪えず試合終了。
仲井が8回まで無失点に抑えた一方、打線はわずか2安打に終わり、序盤に挙げた1点を守り切れなかった。終盤まで接戦を演じながらも、最後に勝利を逃した駒大。次戦は優勝争いを繰り広げる専修大学との一戦。何としてでも勝ち点を奪いたい駒大は、試合で浮き彫りとなった課題を修正し、専大戦に向けて改善を図る。




◆インタビュー
◆香田誉士史監督
ーー仲井慎選手(法4)が先発ということは初戦負けたことで2回戦にかけようということか
「チームとしても考え方は同じで、ミスもあったが、何とか最後まで1点を守り切りたいという展開だった。最終回も仲井はよく投げていたし、中飛になると思った。しかし、以前からレギュラーとして出場している選手の基本的な姿勢や、やるべきことが疎かになっていたため、あのような結果につながったと思う。可能性がある限り勝ち点4を目指していくだけだが、これで学習してムードも上がらないのであれば多分そこまでだと思うし、これを跳ね返していかないといけないと思うので反省点はしっかり出して何が良くて、何が良くなかったのかを修正しきれなければそこまでだなという感じ」
ーーなかなか打線が初戦、2回戦と良くなかったが
「体のキレやいろんなスイングの思い切り、結局積極性とかなんかちょっとした噛み合いのところだと思うので、次の専修大学に向けてやっていくだけ。全部勝てれば良いんだろうけど、そうじゃないこともある中で、次どうできるかがまずは重要」
ーー次の最終節でもう一つ選手らの力が試されるということか
「その通り。そこで落ちているようではレギュラーで出ている選手もその資格ない」
ーー安打が2本で、最終回に代打はあったが、その前の回までで代打策という考えはなかったのか
「1対0でずっと展開してたので、当然守備を重視した考え方で守備位置が変わらないことっていうのは重要だなと思った。ちょっと守備位置を動かすことによって流れを変えてもいけないし点は取れてなかったんだけど、仲井がしっかり投げてたので、変えるとしたら指名打者ぐらいかなというような考えでいたという感じ」


