激闘の末ドロー、昇格の行方は最終節へ
JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦 第21節・山梨学院大戦が11月9日に開催された。結果は以下の通り。


| スコア | |
|---|---|
| 駒大 1-1 山学大 |
| 得点者 | |
|---|---|
| 52分 | [駒]石川 大也 |
| 85分 | [山]金津 力輝 |
勝てば1部昇格が決まる一戦。
ホームの玉川キャンパスで行われた第21節、駒大は2部11位の山梨学院大と対戦した。
前半は攻守が激しく入れ替わる展開。
序盤は駒大が攻め込む場面が多く、流れを掴むもなかなか得点につながらない。山学大のテンポの速い右サイドを起点としたカウンターに苦しむ場面もあったが、GK永田陸(営4)はこれを冷静にセーブしゴールを守り、0-0で前半は終了。
後半7分、均衡を破ったのは駒大。仲間のパスを受けた石川大也(歴1)が冷静に流し込み先制点を奪う。勢いに乗った駒大は点を重ねるべく果敢に攻めチャンスを作り出す。しかし後半38分、山学大のサイドから切り込む攻撃に翻弄され、1点を返され同点に追いつかれる。最後までゴールを狙うも、勝ち越しの1点は取れず1-1で試合終了。
惜しくも1部昇格はお預けとなった駒大は、11月15日(土)にホームで現在1位の法政大との最終節を迎える。
インタビュー
◆秋田浩一監督
ーー今日の試合を振り返って
「残念な結果」
ーー今日の試合のチームの改善点は
「頑張ったとは思う。だけど、走りで勝ってほしかった」
ーー選手たちに試合後どんな話をしたか
「最後納得の行く試合をしてほしい」
ーー今季リーグ戦も次節で最後となるが、どんな思いがあるか
「昇格して終わりたい」
ーー最終節の法政大戦に向けて
「勝って終わり、有終の美を飾りたい」
◆永田陸(営4)
ーー今日の試合を振り返って
「勝ち切れなかったということと、途中から出た4年生や代わった4年生が不甲斐なかった。チームを引っ張っていく存在として、厳しいなという感じだった」
ーーゲームキャプテンとして試合前やハーフタイムにチームにどんな声かけをしたか
「今シーズンのスローガンとして『拘一』を掲げていて、一試合一試合、目の前の試合、目の前の勝負にこだわることを常に意識していて、そこをみんなに意識させるように声をかけている」
一一次節は優勝や昇格がかかった一戦となるが、どんな準備をしていきたいか
「やることは変わらない。ラスト一試合になるが、何が何でも勝つという最高の準備をしようと思う」
ーー最終節の法政大戦に向けて
「もう勝つ以外ないので、他の結果というのは気にせず、自分たちで勝って優勝するというビジョンだけを持ってやっていきたい」
◆坂田陸(法4)
ーー今日の試合を振り返って
「負けはしなかったが、早稲田大が敗れた中で勝ち点3を取りたかった」
ーー攻め込まれる時間もあったが、その中でどんなことを意識してプレーしたか
「失点だけはしないようにしていたが、最後に決められたことが悔いの残る試合だった」
ーー次節は優勝や昇格がかかった一戦となるが、どんな準備をしていきたいか
「練習の成果が最後に出ると思うので、この一週間いい準備をして絶対に勝ちたい」
ーー最終節の法政大戦に向けて
「相手はタレント揃いで強いが、自分たちのサッカーをしたい」
◆石川大也(歴1)
ーー今日の試合を振り返って
「先制点はとれたが勝ち切ることができなかった。今日勝ってどうにか1部昇格を目指していたが、そう簡単ではなかった」
ーーゴールシーンを振り返って
「自分が何かしたというよりは、仲間が繋いでくれたボールが自分に来ただけだった。そこをいい形で流し込めた。チームのみんながとったゴールだったと思う」
ーー後半は先制点を挙げるも攻め込まれる場面も多かったが、課題はなにか
「前半が良くなかったので、後半はどうにか点をとりたいという気持ちをみんな持っていた。しかし1点取っても、もう1点とらなきゃいけないというのが駒大としての課題だと思う」
ーー次節は優勝や昇格がかかった一戦となるが、どんな準備をしていきたいか
「あまり気にしすぎることなく、自分の仕事を全うしたい。監督は本当にラストの試合なので、試合に出る選手はその思いを背負ってこの1週間準備していきたい」
ーー最終節の法政大戦に向けて
「全員で戦って、優勝と1部昇格を叶えられるように全員で準備していきたい」


