陸上競技部

DATE:2025.12.02陸上競技部

1年生の活躍光る-第325回日本体育大学長距離競技会-

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(撮影:川本凌生)

第325回日本体育大学長距離競技会が11月29日と30日、日本体育大学横浜・健志台キャンパス陸上競技場(神奈川県)で行われた。駒大からは10000メートルに植阪嶺児(経3)、篠和真(営1)、5000メートルに大和田貴治(地4)、工藤信太朗(地3)、秋山稟央(営2)、中野颯人(歴2)、井本正凪(法1)、及川栄志(経1)、大葉叡(G1)、上岡煌(政1)、増永一心(商1)、松村達也(地1)、三谷虎太郎(歴1)の計13名が出場。10000メートルで植阪、5000メートルで井本、上岡、増永が自己ベストを更新した。

11月30日の結果と選手のインタビューは以下の通り。

男子5000m 27組
11着
大葉叡(G1)
14分27秒10
男子5000m 28組
1着
井本正凪(法1)
14分15秒31 ☆自己ベスト
男子5000m 29組
12着
及川栄志(経1)
14分28秒02
男子5000m 30組
13着
三谷虎太郎(歴1)
14分25秒15
15着
中野颯人(歴2)
14分26秒45
男子5000m 31組
11着
増永一心(商1)
14分11秒08 ☆自己ベスト
18着
松村達也(地1)
14分16秒72
男子5000m 32組
3着
大和田貴治(地4)
14分03秒49
7着
上岡煌(政1)
14分06秒13 ☆自己ベスト
19着
秋山稟央(2)
14分18秒56
NCG男子5000m 1組
19着
工藤信太朗(地3)
13分56秒28

インタビュー

◆大葉叡(G1)

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ーー今日の調子は
「悪くなかった」

ーー今日のレースプランは
「大会の申請タイムを今の実力にあったタイムで申し込んだので、自分がレースを引っ張るということを考えて臨んだ」

ーーレース前に監督やコーチから言われていたことは
「時期的にも自己ベストが出やすいので、最低でも自己ベストという気持ちで臨むように言われた」

ーーレースを振り返って
「3000メートルまでタイムが良くないのは分かっていたので、3000メートルを過ぎて、自分で先頭に出た。出たのは良かったがそこから自分の実力を出し切れず、あまり良くないレースになった」

ーー前回の日体大競技会と比べて
「前回は、序盤遅くなったので、最後にスパートをかけられた。今回は、序盤は前回より速かったが、前回と比べてラストスパートが足りなかったと感じた」

ーー今後の目標
「12月にレースに出場させていただけるので、今回しっかりと反省して挽回したいと思う」

◆井本正凪(法1)

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(撮影:原田澪李)

ーー今日の状態や調子は
「2週間前の日体大競技会より少し体が重かった」

ーー2週間前の日体大競技会から今回までどのような調整をしてきたか
「最初の1週間は疲労抜きをメインにして、次の1週間で疲労を抜きつつしっかりと調子を上げていけるように考えて、練習をした」

ーーどのような目標を持ってレースに臨んだか
「チームが箱根に向かってやっているので、組で1着をとって勝ち切るレースと、最低限自己ベストを出すことを併せたレースが出来ればと思っていた」

ーー自己ベストだったこと含めレースを振り返って
「前回はスローペースで最後に出て勝ち切るレースだったが、今回は前回より早めに仕掛けたレースだった。スローペースになった時にすぐ出れなかったので、少しもったいないことをしてしまった」

ーーどのようなきっかけがあって途中先頭に出たのか
「さすがに出ないとやばいかなというのと、前回より早く出た方が同じレースではなく、少し良いレースになると思ったため」

ーー今後の目標
「チームが箱根に向かって練習をしているので、自分もメンバーに入れそうではないが、下から突き上げていきたい。また来年ハーフマラソンを走りたいと思っているので、新チームに向けてしっかりと練習を積んで頑張っていきたい」

◆及川栄志(経1)

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(撮影:川本凌生)

ーー今日の状態や調子は
「調子は良い感じで調整練習からできていたので、自信を持ってスタートラインに立つことができた」

ーー先々週も5000メートルを走ったが、そこから今日までどのような調整をしてきたか
「あまり距離を踏まずに、監督からの指示通りスピードを意識した練習をやってきた」

ーーどのような目標を持ってレースに臨んだか
「前回達成できなかった14分15秒切りを目標に、最後の1000メートルまで集団にいて、そこから切り替える目的を持ってレースをした」

ーーレースを振り返って
「最初か思ったよりもスローペースになって、最後切り替えられるレース内容だったが、そこで切り替えられず自分のスタミナ不足や実力不足を感じた」

ーー今後の目標
「もう1度練習を1からやり直して、特に距離(を踏んだ練習)を意識的にやり、これからスタミナをつけてラストの切り替えができるようにしていきたい」

◆三谷虎太郎(歴1)

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(撮影:藤原菜那)

ーー今日の調子は
「今日の調子は疲労がある中でのレースとなったがそこまで状態が悪くないレースだった」

ーー今日のレースプランは
「前半抑え気味で入って、後半上げて14分最低でも1桁辺りで、13分狙えたらなと重いレースに挑んだ」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「ラストで上げろ」と言われていた

ーー今後の目標
「練習をしっかり積んで3月のハーフで自分が満足のできる結果が出せるように頑張りたい」

◆増永 一心(商1)

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(撮影:原田澪李)

ーー今日の調子は
「朝起きて、結構体が軽かったのでタイムが出る状態だった」

ーー今日のレースプランは
「ある程度人数もいたので、集団の流れに乗って最後仕掛けてタイム出すこと」

ーー監督から言われていたことは
「『おそらくペースが上がりきらないので、ラスト1周くらいからしっかり仕掛けて前に行けるように』との指示が出ていた」

ーー今後の目標
「今シーズンのトラックはもうないと思うが、年明けのハーフなどでしっかり結果出せるように練習を積んでいきたい」

◆松村達也 (地1)

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ーー今日の調子は
「悪くはなかったが、調整の段階で調整ミスで身体が軽すぎた。レースも足に力が入らなかった」

ーー今日のレースプランは
「3000メートルまでは集団にいて、そこから前に出て上げていこうと思っていた。3000メートルで1回前に出て4000メートルまではいい感じだったが、4000メートルからが良くなかった」

ーーレース前に監督やコーチから言われていたことは
「監督からは『ラストのスピードはあるから、それまで集団の流れに乗って走っていくように』と言われていた」

ーーレースを振り返って
「序盤からペースが遅くて、そこで余裕を持てなかった。後半も上げられなかったのが、タイムを出せなかった要因だと思う」

ーー今後の目標
「12月末にトラックで5000メートルがある。そこでタイムを出せるようにもう一度練習をして、調整していきたいと思う」

◆大和田貴治 (地4)

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(撮影:川本凌生)

ーー今日の調子は
「動き的には良かったので、しっかり13分台を確実に出すという狙いで走った」

ーー今日のレースプランは
「最初は大体1000メートルで早くなるので、そこは落ち着いて入って、徐々に上げていこうと思っていた。ラスト1000メートルを、2分40秒〜2分40秒切りというのを目標に走ったが、そのまま自己ベストと同じくらいの感じで走り抜いた」

ーーレース前に監督やコーチから言われていたことは
「ラスト1000メートルで、どれだけ上げられるかというのを言われていたので、そこは意識して走っていた」

ーーレースを振り返って
「終始余裕を持って行けたが、ラスト1000メートルに入ってから、もう一段階上げられないと、13分台は厳しいなと改めて感じた」

ーートラック最後の走りになるかもだったが、総合的に見てどうだったか
「やってきた練習は出せてるなという反面、もう少し練習を全体的に、距離もスピードもやらないと、上は目指せないなという感じだった」

◆上岡煌 (政1)

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ーー今日の調子は
「先週、走りきれてはないがレースに出て、あまり良いとは言えない状態だったが、当日になってある程度動いたので良かった」

ーーレースを振り返って
「最初から先頭に出ないようにしていたがペースが落ちたりなどして、中盤で少し前に出る形になった。後半で落ちてしまったのでそこが課題」

ーー監督から言われていたことは
「最近はスピードをしていたのでスタミナ不足ということがある中で『ラスト1周まで粘って、ラスト一気に上がるというレースプランで行こう』ということを言われていた」

ーー今後の目標
「1500メートルを関東インカレでやっていくが駅伝に絡むには5000メートル以降のレースも走れないといけないのでスピードもやりつつスタミナもつけていきたい」

◆秋山稟央 (営2)

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ーー今日の状態や調子は
「練習は積んでいたが1500メートルをやりながら今回5000メートルに臨んだ。以前までGgoatの方で練習していたがそこで調子を崩してしまって、1度全体に戻ってからの練習だったため、調子は上がり途中だった」

ーーどのような目標を持ってレースに臨んだか
「13分台を目標に走った」

ーーレースを振り返って
「序盤のペースは自分なりには落ち着いていたが、練習で距離走が積めてなかったので体力面があまりなく、後半ズルズル落ちる展開になった」

ーー今後の目標は
「今年はもう1度か2度レースがあるので、そこでもう1度13分台を狙えるように距離走などのポイント練習をしっかり積めるようにやっていきたい」

◆工藤信太朗 (地3)

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ーーどのような目標を持ってレースに臨んだか
「先週の1500メートルで内容が悪かったので、5000メートルでは切り替えて、粘れるところまで粘り切ろうと思った」

ーーレースを振り返って
「3000メートルを8分06秒で通過できて、粘ろうと思ったがスタミナが足りなかったことと、疲労抜きが上手くできなかったため、大失速してしまった。本当にもったいなく悔しかった」

ーー今後の目標
「今後は落合(晃・経1)と練習して得たスピードを5000メートルや10000メートルにも生かす練習を積み重ねていく。結果が全てなので死ぬ気でタイムを出しに行きたい」

執筆者:川本凌生

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