その他部活動

DATE:2025.11.26その他部活動

理科大に完敗。次戦の3部・4部入替戦へ向け、田中主将「恩返しできるように頑張りたい」

11月15日、駒大玉川キャンパスにて、2025関東大学ラグビーリーグ戦3部対東京理科大戦が行われた。
駒大ラグビー部は最終戦に8対41で敗れた。今戦、駒大高ラグビー部員も応援に駆けつけ、声援を届けた。次戦は、12月に行われる3部・4部入替戦に挑む。

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(全て提供:久田紘輝様)
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駒大 8ー41 東京理科大
前半 3-20
後半 5ー21

◆インタビュー

◆石丸裕 監督

ーー今日の試合を振り返って
「メンバーがけがやインフルエンザ等でフルで揃わない中、やるべきことをまずやろうと取り組んだ試合で、その部分は出せた。しかし、普段の生活・練習で守れていない規律の部分が、ペナルティや反則としてが多く出てしまったと分析している」

ーー今季全体を振り返って
「31年ぶりの3部の舞台に上がり、レベルの高さを学生やスタッフも感じたと思う。やはりこの舞台で戦えることが幸せだということが分かった。この場所でまた戦えるように入替戦は勝ちたい」

ーー今後の目標
「まずは目の前の入替戦に向けてしっかり3週間準備をし、良いゲームをして残留すること。その先、駒大ラグビー部が、駒大の代表として誇れるような部活動になるというのが今の我々スタッフの目標。学生たちにもそういう気持ちを持って取り組んでもらいラグビー部にいて旅立ってほしい。そういう部活になれるように一歩一歩着実に歩んでいきたい」

◆山口魁紀 副部長

ーー今日の試合、今季を振り返って
「3部に上がって初めてのシーズンで、もう少しやりたかった。やはりもっとできる。点差もそんなに開かないというのをイメージして選手たちも練習してきている。点数といった結果に結びついていないことが来シーズンの課題。あとは、どれだけ人数を増やすか」

ーーチームを分析して
「ずっと前から言われているが、上下で言いたいことを言えるチーム。だから、高い目標をみんなで共有して持って向かっていけば必ずレベルアップできる」

ーー来シーズンの目標
「まずは4月のリクルート活動をみんなで取り組んで、人数を増やす。より切磋琢磨できるシーズンにできたらと思う」

◆田中貴大 主将

ーー今日の試合を振り返って
「結果的には負けてしまったが、自分たちが決めたテーマや目標に向かって着実に力をつけていっていると感じるので、入替戦に向けては良い準備ができた」

ーー主将として今季全体を振り返って
「3部という新しいステージで、どうチームを引っ張っていくべきか最初は分からなかったが、最後は言葉だけではなくて、体でも示していけるような主将になれてきたと感じる。引き続き頑張っていきたい」

ーーラグビー部の4年間を振り返って
「自分が最初入部した当初に思っていた印象と違った。ゆるい雰囲気かと思ったが、やる時はやるという感じだった。良い先輩に巡り会え、良い後輩もでき、素晴らしい人たちと出会えてラグビーができていることが幸せ。関わってもらった人たちや、家族に恩返しできるように最後の試合を頑張りたい」

◆古谷亮太 副将

ーー今日の試合を振り返って
「思うところはいっぱいあるが、普段は負け続きで公式戦ここまで来て、今日も結果負けたという感じ。ただ、一戦一戦新しいステージで成長していると感じた。今日はシーズンを通して集大成だったと思う」

ーー今季を振り返って
「挑戦の年でもある。上のチームとやっていて、学ぶこともあるし、圧倒されることも多くあった。そんな中で、自分たちなりに答えを出して、それが成長の糧だった」

ーーチームを分析して
「駒大ラグビー部は部員が30人くらいと少なく、選手は25人ほど。上下関係が厳しくないので、みんなで仲良くフラットな関係でやっていて、それがチームワークや雰囲気が良い理由」

ーーラグビー部の4年間を振り返って
「長いが、個人的な話をすると、1年生から主力として出ていた。自分の中で役割が年を追うごとに変わっていったと感じる。やはり、4年として、チームを引っ張る。試合もそれ以外の場面でもお手本になるような選手にならないといけないという自覚を持てるようになった。1、2年生の頃はその意識は低い。年を追っていくごとに自分の意識が変わり、人としてもラグビー選手としても成長できた良い4年間になった」

◆駒大高ラグビー部 畠山和真 監督

ーー今日の試合を見ていかがだったか
「いつになく勝ちたいという気持ちが出ていて良かったのではないかと思う」

ーー高校生と大学生の違いはどこだと思ったか
「やはり経験値が違う。大学生は学生が主になって戦い方などを考えてやっていると思う。高校生は、ある程度の指針が示された上でやっていくので、主体性の部分はだいぶ違うのではないか思う」

ーー今日の試合を見て高校生の指導において生かせるポイントは
「今日高校生がすごい近くで試合を見させてもらって『キックをこうやって蹴ったら良いんだな』と話しているのを見た。やはり目の前で大学生のプレーを見たことでモチベーションにもなるし、自分の練習に生かしてもらえたら良い」

◆駒大高ラグビー部 橋本涼汰 主将

ーー今日の試合を見ていかがだったか
「大学生なのでタックルなど接点の部分が高校とはレベルが違った。そこがすごいなと思った」

ーー試合を見て自分たちの練習に生かせるポイントは
「コミュニケーションの部分で、トライされても『声出していこう』など、仕方ない部分や、やらないといけない部分を話し合っていたので、メリハリをつけるというところは今後の練習で生かしていきたい」

ーー駒大ラグビー部に入部したいと感じたか
「駒大に進学したら絶対にラグビー部に入ると思う」

執筆者:岩月孝樹

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