ここでは、ポジショニングの各プロパティについて説明します。
ボックスの表示位置を決定するための配置方法を指定することができます。 次のプロパティを使います。
値には次のものがあります。
positionで、static以外の値を指定した場合に、上下左右からの位置を指定することができます。 次のプロパティを使います。
値は次のものがあります。
具体的には次のように設定します。
「Positionの具体例」という文字が下から10%、左から100pxの位置に、色が#f33で、フォントサイズがx-largeで表示されているはずです。(但し、IE4とNN4のみ)
z-indexで重なりの順序を指定します。番号が大きいほど手前にきます。
<p> <span style="position:relative; top:0ex; left:0ex; z-index:3; font-size: xx-large; background-color: blue">HTMLについて</span> <br> <span style="position:relative; top:0.5ex; left:3em; z-index:2; background-color: red; font-size:xx-large;"> のメモ</span> <br> <span style="position:relative; top:1ex; left:3.5em; z-index:1; font-size:xx-large; background-color: green;"> です。</span> </P>
以上を、HTMLファイルに記述すると、以下の表示が得られます。 (CSSファイルではないので注意して下さい。)
HTMLについて
のメモ
です。
マージンを使って、文字を重ねることもできます。
まず、CSSファイルに以下のように書いておきます。
.t1 { font : italic 72px/72px Times, serif; color : rgb(0,90,156); text-align : center; text-shadow : 0.2em 0.2em; margin-top : 20px; } .t2 { font : bold 60px/60px Times, serif; color : silver; text-align : center; text-shadow : 0.2em 0.2em; margin-top : -60px; margin-bottom : 10px; }
次に、HTMLファイルには以下のように書きます。
<H1 CLASS="t1">Cascading Style Sheet</H1> <H1 CLASS="t2">Part 1</H1>
すると、次のように表示されます。
Part 1 | Part 2 | Part 3 | Part 4 | Part 5 | Part 6 | Part 7