卓球部

DATE:2025.09.21卓球部

秋季リーグ戦1日目 初戦・2回戦共に勝利で良い滑り出し!

9月10日から12日にかけて港区スポーツセンターで秋季・関東学生卓球リーグ戦が開催された。春季リーグで2部に降格となった駒大卓球部は、最短での1部復帰を目指す。

第1節 順天堂大戦

試合結果
駒澤大 W 4-0 L 順天堂大
加藤 渉(経4) W 3-0 L 三原 快斗
管 琉乃介(経3) W 3-0 L 冨岡 倖多
嶋田 碧虎(営1) W 3-0 L 髙木 想楽
坂田・管 W 3-1 L 坂東・三原
池田 康智(仏1) 0-0 坂東 泰和
日髙 智貴(経2) 0-0 吉村 響
坂田 陽哉(商1) 0-0 吉田 尚生

①加藤 渉

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加藤渉(撮影・伊東俊翔)

(1)11-9
(2)11-8
(3)11-5

秋季リーグ初戦に出場したのは4年生の加藤。第1ゲーム・第2ゲーム共に接戦を繰り広げるも、相手ペースに飲まれることなく点差の小さなゲームを制する。第3ゲームでは加藤が試合の流れを掴み、点差をつけて第1試合を勝利で終えた。リーグ戦初戦からストレート勝ちと4年生の加藤が後ろに繋がる良い流れを作った。

②管 琉乃介

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管琉乃介(撮影・大木愛弓)

(1)11-9
(2)11-8
(3)11-6

2試合目には管が出場。1番手の加藤が作った良い流れをこのままキープしたいところだ。第1ゲームから激しいラリーを繰り広げるも、相手に押されることなく勝利を収める。接戦となった第2ゲームも管が獲得すると、第3ゲームは点差をつけて逃げ切り、管がこの試合を制した。

③嶋田 碧虎

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嶋田碧虎

(1)11-8
(2)11-6
(3)11-2

第3試合に出たリーグ戦初出場の嶋田は、第1ゲームから接戦を展開した。果敢に攻め、互いに相手のミスを狙う。最後は嶋田が相手のネットミスを誘い11-8で第1ゲームを先取。第2ゲームでは先ほどより点差を付け、11-6でこのゲームも嶋田が獲得する。第3ゲームではネットミスを上手く誘い、先制から連続で一挙6ポイントを獲得する。そのまま勢いに乗った嶋田は相手に隙を与えず、11-2で勝利。リーグ戦初出場をストレート勝利で終えた。

④坂田・管ペア

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坂田陽哉(写真左)・管琉乃介

(1)11-4
(2)11-7
(3)9-11
(4)11-9

こちらもリーグ戦では初となる組み合わせの坂田・管ペア。第1ゲームから相手と激しいラリーを繰り広げるも、落ち着いて試合を進め第1ゲームを先取する。第2ゲームは相手の先制からスタートし、第1セットとは変わって点差の小さなゲームとなるも、流れはそのままに勝利する。第3ゲームはミスショットが目立ち第2セット同様点差が開かないゲームに。途中のリードを活かせず、第3ゲームは2ポイント差で惜敗となった。試合の流れを戻して勝利したい第4ゲームも駒大が先制する。相手の粘りに苦戦するも、最後は決めきり第1節勝利となった。

第2節 東洋大戦

試合結果
駒澤大 W 4-0 L 東洋大
加藤 渉 W 3-0 L 柳沢 瑠玖
日髙 智貴 W 3-0 L 大貫 尚哉
原 圭佑(地2) W 3-0 L 天野 文隆
坂田・管 W 3-0 L 大貫・横部
管 琉乃介 0-0 助川 宏成
坂田 陽哉 0-0 横部 叶愛
池田 康智 0-0 榎 海登

①加藤 渉

(1)11-8
(2)5-11
(3)11-5
(4)11-6

順天堂大戦に続き第1試合には加藤が出場。第1ゲームは先制から連続で6ポイントを決めるなど相手に隙を与えないプレーを見せる。中盤ミスが目立ちあと一歩のところで10-8まで追いつかれるも逃げ切り第1ゲームを先取する。第2ゲームは一転して相手の先制から連続で4ポイントを奪われると、流れを相手に持って行かれてしまう。第3ゲーム以降は加藤が立て直し、点差をつけた状態で第3・4ゲームともに勝利を収めた。

②日髙 智貴

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日髙智貴

(1)11-7
(2)11-8
(3)11-6

第2試合は2年の日髙が出場した。第1ゲームは日髙が先制すると、お互いにミスが目立ち点差の小さなゲームを繰り広げるも、日髙が逃げ切りに成功し勝利。第2ゲームは相手の先制からスタートし序盤は相手にリードを許す。7-7とまで追いつくと相手を押し切ってこのゲームも日髙が獲得した。第3ゲームも終始リードを保ち、第2試合は日髙がストレートで勝利となった。

③原 圭佑

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原圭佑

(1)12-10
(2)14-12
(3)15-13

3番手に登場した2年の原は、前回の春季リーグでリーグ戦初出場を果たすも、惜しくも敗北。今回の試合で初勝利を飾りたい。第1ゲームは原が9-9まで追いつくと先にマッチポイントに到達。試合の行方はデュースへと持ち込まれるも、原が決めきる。第2・第3ゲームもお互いにリードを許さない展開が続き、デュースへと突入。ミスが目立ち苦戦する展開も見られたが、ゲームの流れを相手に完全に渡すことはなく3ゲームともデュースの末に原が勝利し、リーグ戦初勝利を手にした。

④坂田・管

(1)11-7
(2)11-9
(3)11-8

このまま勝利してストレート勝利を手にしたい第4試合。第1ゲームは駒大が先制すると、ネットミスを誘いつつ10-4とマッチポイントに到達。あと一本が出ず点差を詰められるも、11-7で無事第1ゲームを獲得。第2ゲームは序盤からかなり接戦となるも、最終的にはうまく相手のミスを誘いこのゲームも駒大が獲得する。第3ゲームは相手にリードを許す。しかし4-8から坂田・管ペアが怒濤の追い上げを見せ11-8でストレート勝利を手にした。第2節は全試合ストレートで勝利し、駒大により良い流れをもたらす結果となった。

大会2日目は第3節大正大戦と第4節國學院大戦が行われる。勢いそのままに第3節以降も勝利し、駒大は1部復帰をものにできるか。

インタビュー

◆嶋田碧虎(営1)

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――順大戦を振り返って
「自分にとって大学リーグのデビュー戦だったが、思った以上に良いプレーができた。試合中は自分のことよりもチームを盛り上げられるように意識し、チームも盛り上げられて勝つこともできた」

――今日の試合で見つけた改善点
「打球ミスが目立ったので、今後試合に出る際は気をつけたい」

――明日以降の試合について
「最後まで油断せず、全勝で1部復帰できるように頑張りたい」

◆原圭佑(地2)

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――東洋大戦を振り返って
「2勝0敗と良い流れの中で自分は3番手で出場し、入る時の流れが良かった。点数は競る場面が多かったがゲームカウント3-0で勝ち切ることができた」

――リーグ戦初勝利の感想は
「1部で1度試合に出場していたため2回目の出場だった。2部で勝利するのはもちろんうれしいが、1部に復帰して活躍できるようになりたい」

――3ゲームともデュースだったが心境は
「取りたくても取れないポイントがいくつかあったが、最後は思い切っていけたのが良かった」

――今後につながる改善点はあるか
「途中からバックハンドが不安になり、入らなくなってしまった。その部分をしっかりと強化し、幅広い戦術で戦えるようにしていきたい」

――今日の試合で良かった部分は
「デュースで勝ち切ることができた」

――明日以降の試合について
「起用していただけるか分からないが、出番が来たら勝ってチームに貢献できるように頑張りたい」

執筆者:大木愛弓

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