ライフサイクルゲームを通じた金融・人生設計学習

2025年11月11日の小野瀬ゼミ(演習Ⅱ)において、研修プログラム「ライフサイクルゲーム」を行ないました。このプログラムは第一生命保険株式会社の石川夏那氏(2018年市場戦略学科卒)と中谷佐和子氏のご協力を得て実施されました。

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企画を説明する石川夏那氏(右側)

当プログラムで活用した「ライフサイクルゲーム」は、参加者がすごろく形式で人生を仮想体験するシミュレーションツールです。目的は、日常生活における結婚、住宅購入、金融商品(iDeCo、NISA等)の選択、および予期せぬトラブルといった重要なライフイベントを疑似体験し、参加者の金融リテラシー向上と人生設計への主体的な関与を促すことにあります。

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プログラムを通じて体験する主な要素参加者はゲームの進行に伴い、iDeCo、NISA、生命保険などの金融商品の選択と運用、結婚、住宅購入などの大きな支出とその後の収支への影響、また災害や病気といった予期せぬトラブルへの対処と保険の重要性といった資金計画やリスク管理を疑似体験しました。

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プログラムの後半では労働期間終了後の資産状況と生活設計にはいることで、単に「お金を稼ぐ」ことだけでなく、「どのように運用・管理し、リスクに備えるか」という長期的な視点と、老後のステージへの準備の重要性を体感できる構成となっていました。

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中谷佐和子氏による総括

参加者からは「iDeCoやNISA、生命保険などの仕組みを、ゲームを通じて楽しく具体的に学べました。」「保険への加入、家の購入、株の売買など、人生を左右する選択として真剣に向き合う必要性を感じました。」といった感想がありました。知識としては知っていても、実際に体験すると全く異なる経過をたどることに気づき、より深く理解できたようです。

ありがとうございました。