硬式野球部

DATE:2026.04.07硬式野球部

仲井が圧巻の投球‼ 打線もつながり初戦白星スタート‼

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7回無失点と好投した仲井(撮影・廣岡拓真)
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2安打を放った知花(撮影・前田琴音)
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リーグ戦初登板の寺田
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眞邉と永野を迎えるベンチ

令和8年度東都大学野球春季2部リーグ、対拓殖大1回戦が4月7日、等々力球場で行われた。

昨年の秋季1部・2部入替戦で立正大に敗退し、2部降格となった駒大。最短の1部復帰を目指す戦いが始まった。

スコア、戦評は以下の通り。

対拓殖大1回戦
チーム/回 1 2 3 4 5 6 7 8 9
駒 大 0 0 0 2 1 1 2 1 0 7
拓 大 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4

◆戦評

駒大打線は3回まで毎回走者は出すものの、拓大先発の高岡を攻めあぐね、得点を奪うことができない。

先発の仲井慎(法4)は3回裏に2死一、二塁から、生田目(拓大)に中安を放たれるも、眞邉麗生(法3)の好返球により本塁タッチアウト。ピンチの芽を摘み、先制点を与えない。

ピンチを脱した4回表、先頭の②西田翔哉(法4)が右中間へ二塁打を放つと、昨春の2部リーグMVP③眞邉が適時三塁打を放ち待望の先制点を獲得する。続く④永野陽大(仏3)も犠飛を放ち、追加点を獲得し、試合の主導権を握る。

リードを広げたい5回表、先頭の百瀬和真(法4)が中安で出塁。その後2死三塁とすると、①知花慎之助(法3)が左翼線への痛烈な適時二塁打を放ち貴重な追加点を獲得する。

6回表、③眞邉が中越えの二塁打を放ちチャンスメークすると、続く④永野が一塁線を破る適時二塁打を放ち1点を追加する。

勢いに乗った打線は7回表にも1死一、三塁から、②西田が右中間を深々と破る適時二塁打により2点を追加し、着実にリードを広げる。

8回表、⑤疋田悠真(仏4)の四球と途中出場の⑥辻田剛暉(商3)の遊安でチャンスを拡大すると、⑦百瀬の犠飛で1点を追加し、さらにリードを広げる。

8回裏には、仲井に代わり寺田七将(経1)がリーグ戦初登板となるマウンドへ。拓大に2死一、二塁とチャンスを作られるも、要所を締めて得点は与えない。

9回裏、同じくリーグ戦初登板の八木隼俊(法1)が拓大打線につかまり1点を返されると、後を受け登板した上川床勇希(仏2)も拓大打線の猛攻を受け4点を奪われる。しかし後続の反撃を断ち7対4で逃げ切った。

最終回に課題は残すも7対4で勝利を収め、リーグ戦白星スタートとなった。

◆インタビュー

◆香田誉士史監督

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ーー初戦を振り返って
「初戦特有の難しさもある中で、試したい部分や今後につながる部分の両方が見えたのは良かった」

ーー仲井投手は途中で交代したが
「同点でスタート、終盤で力尽きるような采配をしてはいけない。接戦の終盤でいきなり使うのではなく、まずは投げさせやすい場面で経験させたかった。失点はしたが1年生がオープン戦から公式戦でどう変わるのかを見る意味もあった」

ーー仲井投手の投球内容
「良かったと思う。カウントの作り方など、もっと簡単に打たせられる場面もあったが、要所要所で締めていた。パワーピッチばかりになるとランナーを置いたときはきつくなってくるとは思うが、成長はしている。オープン戦通りのピッチングをしてくれた」

ーー走塁面は積極性が裏目に
「ダブルスチールの場面は裏目に出たわけではない。特にあのケースはショートの位置を踏まえると自重するべき場面だった。難しい判断ではあるが痛いミス。練習でできることをそのまま実践することが大事。練習をしていてもあの判断になるとやってるつもりになってしまう。春の円熟していないチームの若さが出た」

ーー監督として5季目を迎えるが
「年々落ち着きは出てきているが、それが悪い方向に出ないようにしたい。いろいろなことが見えるようになってきた中で、今日は普段通りできた」

ーー仲井への期待
「去年の悔しさを一番感じているのは本人。本人も『自分が勝たせる』と言っていた。その言葉通りチームを引っ張っていってほしい」

ーー仲井は力みがないのが良かった
「今年に入ってからずっと良い。やっていることが出せている。物凄く成長している」

ーー仲井は最高球速155㌔
「ギアを上げたときは強いボール。力感がないときは差し込むようなボールが投げられている」

ーー背番号について
「本人が18番を希望してつけているもので、特別な伝統というよりは本人の意思によるもの」

ーー打線・起用について
「スタメンはある程度固まってきている。打順も大きな迷いはない。DHの起用のみ試合直前まで悩んだが、1、2年前と比べて鉄板ができている」

◆仲井慎(法4)

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ーー先発だからと高ぶることはないのか
「特に何も(ない)。別に緊張するタイプでもない」

ーー元々なかったのか
「野球で緊張することがあまりない。そのまま(試合に)入ることができている」

ーー中にはアドレナリンが出るから緊張した方がいいというが
「緊張しなくてもアドレナリンは出る」

ーー確かに淡々と投げるが
「序盤はちょっと様子見で上げていった部分はあるが、そこから相手の力量を見ながら、しっかり淡々と投げられるってことだけを考えてやった」

ーーそこは三振の意識はなかったのか
「基本的にもう打たせて取るようには意識的には思っている。この冬ぐらいからずっとやってたことなので、そこは三振にこだわっていない。ピンチの場面になったら三振を取らないといけない場面もあると思う。そこに余力を残しておくというか、本当に初めは打たせて取るっていうことだけ(を意識している)」

ーー唯一のピンチの場面で、生田目(拓殖大)に中安を打たれたが、どういうイメージで抑えたのか
「打たれたがあれはファールになると思っていた。ファールになれば最終的には落として三振か引っ掛けさせるというプランでやっていたが、ちょっと甘めに入ってしまった」

ーー軽々と投げるように見えるが
「さっきも言った通り、ピンチの時に余力を残しておくようにしている。一番ピンチじゃない時はもう普通に(投げている)」

ーー何割ぐらいか
「7割ぐらい」

ーー逆にたくさん投げるから球が走っていったのか
「逆にそっちの方が指かかったりすることもある。逆に思いっきり初めから力入れて投げようとすると、スピードガンとしては(球速が)出てるかもしれないが、球自体はあまりいかない時もある。逆にバッター的にはそっちの方がいいんじゃないかなと思っている」

ーー3回裏に2番の佐藤(拓殖大)に四球を出した時は155㌔だったが、そんな感覚はあったのか
「はい」

ーー今までのマックスは
「155㌔」

ーーそれは自分の中で出しに行って155㌔だったのか
「出しに行ってというか、あの時はだいぶピンチの場面で、もうギアを上げてというところだった」

ーー出たなみたいな
「そんな感じだった」

ーー出そうと思って今投げていないのか
「出そうと思って投げていない」

ーー主将はこれまでの野球人生で経験はあるのか
「小学生の時にやったことある。そんなに重みを感じることは今までなかった」

ーー今回は主将に指名されたのか
「はい」

ーー久々に主将としてやる野球は
「別に特に変わらない。倉重(和宏・現4)と2人でやっているが、基本的には倉重がとても引っ張ってくれている。僕は投手という立場もあるので、投手を引っ張るというところもある。基本的には倉重の方がやってくれてるのかなとは思う」

ーー入替戦で負けて悔し涙を流していたが、野球人生であれだけ悔し涙を流したことあるのか
「あまりない」

ーーそういう意味で、今季の野球というのはどのようなものか
「去年の入替戦に関しては、僕で負けたのが一番。チームがどう思ってるかどうかわからないが、僕が落としてしまったので、この春は僕が逆に上げて、秋は勝たせるということだけを考えてこの冬やってきた。気持ちとしては今シーズンが一番高ぶっているものであるかなと思う」

ーー背番号18は自分で選んだのか
「はい」

ーーなぜ18番なのか
「何番がいいか聞かれて、エース番号は18だなと思ったので18がいいですと言った」

ーー番号を聞かれるものなのか
「初めて聞かれた」

ーーその時1番は候補になかったのか
「1番は倉重がつけるので、そこにこだわりはなかった」

執筆者:大岸颯太

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